บททั้งหมดของ 再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~: บทที่ 31 - บทที่ 40

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1 花を贈る人

「こんにちは」「いらっしゃいませ。あっ、坂井先生! どうされたんですか?」突然、素敵なオーラを放ちながら店に入ってきた坂井先生に驚いた。「愛莉ちゃんの花にいつも癒されてるからね。母にも花を贈ろうかなと」私の名前……覚えててくれたんだ。小川総合病院の人はみんな、私のことを斉藤さんと呼ぶから、愛莉と呼ばれるとちょっと恥ずかしい。30歳の先生は、私より6歳年上。目は切れ長で鼻が高くて、大人な顔立ちが色気を醸し出している。ツーブロックでトップが長めのオシャレな髪型もとても良く似合ってて、身長は……賢人君と同じ175cmくらいかな?白衣を着ていない姿を見ると、意外と体つきはしっかりしてる印象を受ける。とにかくいつも冷静で、知的でクールな先生だ。「お母様に贈られるんですね。素敵ですね、何かの記念日ですか?」「あ、いや。突然、母に感謝の気持ちを伝えたくなってね。母は田舎にいて、日頃、なかなか会えないし、言葉で伝えるのも苦手だから」照れ笑いする坂井先生。こんな表情もするんだ。「お母様、きっと喜ばれますね。息子さんから花のプレゼントなんて」親孝行な一面を知ったら、坂井先生への好感度がかなり上がった。「ありがとう。どういうものがいいんだろう?」「そうですね。今でしたら……白いダリアなんかはとても綺麗です。他には、ピンク色のガーベラ、カーネーション、バラなどが『感謝』を表す花になります」「花言葉……かな? 白もピンクも、母の好きな色だよ」「そうなんですね。花言葉は花の種類だけでなく、色やその数によっても意味が少し違うんですよ。かすみ草も、感謝や幸福という花言葉がありますから、少しアクセントに入れてあげると可愛いと思います」「そうなんだね。花言葉まで詳しく知っててすごいね。素晴らしい」
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2 花を贈る人

「いえいえ、人の命を守るお医者さんに比べたら私なんて……」「愛莉ちゃんは立派だよ。そんな謙虚にならなくていいから」「ありがとうございます。私はこの仕事を大切にしてるので、そんな風に言っていただけて嬉しいです。あっ、すみません。じゃあ、花束はどうされますか?」「愛莉ちゃんに任せてもいいかな? 白いダリアを入れてもらって、あとは頼むよ」「わかりました、お任せください。心を込めてお作りしますね」「ありがとう。でも、本当に素敵なお店だね。こんなにたくさんの花に囲まれて、愛莉ちゃんは幸せだね」坂井先生はにこやかな笑顔で言った。「はい。子どもの頃から好きだったことが仕事になって、今は本当に感謝してます」「それは良かった。僕も望んだ仕事に就けたから感謝してるんだ」坂井先生も、瑞と同じようにお医者さんを目指していたんだ……「そうだったんですね。お医者さんになりたいと思うなんて立派な志ですね。子どもの頃からそう思ってたんですか?」「そうだね。うちは母子家庭でね。早くに父と母が離婚して、女手1つで僕を育ててくれたんだ。相当苦労したと思う。僕も学生の頃はいろいろバイトしたりで……結構、経済的に大変だったんだ」「そうだったんですか……」坂井先生の話に、思わず手が止まって聞き入ってしまった。私は、慌てて手を動かした。「だから、母をラクにさせてあげられる仕事をしたいと思って……医学生になった。学費は奨学金だから、今、必死に返してる。医者になれば儲かるかなって思ったけど、まだまだこれからかな。まあ、安易な考えだよ」坂井先生は、裕福な家庭に育ったのかと勝手に思ってた。こんなに大変な思いをしてたなんて、全然知らなかった。「安易だなんてとんでもないです。坂井先生はすごく優しいんですね。お母様の姿を見てお医者さんになろうなんて、本当に素敵ですよ。それでも普通は簡単にお医者さんにはなれないですから、先生は優秀なんですね」
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3 花を贈る人

