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4. 「異世界ほのぼの日記2」103

Author: 佐行 院
last update publish date: 2025-07-20 09:32:01

-103 楽しく準備する-

 パン屋での勤務中にも関わらず店先で鋸を振るう光、これ程パン屋の制服が似合わない光景は今まであっただろうか。ラリーには「アーク・ビショップの相談を受けてやっている事だ」とはっきりと伝えてある、それが故に店長はこの状況を認めざるを得なかった。それどころか店で閑古鳥が鳴いているので一緒に手伝ってもいる、光はよっぽど暇になってしまったんだなと痛感させられた。

 ダンラルタ国王から受け取った竹を半分に割って中の節目の部分を割り、中をやすりで滑らかにしていく。そして最後に丸い穴をぽっかりと開けて、それを数本作っていく。

光「ちょっとあんた、さっきまで「例の物」って言ってたのに何急に「竹」って言ってんのよ。」

 すいません、聞こえてたんですね。この件2回目だな、ちゃんとマイクのスイッチ切っておかないと・・・、よし。

光「あれ?何だったんだろう。」

キェルダ「あんた何独り言いってんのさ、それより早く作業をしないと。」

ラリー「この細い竹はどうするんだ?一緒の様に割るのか?」

 実は太めの物と細めの物を各々数本ずつ用意してもらっていた、流石にこれで何をしようとしているのか
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    -360 早くしろ!!- 「秘密部屋」で1人黙々と片付けの作業を続けるイャンダの下にやっとこさでベルディが戻って来た、ただため息をつきたくもなる位に俺の予想通りだったが兄の右手では割れ煎餅が数欠片程握られていた。きっと口が寂しくならない様に貪りながらやって来たのだろう、別に「食うな」とは言わないがちゃんと後で掃除はしておけよ・・・?ベルディ「イャン、俺に何か聞きたい事でもあったんじゃないのか?(ボリボリ)」イャンダ「確かにそう言ったよ、だから戻って来て貰ったのは良いんだけどまだ食うつもりなのか?下に色々な物がぽろぽろと落ちているんだが今日からここは俺の部屋になるんだから掃除する方の身にもなってくれよ?」ベルディ「分かってるさ、それにしてもこれ美味いな・・・。(ボリボリボリボリ)」イャンダ「あのな・・・、さっき床を綺麗にしたばかりなんだぞ?後でちゃんと掃除してくれるんだよな・・・?」ベルディ「こんなに美味い煎餅が食えるなら掃除なんかいくらでもしてやるよ、ただちょっと待ってくれるか?(ボリボリ)」 この期に及んで何を待てと言うのだろうか、まさか・・・。ベルディ「やっぱり美味い煎餅は温かなお茶と一緒に食わないとな・・・。(ボリボリ)」イャンダ「待てよ、また戻るつもりか?まだ聞きたい事を聞けていないんだが・・・。」 このままでは「煎餅とお茶を求めたベルディが「秘密部屋」と台所を往復する」という事象がまるでスパイラルの様に何度も何度も発生しそうで怖い、俺的には兄がこの場にいる内に話を進めるべきだと思うのだが・・・。イャンダ「仕方ねぇな・・・、ちょっとだけで良いならここにもあるから話を聞いてくれ。」 深いため息をついた弟は『アイテムボックス』から例の割れ煎餅を取り出した、実は昨日3時のおやつとして食べていた物がまだ残っていたので本当は1人陰で楽しもうと思っていた様だが致し方なく兄と食べる事に。ベルディ「(ボリボリボリボリ)・・・。」イャンダ「(ボリボリボリボリ)・・・。」 それから数分の間煎餅を齧る音を除いて何故か静寂が部屋を包んでいた(何処かで見た様な件みたいだが気の所為か)、それからまたまた数分が経過した頃・・・。ベルディ「(ボリボリボリボリ)・・・。」イャンダ「(ボリボリボリボリ)・・・。」 いやまだ食ってたんかい!!いい加減話を進め

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  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」355

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