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90.龍之介の真実

Author: 桜立風
last update publish date: 2026-05-21 11:48:45

「……それは、本当ですか?」

「あぁ。言うつもりはなかった。だが、ここへ来たときの彼の様子を見て、心配になって」

龍之介を龍桜に会わせる事ができた軌跡を思い、幸せに浸っていた数日後、斎藤がやってきて、つらい話を聞くことになった桜。

「龍之介さんの車は目立つんだよね。……どうしてかな?高級車だけど、ただの黒い車なのにね?」

神妙な様子の桜に、斎藤は少しだけおどけてみせる。

そんな気づかいを感じながら……悪い話を予感している桜はうまく笑えない。

「2人でいるところを、見ちゃってね」

それは、少し前のことだという。

「仕事で訪れた場所だったんだけど、車を降りたら目の前に黒塗りの車が停まって、麗香さんと龍之介さんが降りてきた。……すぐ目の前に産婦人科病院があって、2人でそこに入っていったんだ」

「それは、麗香さんが……」

そうだ……

どうしてそんな可能性を想像しなかったんだろう。

あれから3年……2つの組を存続させるための政略結婚。子供を望む声が上がるのは自然なこと。

それだけじゃない。

女性と同じ部屋で眠って……何年も何もないなんて、考えられないことだと聞いたことがある。

ふと、自分にしか
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Comments (3)
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わかママ
あぁほんとに、卑怯すぎる
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智美
斎藤さんが、桜の事好きなのはわかるけどこの知らせはわざわざ言う必要なかったのでは?ちょっと、桜の気持ちの揺れに漬け込んでる用で卑怯だと思ってしまった。このまままた龍之助と桜がすれ違っていくのは、悲しずぎる。やっぱり二人一緒に幸せになって欲しい。
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HITO
好きでもない男に頬を触られるなんて気持ち悪い…
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