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26話

مؤلف: 東雲桃矢
last update تاريخ النشر: 2026-06-30 19:19:36

「それで、どこに行く? 画材屋か? 行きつけは?」

「ちょっと待ってて」

 百合は自分がよく行く手芸店を検索し、住所も書かれたページを見せる。その手芸店はショッピングモールの中にある。普段はもう少し離れた場所にある手芸の街に行くが、最初はシンプルなものを揃えたい。それに、客や店の服やバッグなどを見て、参考にしたかった。

「モールか……」

 百合のスマホで住所を見ると、秋明は渋い顔をする。

「どうしたの?」

「人混みは苦手だ」

「意外ね。慣れてると思っていたわ」

「慣れているからといって、好きというわけではない。その理論が通るなら、ブラック企業が訴えられることなどないだろう」

「それもそうね。なら、別のお店にする? 少し遠いけど、専門店があるわ」

「いや、いい。モールには色々ある。ここでイーゼルも買えるだろう?」

「えぇ、あると思うわ」

「それなら、ここでいい。1回でできるだけ揃えたほうが、お前も楽だろ」

 そう言って、秋明はアクセルを踏む。車は静かに動き出し、道路に出る。

「あとでガレージを買わないとな。お前は免許は持ってるのか?」

 しばらく走っていると、秋明は思い出したように言う
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