瑞の天才ぶりを知ってるから、お医者さんになるのがどれだけ大変か、少しはわかるつもりだ。「僕は優秀ではないよ。でも、まあ、医者になれて……今はホッとしてる。母も喜んでくれたからね」「お母様は幸せですね。本当に……こんな立派な息子さんを持たれて。あっ、すみません。お待たせしました。これでいかがでしょうか?」私は、仕上がった花束を坂井先生に見せた。自分でいうのもなんだけど、とても可愛いくできたと思う。「素晴らしいね。ピンクに白、母の好きな雰囲気に仕上がってる。本当にありがとう」「お母様の喜ばれるお顔が浮かびます」私は、いつもプレゼントする相手をイメージして花束を作ってる。お母様に喜んでもらいたいという先生の思いも込めて。「今、母は少し体調が良くないからね。昔から体が弱い人だから、これを見て元気になってもらいたいんだ。本当に綺麗だね。僕まで幸せな気分になるよ。君の仕事は、人の心を癒し、優しくするんだね。だから愛莉ちゃんは……こんなにも素敵な人なんだ。いつも笑顔で、周りを温かく包んでいる。太陽みたいな君に……出会えて良かった」どうしたんだろ?今、坂井先生の笑顔が少しだけ切なげに見えた。「そんなに褒めていただいたら恥ずかしくなります。何だかすみません」「本当のことだからね。今日はありがとう。また、何かプレゼントしたい時に来させてもらうよ」「あっ、はい。いつでもお待ちしております。ありがとうございました」わざわざ来てくれた坂井先生を、深いおじきをしながら見送った。あまり話したことはなかったけど、今日の先生は「外科のお医者さん」ではなく「1人の優しい男性」だった。「いらっしゃいませ」新しいお客様が来店した。こうして私の仕事は続いていく。決して流れ作業ではなく、人と人との関わりを大切にしながら――
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1 車の中の会話

「どうしよう、あと2週間しかない……」瑞とプールに行く日にちが決まって急に焦りだした。私の身長は165cmで、どちらかといえば細身。だけど、最近はずっと女性磨きを怠っていたせいで、お腹周りに少しつまめるお肉があることに肩を落とした。高校生の時、水泳の授業でスクール水着を着るのが恥ずかしくて食事制限したことを思い出し、あの時以来のダイエットを決意した。とりあえず、思い立った日から動画を見ながら、お腹を引き締める運動とヒップアップ、ついでにバストアップの体操を続けている。本当に効くのかな? って、ちょっと半信半疑だけど……やらないよりはマシだと思った。実は、瑞に誘われからすぐに水着を持ってないことに気付き、慌てて買いにいった。若くて可愛い店員さんにあれこれと聞かれて、すごく恥ずかしかったけど、何度か試着もして、一緒に選んでもらった。最後は黒か白の2択で、結局、上下、黒のビキニを選択した。水着自体は、胸元から肩にかけてのフリルショルダーのトップスがすごく可愛いくて、フェミニンな雰囲気で素敵だ。でも、私が着るとどうなんだろう?自分では似合ってるのかよくわからなかったのに、店員さんにあまりにも自信たっぷりに褒められて、かなり体のラインが出る水着を買ってしまった。ビキニなんて一生着ることはないと思ってたのに、調子に乗った自分が悪かったと、今になって後悔してる。せっかく新しい水着を買ったのに、勇気を出し切れないなんて、改めて情けなく思う。でも……私があれこれ思ったって、瑞は幼なじみの私の水着姿を見たところで何とも思わないのにね。何だか1人で舞い上がってる気がする。体は、ラッシュガードで隠せばいいだけだよ。とにかく、最悪、見られたとしても恥ずかしくない程度には体を作っていきたい。こういうの、複雑な女心っていうのかな。
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2 車の中の会話

