Accueil / 青春 / (改訂版)夜勤族の妄想物語 / 4. 「異世界ほのぼの日記2」104

Partager

4. 「異世界ほのぼの日記2」104

Auteur: 佐行 院
last update Date de publication: 2025-07-20 09:32:31

-104 イベントの傍らで-

 孤児院の子供達が飽きない様にと変わった物も含め味変を色々と用意していた好美、一般的な山葵や生姜は勿論、辣油にごまだれ、まさかの明太子マヨネーズまで用意している。明太子マヨネーズに至っては麺をくぐらせやすい様に、そして子供達が食べやすい様にとマヨネーズを多めにしておいた。

冷やしたうどんにも合うからと大根おろしや揚げ玉、葱まで用意してある。ここはセルフうどんの店なのだろうか。

 加工した竹を徹底的に綺麗に保ち、毎日表面を消毒液等で除菌し続けた上で魔法で出した綺麗な水により安心した状態で流しそうめんは行われた。

 好美の味変のお陰もあって心からイベントを楽しむ子供達、よほど人気なのか思った以上に減りが速い。好美は急ぎ調理場に戻り味変の追加を作りを行った。ただこのイベントで1番懸念される2つの問題をどうするかが課題だった、簡単に解決したが。

好美「素麺足りるかな・・・、店から持って来て追加すればいいか。子供達が飽きない様に茹でて氷水で絞めた拉麺も用意しておこう、店の宣伝にもなるしね。」

 好美はスマホを取り出し、この日店を回している副店長のデルアに電話した。
Continuez à lire ce livre gratuitement
Scanner le code pour télécharger l'application
Chapitre verrouillé

Dernier chapitre

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」415

    -415 神の加護- この世界においてこれまで色々な経験を積んでそれなりに名声をあげて来た巨大財閥代表取締役社長夫妻は「ステータス画面」にあった「鳳凰の加護」の文字に目の前が真っ暗になりそうになっていた、自分達が異世界にいる事を改めて実感したが正直言ってこの世界でもそうそうない稀な出来事だ。結愛(当時)「なぁ光明、俺達本当にこれを受け取ってもいいのかな。後で「この分を何かで返せ」とか言われかねないかな。」光明(当時)「十分にあり得る話だが、今は鳳凰様の御言葉を聞く事が最優先じゃないか?」 初めて授かった「神の加護」に改めて感謝する為に2人は鳳凰に向かって跪いた、ただどの様な効果があるのかは不明であるがちゃんと聞かなくても良いのだろうか。結愛(当時)「効果がどのような物であってもご加護を頂けるだけで有難い事なんだぞ。」光明(当時)「そうだぞ、あんたは受けた事あんのか?貴重な経験をしているんだぞ?」 そりゃあ元の世界(地球・日本)にずっと住む俺はずっと経験する事は無いだろうよ、それが故にどの様な物なのかが気になるってもんなんだ。結愛(当時)「全く・・・、しゃあねぇなあ・・・。鳳凰様、恐れ入りますが頂戴いたしましたご加護にどの様な効果があるのかをお教え願えませんでしょうか。」 改まった様子で目の前にいる存在を「神」として崇めだした結愛は先程とは打って変ったかのように丁寧な口調で話しかけた、ただその事は鳳凰に良い印象を与えなかった様だ。鳳凰「待てよ、どうしてそう堅苦しくなるんだよ。さっきみたいにしてくれよ。」 あの・・・、お言葉ですが流石に存在すら「伝説」と言われていた神様に対して先程の様な態度は誰だって取れませんって。鳳凰「おいおい、俺が直々にフランクに行こうって頼んでいるのにか?」 これが世に聞く「気が引ける」って奴ですよ、何となく抵抗しちゃうと言いますか・・・。鳳凰「そう言えばあんたも元に戻っちまってんじゃねぇか、どうしたってんだよ。」 いや・・・、念の為ここは結愛に合わせておこうかと思いましてね。駄目なら元に戻しますがいかが致しましょう。鳳凰「気持ち悪いから戻ってくれよ、勿論結愛もだぞ?」 本来ならかなりやり手とも言える「あの結愛」が自分に対し頭を下げて跪いているんだから「悪くない」と言うのが普通だと思うかもしれないが、やはりそこ

