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17言い訳の車内

Author: 桜立風
last update publish date: 2026-03-05 09:47:56

それは…背の高い知らない男性だった。年齢は30代くらいだろうか…

「あの…」

もしかして、不審者…

普段、酒屋が開いている時は、母屋に人はいなくなる。こうして昼食を食べに来るか、奥さんが洗濯物や家事で戻る以外、人の気配はない。

「…君、誰?」

「私は、アルバイトです。室井酒店で、お世話になっています」

疑われているのはこちらのような、鋭いまなざしに、ついしどろもどろになってしまう。

「あぁ…おじさんたち、またバイトの子にご飯を恵んでるのか…」

言い方がとても不快だったが、どうやら身内の方らしい。

「はい。ご厚意に甘えさせていただきました。私は仕事に戻りますので、失礼します」

軽く頭を下げ、脇をすり抜けた。…不躾な視線を向けられたような気がしてさらに不快に思ったが…その後は気にする暇もないほどの忙しさに追われた。

龍之介に送ったメッセージは、ずっと既読がつかないまま…帰る時間になった。

途中まで美紀と一緒に帰り、1人になって携帯を取り出す。

まだ読んでもいなかったら…いや、読んだのに、返信がなかったら…

仕事が忙しいのかもしれない。

…龍之介さんの仕事がどんなものかよくわからないけど、
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Comments (2)
goodnovel comment avatar
♡ゆず♡
妬いてる桜ちゃんが可愛い〜... だけど龍之介の身体が反応するのは桜ちゃんだけだよ(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)♡ 龍之介の拳銃はびびっちゃうね... そして突然扉が開いた!敵なの?味方なの?
goodnovel comment avatar
yuu
バイト先の男性はどうしてそんな言い方をするんだろ? 龍之介は桜ちゃんの真っ直ぐな言葉にやられちゃうね。 嘘をつかずに伝えるのもだけれど、麗香さんとの事に決着をつけてから…というのは龍之介の誠意の表れかな。 貴重な二人の時間に今度は一体誰...
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