私……自分が女だということを、しばらく忘れてしまってた気がする。今、それを、久しぶりに実感してる。本当に変だよね。それもこれも、全部、瑞のせいだよ……***そして、あっという間に2週間が過ぎ、いよいよ約束の日がやってきた。仕事の日よりも早く目覚めて、起きた瞬間から気持ちがソワソワして落ち着かなかった。支度を済ませ、向かいのマンションの入口に行くと、ちょうど瑞も出てきたところだった。「おはよう」この前、マンションの前で会った時は、暗くて、しかも、ドキドキし過ぎてあんまり気づかなかったけど、瑞は洋服のセンスまで良くなってる。今日は、サックスブルーでボタンダウンのオックスフォードシャツと、黒のスキニーパンツスタイル。薄手の黒いテーラードジャケットを羽織って、シンプルなんだけど、それがすごく似合ってる。背が高くて足も長いから、やっぱりどうやってもモデルみたいに見えて、瑞のいるその場所だけがまるで別世界のように思えた。隣で歩く私の身にもなってほしいよ……昔は、瑞をオシャレだなんて思ったことは一度もなかった。なのに、今は見た目が何から何まで変わってしまって……目の前のこの人は、幼なじみの瑞だとわかってるのに、私の心臓は……またドキドキし始める。とりあえず、深呼吸して冷静にならなきゃ。そうだっ!子どもの頃を思い出せばいいんだよ。あの時の瑞だと思えば平気でしょ? 瑞は何も変わってない、瑞は瑞なんだから。……って、悲しいかな、そんな風には思えない。思えるはずないよ、だって、こんなにもイケメンで、オシャレで、おまけに良い香りがする。すぐ近くにいると、眩し過ぎてクラクラする程最上級の大人の男性に、ドキドキするなっていう方が無茶なんだ。
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3 車の中の会話

「愛莉?! 大丈夫か? 顔色が悪い、何か体の不調があるのか?」「あっ、いや、ううん。全然元気だよ」瑞にいきなり心配させるなんて、私って本当にバカ。別に彼氏じゃないんだから、堂々としてればいいんだ。「……何かあれば無理しないで。黙ってないでちゃんと言えよ」「あ、うん。ありがとう。でも、本当に大丈夫だから」嘘ばっかり……こんなにも動揺してるくせに。「車、この下だから一緒にきて」「うん」私達は、地下駐車場に降りていき、瑞の車に乗った。とてもかっこいい車だ。小さめだけど、外車みたい。右側にある助手席に座ると、瑞が言った。「そこに座ったのは、お前が初めて」「えっ、これって新車なの? だったら、私が1番なんて申し訳ないよ」「これは新車じゃない。結構前から乗ってる。出発するから、もし酔ったりしたら早めに言って」私が乗り物に酔いやすいこと……覚えててくれたんだ。さっきから私のことを心配してくれる瑞は、やっぱり根っからのお医者さんなんだと思った。つい、人の体のことを気にかけてしまうんだろう。「ありがとう。今は乗り物酔いしなくなったから平気だよ」「そっか……乗り物酔いしなくなったんだな。それなら良かった。あれはつらいからな」「うん、本当に。結構大変だったから」「大人になると体質も変わるから、とにかく良かった」瑞は、ニコッと笑った。それにしても……誰も乗せたことないとか、本当に? 彼女や、女友達も?瑞って、今までいったいどんな人生を送ってきたんだろう。再会するまでは気にもしてなかったのに、今は……すごく気になる。そんな気持ちを隠して、私は瑞に話しかけた。「瑞は毎日頑張っててすごいよね。内科の先生ってかなり大変そうだけど……」「内科だけが大変なわけじゃない。大学を卒業して、医師免許を取って、研修の時に全部の科を回ったけど、どこの科も大変だった」
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4 車の中の会話