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」414

    -414 勘違いしてすんません・・・- 本人曰く、結愛自身は上手に2つのキャラ(いやモードと言うべきか)を使い分けているつもりではいるみたいだが自分の「悪ガキモード」と同じ口調をする神様を目前にして緊張を通り越してしまったらしいので逆に落ち着きまくっていた。結愛(当時)「ちょっと待てよ創造主、これでも結構驚いてんだぜ。俺だってこの世界で結構な年数を過ごしているけどまさか鳳凰様に会えるとは思えねぇじゃねぇか、まさかこんな人だったとは想像もしなかったからどうすれば良いのか分かる訳がねぇだろうが。」 おいおい・・・、「こんな人」って言ってしまうとお前も同じなんだぞ。「あの頃」守達がどれだけ驚いていたか忘れたと言うのか?結愛(当時)「思い出さすんじゃねぇよ、「あの頃(と言うか父との関係)」は俺の人生で最大の汚点なんだからよ。」 悪かったよ・・・、そんなつもり無かったんだってば。鳳凰「なぁ・・・、盛り上がっている所に悪いんだけどまさか2人で俺をほったらかしにするつもりか?」 い、いや・・・。そんなつもりは無いんですよ?一先ずお話を続けさせて頂きましょうかね、結愛も良いよな?結愛(当時)「勿論だ、俺自身進行を邪魔するつもりは更々ねぇからな。」 助かるわ、よし続きを始めるか・・・。 突如呼び出された結愛はさておき、鳳凰は一宿一飯の恩義をメンゾに返す事にした。結愛(当時)「ちょっと待て!!俺はこれで終わりかよ!!何の為に呼び出されたんだ!!」 特に何の理由も無い、鳳凰と結愛が同じ口調だから面白半分(いや100%面白)で呼び出しただけだ。一先ず優秀な社長様にはお帰り願おうかね、鳳凰様?鳳凰「待てよ、折角来てくれたんだ。何もせずに帰らせるのも悪いだろ、呼び出したのは俺だし何か仲間意識が芽生えて来たから礼位はさせてくれや。」 それは別に構わんが・・・、今は鶏舎で世話になっているあんたに何が出来るってんだ?鳳凰「あんたな、俺だって一応神様だぞ?神様が与えるとしたら「あれ」しかねぇだろ。」 あぁ・・・、「あれ」ね。上級古龍(ビクター・ラルー)がやってたやつね?鳳凰「おいおい、何と勘違いしてんだよ。」 えっとですね・・・、「ただ酒」ですよね?鳳凰「馬鹿か、あんたは・・・!!」 どうやら俺は勘違いをしてしまっていた様だ、だったら何だというのだろうか・・・

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」413

    -413 はい、結愛社長~- まさかこの世界にいるとは思わなかった伝説の鳳凰に会う事が出来るとは、しかも養鶏場の鶏舎で。と言うか神様をこんな所に入れたままにしておくのもどうかと思うんだがそこん所はちゃんと話がついているんでしょうね、メンゾさん?鳳凰「メンゾを責めないでくれや、俺がそうしてくれと頼んだんだよ。一応鶏に似た姿で現れちまったし、あんまり人がいない所で過ごすのも悪くないからな。」 そうなの?でも違和感が無いか?あんた(って呼んでも良いのか?)も神様なんだから神棚とかで奉られるべき存在じゃないかと思うんだよ、神棚は無くとも責めて鳳凰らしく屋根の上とかさ。鳳凰「そんな事しちゃあ俺の光で夜中に皆が眠れなくなるだろう、それに風邪引いちまったらどうすんだってんだ!!」 えっ・・・、神様って風邪引くの?初耳なんだが、古龍達はそんな事言っていたかな・・・。鳳凰「悪かったよ・・・、「風邪引いちまう」ってのは冗談だよ。」 何だよ、冗談かよ!!それにしてもまさかこの世界に存在すらしているかどうかが分からなかった鳳凰がまさかこんな口調だったなんてな、それに冗談をかましてくるとは・・・。鳳凰「駄目なのか?俺だって天界で過ごすのがつまらなくなってしまう時だってあるんだから冗談だってかますっての、それよりさっき言ってた奴を呼び出すんじゃねぇのか?」 「さっき言ってた奴」って・・・、あぁ・・・、結愛の事か。ちょっと待てよ、俺は良いけどメンゾが良いのか分からないじゃん?メンゾ(当時)「えっと・・・、呼びましたかね?」 暇を持て余していたからか、部屋の隅っこでナイリとツナマヨのお握りを食べていたメンゾはかなり気が抜けていた様だ。 因みにだがメンゾ、あんたはさっきまでの話をどこまで聞いていたんだ?メンゾ(当時)「えっと・・・、「苦しゅうない、面を上げい」まで・・・。」 結構聞き逃してんな、まぁ良いか。一先ず神様のご要望通り、ほーいっと!!結愛(当時)「いってぇ!!何なんだよいきな・・・、ってここ何処だよ!!」 突然元社員の経営する鶏舎に現れた貝塚財閥代表取締役社長は「何でもありの世界」で唐突に起こった出来事に動揺しまくっていた、まぁ普通はそうだろうな。メンゾ(当時)「貝塚社長!!どうしてこちらに!!」結愛(当時)「「どうして」って俺が・・・、いや私が聞きた

