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18.紅梅 - 5

last update Last Updated: 2025-10-02 11:00:00

「え ? 今のコケたの、ワザと ? 」

「有り得ねぇ。そんなピタゴLoveスイッチみたいな事あるの !? ハラン、顔色一つ変えねぇし ! 

 ちょっと気まずくなって照れたりとか無いのアイツ !? 」

「別にわたしも好きで転んだわけじゃ……」

 ハランの部屋のドアが開く。

「聞こえてるよ……お前ら……」

「……うん。すまない」

「これだからイケメンは……って、サイ……湿疹出来てんぜ ? 」

「あ……蕁麻疹……。薬飲んでくるから待ってて」

「お前、マジか」

「サイ、耐性無さすぎ……今のはたまたまだし、ちょっとヨロけただけだよ ! 」

「いや、もうガッシリ抱きつかれてた。突然、抱きつかれるなんて絶対無理。

    俺なら避けてでも女の子触んない」

「「なんか……それはそれで最低」」

 □

 エントランスにある階段を上がって東奥が彩の部屋だ。ハランと彩以外、東にある他の部屋は空き部屋である。

 彩の部屋は特に変化は無い。

 相変わらず家具のない部屋に、パソコンとベッドだけ。唯一、楽器用の防湿庫にあるバイオリンについては、彩自らオーケストラ時代の話題に触れた。あっさり書いてあったバンド名の候補を箱に入れて終了となる。

 次は西にある霧香の部屋だ。その隣が蓮の部屋だ。

 そして、霧香の部屋が開かれる。

「わたしの部屋です」

「…………」

「うーん」

 別にダメでは無い。

 しかし霧香は紅一点。部屋紹介という点でも、一番の盛り上がりを見せなくてはならないはずだが。

 …&h

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