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第41話

Author: るるね
last update publish date: 2026-04-16 23:59:40

「……いや……!」

 慎一の声音に滲むあからさまな脅し。

 滅多に見せることのない執着と、底意地の悪い悪戯めいた残酷さに、紗月はこの瞬間、本当に彼が口にした通りのことをやりかねないのだと信じてしまった。

 咄嗟に「いや」と叫んだその先で、紗月は慎一の深い眼差しとぶつかった。

 その瞳の奥には、一瞬だけ、かすかな温度を帯びた笑みのようなものが浮かんでいた。

 けれど、それは見間違いだったかのように、次の瞬間には跡形もなく消えてしまう。

 そんなものが善意であるはずもない。……きっと、また自分を嘲っているのだ。

 長年慎一と向き合ってきたからこそ、紗月はどうしてもそんなふうに考えてしまう。

 また、自分の思い上がりを笑われているのだと。

 次に返ってくるのは、きっとこんな言葉だ。

 ――「お前なんかを、どこの男が抱きたいと思う?」

 そんなふうに、さらに踏みにじられる覚悟までしていたが、事態は紗月の予想した方向には進まなかった。

「……は?」

 紗月の叫びを聞いた悠臣が、しばらく間を置いてから戸惑ったような声を漏らす。

 信じられないものを聞いたように。

 これだけの条件と待遇を提示して
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Comments (2)
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ko ume
ここまでされてもまだ慎一から離れられないのか?
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みっちゃん
極悪非道な慎一...️...天罰を受けて、死ねば良い...
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