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」412

    -412 新たな一柱の存在- ナイリは鶏舎の奥で煌びやかに、そして神々しく輝く眼前の光景を未だに信じる事が出来ずにいた。ただただ立ちすくむ事しか出来ない上級鳥獣人(バルタン)、その目の前で先程からサングラスが必要な位に眩しく輝いているのはどう見ても・・・?ナイリ(当時)「メンゾ・・・、これは鶏だよな?食肉用の(ブロイラー)だよな・・・?」 目の前の神々しい存在が何なのかを必死に確認しようとしたが友人は答えようとはしなかった、何故なら光り輝く鶏の様な物に対してずっと跪いていたからである。メンゾ(当時)「馬鹿野郎・・・!!お前も早く跪け!!失礼に当たるだろうが!!」ナイリ(当時)「な、何だよ・・・。」 意味が分からないまま、そして言われるがまま仕方なくその場に跪いたナイリはそこまでしなくてはいけない様な存在とは一体何なんだろうかと気になって仕方が無かった。メンゾ(当時)「鳳凰(フェニックス)様、我が友が大変失礼致しました。」 未だに眩しく光り輝く眼前の存在に謝罪の意を表するメンゾ、それにしても今耳を疑ったが「鳳凰(フェニックス)」って言わなかったか(うっそだぁ~)?鳳凰「構わぬ・・・、その者は我の存在も知らなかったのだからこういった態度となるのも致し方ない。してその者、名は何という。」 唐突に名を聞かれどうする事も出来ないバルタンは「伝説」とも言われた存在に未だに声が出そうにもなく、ただその場に跪く事しか出来なかった。ナイリ(当時)「先程は大変失礼致しました、私めはナイリという者でございます。」鳳凰「ナイリか、よく分かった。さて、礼には礼だな。我も名乗らなければならないがこのままではちと話しにくいのう・・・、少し待っていてはくれぬか?」メンゾ(当時)「滅相も御座いません、どうかお気遣いなく。」鳳凰「メンゾよ、悪いが貴様に言っている訳では無い。我はナイリに対して礼を尽くそうと申しておるのだ。」メンゾ(当時)「はっ・・・、大変申し訳御座いません!!」鳳凰「分かれば宜しい、では少し待て。」 鳳凰がそう言うと段々とだが光の眩しさが弱くなって来た、そんな中で2人の目の前には和服姿の綺麗な女性が現れた。どうやら鳳凰も2人に気を遣って『人化』した様だ、それにしても「一柱の神」である古龍(エンシェント・ドラゴン)以外の神的存在が現れるとは想像もしなか

