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第401話

Auteur: シガちゃん
祐一への憎しみは本物だった。その薄情さが骨の髄まで許せない。だが、それ以上に――由奈の存在が憎い。彼女のせいで、自分の計画がすべて狂わされた。

もし由奈が現れなければ、いまごろ自分は祐一と結婚し、目の前の悪魔からも逃れられていたはずだ。

圭介はグラスの酒を軽く揺らしながら、彼女の瞳に宿る激しい憎悪を眺め、くすりと笑った。「なら、まずはお前の覚悟を見せてもらおうか」

歩実は一瞬、言葉を失う。次の瞬間、彼の表情の意味を悟り、血の気が引いた。

……

午後。由奈は足早にエレベーターへ乗り込んだ。だが中に倫也の姿を見つけ、思わず足を止める。

目が合った瞬間、彼女は視線を逸らし、軽く笑って挨拶した。「……お疲れ様です」

そう言って、距離を取るように壁際へ立つ。

倫也は彼女の後ろ姿をじっと見つめ、目を細めた。「今日はずいぶんよそよそしいですね」

由奈は口元を引きつらせる。「そんなことありませんよ」

「さっき、目を逸らしたでしょう」

言葉に詰まり、ゆっくり振り返る。「別に、逸らしてはいませんけど……」

――まさか、盗み聞きしたことが気づかれているのか?

胸の奥がざわつく。気ま
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