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第423話

Auteur: 風羽
22歳の藤堂沢は、冷淡な様子でポケットに手を突っ込み、頷いた。

商品を見て、彼は眉をひそめた。「これ、おむつじゃないか?」

店員は、しきりに「漏れないから安心ですよ。寝相が悪くても大丈夫。一度使ったら、手放せなくなりますよ!」と勧めてきた。

外で待っているお嬢様には、ちょうどいいかもしれない、と藤堂沢は思った。

彼は相変わらず、冷淡な態度を崩さなかった。

彼が店を出ていくと、レジの店員たちが噂話を始めた。「ねえ、今の人、めっちゃイケメンじゃなかった?すごいお金持ちそうだったし、腕時計、CMで見たことあるやつだったよ。確か、4000万円くらいするんじゃなかったっけ?」

......

藤堂沢が店を出ると、九条薫はまだ自転車の後部座席で大人しく待っていた。

彼は黒い袋を彼女に投げつけ、「近くのトイレで着替えろ。それから送ってやる。先に叔母さんに電話しとけ......」と言った。

そして、念を押した。「余計なことを言ったら、ここに置いていくぞ」

九条薫はしょんぼりした様子で言った。「私を置いていったら、兄さんが許さないわ」

藤堂沢は失笑した。「あの役立たずの時也のことか?
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  • 離婚は無効だ!もう一度、君を手に入れたい   第1460話

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