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」411

    -411 秘密- 興味津々のナイリに心が折れたので致し方なく鶏舎の中へと案内するメンゾ、ただ未だ本人はため息をずっと漏らしている様だ。ナイリ(当時)「おいおい、さっきからずっとため息ばっかりだが鶏舎を見られるのがそんなに嫌なのか?」 決してそんなことは無いと思われるが、まさか「自分は大罪を犯そうとしているのではないか」と少し不安になっていた上級鳥獣人(バルタン)。そして鶏舎へと案内している際に友人の方をずっと不安げにチラ見する上級巨獣人(タイタン)、これはただ事では無い様な気がする。 そんな中、息を飲みながらメンゾが鶏舎の前で突然足を止めた。ナイリ(当時)「あっぶね・・・!!な・・・、何なんだよ。」メンゾ(当時)「改めて確認しておいて欲しい事があるんだ、良いか?」ナイリ(当時)「ガチで何なんだよ、今までお前がそんな表情を見せた事なんてあったか?」 魔学校を卒業した時期を忘れていた事から考えると2人は結構長い付き合いだったと推測されるがメンゾがこの様な表情を見せたのは今回が初めてだったという、これは想像を絶する程の事態が起こったのでは無いだろうか。メンゾ(当時)「俺だってこんな事は初めてだから動揺してんだよ、正直言うけど今から明かす事は俺と親父だけの秘密にしようと思ってたんだから他の誰にも言うなよ?兎に角うちはブロイラーだ、「鶏」を扱っているという事は当然分かってくれているよな?」ナイリ(当時)「そりゃ勿論だ、レイヤーのうちと違ってお前の所がブロイラーだからこうやって勉強に来たんじゃねぇか。」 当初の目的をしっかりと覚えているナイリ、ちゃんと勉強しないといけないという気持ちが強いからかその手にはメモ帳がしっかりと握られていた。メンゾ(当時)「分かった、ただこの事は本当に「くれぐれも内密に」で頼むな。出来ればそのメモ帳もしまってくれると助かるんだが。」ナイリ(当時)「そこまでなのか?まぁ・・・、お前の気持ちが最優先だからそうするよ。」 ナイリが渋々とした表情でメモ帳を衣服のポケットにしまうと鶏舎の中へと入ったメンゾ、当然の事なのだが中では多くの鶏が生活していた。 そんな中、鶏舎の奥に何故か黒い布で覆われた場所があった。メンゾはその前まで友人を案内して再び立ち止まった、そしてゆっくりと息を整えだした。ナイリ(当時)「何でそんなに緊張してん

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   7. 「異世界ほのぼの日記3」410

    -410 やっぱりここは異世界ですからね- 新たな挑戦に胸を躍らせる上級鳥獣人(バルタン)は近所に住む上級巨獣人(タイタン)の友人が経営する養鶏場の鶏舎で真剣にメモを取っていた(今更言う事では無いが勿論2人共『人化』しているので種族など全く関係無いのだが念の為って奴さ)、因みに毎朝の餌作りの作業は朝一の習慣になっているそうだ。友人「一般的には食用油を原料としたペレットやグランブルがよく使われるけどうちは父ちゃんの代から小麦やトウモロコシを粒状にしてあげているんだ、やっぱり誰だって美味しい物が食べたいだろう?」 自分の仕事に誇りを持っていると言わんばかりの満面の笑みを見せる友人、本当に幸せなのが見て取れる(良い事良い事)。ナイリ(当時)「やっぱりな・・・、ただの油より美味しいものの方がいっぱい食べて良く育つって事なのかな。」 どうやらこの世界の鶏は我々のいる元の世界の物とは何処か違う様だ、ただ大切なのは肉の味と安全性である気がするが・・・。友人「まぁ親父も俺も料理が好きだから丁度良いんだ、やっぱり美味しさや食材に拘りたいじゃん?」 ぼんやりとした記憶だが、以前ダンラルタ王国にあるクァーデン家の奴隷として捕まっていた巨獣人(ジャイアント)達も調理師免許を取得する程に料理が好きだった気がする。それが上級であるタイタンとなると素材にも拘る様になるらしい、これがレベルの違いってやつなのかな。ナイリ(当時)「なぁ・・・、うちで育てた米を粒状にして餌にするのはどう思う?」友人「きっと良い鶏に育つと思うよ、お前んちの米って本当に美味かったもんな。」 実は養鶏場を経営する傍らでナイリの父であるソンは庭に作った田んぼで米作りを行っていた、元々家で食べる様に作っていたそうなのだが食べきれそうに無かった事が多かったので近所の家にお裾分けしていた事があった様だ(という事は結構な量を作っていたと推測できるが今は気にしないでおこうかな、話が進まないもん)。ナイリ(当時)「でもよ、今思ったんだが鶏の餌に味なんて関係ねぇんじゃねぇか?あいつらに味覚があるってのかよ。」友人「それがさ・・・、俺がこの養鶏場を引き継ぐ少し前だったんだが・・・。」 友人が言うにはまだ貝塚財閥で働いていた頃に外でバーベキューをしていたそうなのだが、本人の好みでよく炙った唐辛子を火から上げた時に誤っ

