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31.初めてをあなたに*⑪

Author: 鷹槻れん
last update Last Updated: 2025-10-20 03:30:59

 それだけで、何だか彼の温もりがいや増して感じられるようで、その生々しさに胸の奥がキュンとうずいて……下腹部がもどかしくなった……。

 そのことに自分自身驚いて、思わずモジモジしてしまう。

 奏芽さんがそんな私のに触れて、腫れぼったくち上がったままの敏感な突起にゆるゆると触れながら、その先の谷間を指先でこするようにして割り開く。

 先ほどほぐされて濡れそぼったままのそこは、簡単に奏芽さんの指の侵入を許した。

 なのにもう一度最初から少しずつ探るみたいに、私の反応を見ながら奏芽さんの指の本数が徐々に増やされていくの。

 奏芽さんが本当に優しく私の身体を開いてくれるから、秘部に指が増やされても不思議と痛みはほとんど感じなくて……。

「あっ、……」

 そればかりか胸の突起まで同時に攻められて、時折ビクッと身体が跳ねてしまうほどに気持ちいい。

 いつしか私の秘所には奏芽さんの3本の指が飲み込まれていて……それがすんなり抜き差し出来るようになったのを確認してから――奏芽さんが静かに私に問うてきた。

凜子りんこ、凜子のここに挿入いれても……いい?」

 奏芽かなめさんの問いかけに私が小声で……でもはっきりと「はい」って応えたら、たくましい腕で強く抱きしめられた。

 途端奏芽さんの身体に胸がギュッと押しつぶされたのが分かって、何だか急に恥ずかしくなる。

 それに――。

 太ももに当たってる固いの、奏芽さんの……?

 そう意識した途端、すごく気になり始めて……。

 思わずそぉっと布団の中を覗こうとして、ハッとした。

 バカ凜子りんこ

 何してるの!

 い、意識しすぎた

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