次の日、カイルはイフリークの12騎士団であるエバルフとカレンと他数名の団員達、それからエミルとミーナをレミールの人達から提供された学校の中にある教室に集められた。「あれ、グレンは?それよりも私がここにいて良いの、カイル君?」「ああ、あいつは後で来ると言ってた。今回はミーナちゃんも居てくれた方が良いと思ってね。」カイルは教室の一番前にある教壇に立ち、他の団員達は学校の椅子の様な物に座っている。側から見れば学校の授業みたいに見え、ミーナは最近まで学生だった為かちょっと懐かしく感じてる。するとカイルが話を始めた。「君らに集まってもらったのはこれからの動向についてだけど、その前に悪魔の情報共有をしたい。それぞれ知ってる悪魔の情報を教えて欲しい。」「悪魔の情報ですか?」カレンが聞き返すとカイルは答えた。「ああ。ここ数日で悪魔は徹底的にイフリークを襲ってきたからな。それに、あの悪魔達の中には獄魔7将と呼ばれる別格の悪魔もいる。そいつらは正直俺やグレンでも勝てるか怪しいレベルだ。」「団長がそんな事言うレベルですか!?」「そうだ。能力や特徴などを互いに共有すれば色々対策も出来るだろう。俺も既に何体かの獄魔7将と対峙してるから、とりあえず書いていくぞ。」そう言うとカイルは教壇の前にある塗板にそれぞれが教えてくれた悪魔の情報を書き出していく。カイルは心の中でベルゼバブにも聞いてみたい。(なあ、ベルゼバブ。お前も何か知ってる事教えてくれよ?)(ごめんよ。ルシファーの事は少し分かってるんだけど他の悪魔の事は僕もあんまり知らないんだ。)(そっか。じゃあルシファーの事だけでも頼むよ。)(おけ!えっと、ルシファーはね…)そうしてしばらくすると大体の悪魔の特徴が纏った。「まず、獄魔7将はレヴィアタンだな。ティラーデザートにいた奴だけど水の魔法を得意としてたな。こいつはグレンが倒したからもう居ない。」それを聞いてホッとしたのはエミルだった。何故ならレヴィアタンの事で一番トラウマに感じてるのは間違いなくエミルだからだ。しかし、次にカイルが放った一言でその場の空気が凍りついた。「けど、こいつは獄魔7将の中では一番弱いらしい。」あのレヴィアタンで一番弱いと教えたのはベルゼバブであり、カイルもこれを聞いた時はかなり驚いていた。実際戦ったのはカイル、エミル、
Last Updated : 2026-01-04 Read more