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   6. 「あの日の僕ら2」㊽

    -㊽ 漏洩- 結愛に渡された手紙にずっと感動の涙を流す守、行き方も分からない遠い世界でだが好美が生きている事を心から喜んだ。手紙に書かれている好美の意志に反してしまう思考だが、正直、「会いたい・・・。」 真帆は体を小刻みに震わせて大粒の涙を流す守の肩に手をやった。真帆「守、良かったね。」結愛「お前充実してんな、いっぱい女の子に囲まれてよ。」龍太郎「お・・・、お前遂に二股か?」守「そんな訳ねぇだろ、今の彼女は真帆だぞ!!」 守の言葉に少し顔を赤らめる真帆。真帆「それ、守の方から言うのは反則だよ。真帆がその言葉で守を煽るのが楽しいのに!!」結愛「良いぞ真帆ちゃん、どんどん言って

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   6. 「あの日の僕ら2」㉝

    -㉝ 馬鹿げた噂- 龍太郎は油淋鶏をおかずに白飯を頬張る結愛を調理場からチラチラと見ながら数回程首を傾げていた、何処か違和感があったからだ。高級外車で店にやって来た大財閥の代表取締役はそんな店主に気付いて一言尋ねた。結愛「さっきから何だよ、俺の顔に何か付いてるか?」龍太郎「いやすまねぇ、いつもそればっかり食ってるのにやたら美味そうに食うからよ。」結愛「大好物の美味いもんを不味そうに食えって言う方が難しいだろう。」 義弘による残虐な独裁政治が終末を迎えてから数日後、守や圭と一緒に松龍に来て初めて食べたこの「油淋鶏定食」に惚れこんだ結愛は店に来るとこればかり頼んでいた。龍太郎「そうだ

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   6. 「あの日の僕ら2」㉜

    -㉜ 高嶺の同級生との再会- 麻婆豆腐の追加注文が入ったので、龍太郎が必死に鍋を振っている横をお手洗いを済ませた守が浮かない顔をして通った。 守の表情を見た店主兼警視総監はさり気なく電話の内容について聞いてみる事にした。龍太郎「おい守、さっきまでの元気はどうしたんだよ。結愛ちゃんは何て言ってたんだ?」 結愛も守や正と一緒にちょこちょこ店に来ていたので龍太郎にとっては友達みたいなものだった為に普段から「結愛ちゃん」と呼んでいた。守「好美の事故についてだったんだけど、どうやら義弘が関与しているらしいって言ってたんだ。」 警視総監として義弘についてずっと捜査しているので龍太郎は勿論知っ

  • (改訂版)夜勤族の妄想物語   6. 「あの日の僕ら2」㉗

    -㉗ 一歩を踏み出す- 少し浮かない表情を見せる守の様子を見て自らの言動に気掛かりな事があったのではないかと懸念し始めた真美は一息ついてから守に声を掛けた。真美「真美、何かまずい事言っちゃった?」 自分の事を名前で呼称するのも姉の真帆と変わらない、これも一卵性双生児だからだろうか(※因みに作者は二卵性双生児です)。守「いや、そんな事無いよ。ちょっと死んだ昔の彼女の事を思い出しただけさ。」真帆「また思い出してんの?いい加減にしろ、守!!」 顔を赤くした真帆は酔った勢いで守に怒鳴りつけた、いつも付けている「兄ちゃん」を忘れる位だから相当だ。真美「お姉ちゃん、呑み過ぎだから!!守兄ち

Plus de chapitres
Découvrez et lisez de bons romans gratuitement
Accédez gratuitement à un grand nombre de bons romans sur GoodNovel. Téléchargez les livres que vous aimez et lisez où et quand vous voulez.
Lisez des livres gratuitement sur l'APP
Scanner le code pour lire sur l'application
DMCA.com Protection Status