昔、瑞から聞いたことがある。大学の医学部で6年間学び、国家資格の医師免許を取っても、それから2年間は指定された病院で研修を受けるって。気が遠くなるような話だなと、ちょっと他人事みたいに思ってた。会わない間に、瑞はそれをちゃんとやり遂げていたんだね。本当に、尊敬する。「特に外科は大きな手術をするから、かなりの慎重さが求められる。産婦人科も出産が大変だし。整形、形成、皮膚科、耳鼻科、眼科、歯科も――当たり前だけど、全てがどれも専門的で、新しい治療に対応するためには常に勉強していないとダメなんだ」「そっか……お医者さんは、みんなそれぞれに大変なんだね。難しい勉強をずっとしてなきゃいけないなんて、私には想像もできない世界」「愛莉には花があるだろ。俺には花のことは何もわからないから……その世界ではお前の方がすごい」「お医者さんと比べたら申し訳ないよ。でも、ありがとう。私は、今の仕事が大好きだから」坂井先生にも同じことを言ったけど、本当に私は「花」が好きなんだと改めて思う。「子どもの頃、ずっと花を見てたよな、お前。いっぱい図鑑で調べて。俺もいろいろ教えてもらったのに、ひまわりとか、あさがおとかしか覚えられなくて、何度も注意されたよな。何で忘れちゃうの? って」瑞が笑った。懐かしい思い出。ああ……やっぱり、この人は……私の大切な親友――菅原 瑞なんだ。子どもの頃のことを話してくれ、私はようやく瑞が「幼なじみ」であることを素直に受け入れられた気がした。「花の名前なんて、医学用語に比べたら全然簡単なのにね。この前、小川先生と話してるの聞いてたら全くわからなかった」私も、笑った。「この前は悪かったな」「えっ、何が?」
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5 車の中の会話

「あ……いや、小川先生。彼女の言い方はあまり穏やかじゃないから……」「ううん、全然大丈夫。瑞は、私のことをかばってくれたし。でも、私、本当に賢くないから。超秀才の瑞の幼なじみが花屋なんて、小川先生、びっくりしたんじゃないかな」少しの沈黙。「……花屋は立派な仕事だ。医者も花屋も、必要な人からすれば、どちらも同じくらい大事な仕事なんだ。この世界に医者が必要なように、花があるから救われる人も大勢いる。うちの患者さんだってそうだ。お前が飾った花を見て、みんな癒されてる。もちろん、この俺も」「瑞……」どちらも大事な仕事――その言葉はすごく嬉しかった。でも、瑞は、人の命を預かってる。病気を治すために、必死で頑張ってるんだ。それは、やっぱりものすごく尊いことだと思う。そんな素晴らしい仕事をしてる瑞に優しい言葉を掛けてもらえて、これからも自分の仕事に誇りを持ち続けていたいと思えた。「俺は愛莉のこと、応援してるから」「あ、ありがとう。もちろん、私も瑞のこと応援してるよ。あっ、ねえ、瑞は内科でどんなことしてるの? お医者さんって、ちゃんと休憩してる?」応援してるなんて言われて、ちょっと恥ずかしくなってしまって、つい話をそらせた。でも、瑞の生きてる世界に興味が沸いたのは事実だった。「もちろん、休憩はしてる。でも、その日によっては取れない時もある」「休憩できないと疲れるよね。1日のスケジュールって……どうなってるの?」まだまだ聞きたいことが止まらない。「朝は、入院してる患者さんの診察をして、医局でミーティングしてから外来の診察。昼過ぎに休憩が取れたら少し休憩して、また診察と検査。午後診が終われば、入院患者さんの診察。そのあとはカンファレンスで、最後は次の日の確認と書類業務。家に帰ってからも、新しい症例なんかの勉強をしたりする。これが、だいたいのスケジュール」
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6 車の中の会話

な、なんて大変なの……やっぱり、お医者さんってすごい。「本当に忙しそう。瑞、患者さんの体ばっかり心配して、自分の体調は大丈夫なの? 昔からよく風邪とか引いてたよね」私達のどちらかが風邪を引いたら、必ずもう1人もうつってしまってた。「それは子どもの頃の話だろ。今は、全然風邪なんか引かないし、体力には自信がある。愛莉が病院にきた時、まだ風邪引きやすいんだって思った」「確かにそうだね。油断すると風邪引いちゃうから。でも、乗り物酔いは治ったし、人間の体って不思議だね」「ああ、そうだ。だから勉強のしがいがある。患者さんの体にある病気を見つけ出すこと、それが俺に与えられた使命かなって思ってる。『大丈夫だから安心して』って……患者さんに言ってあげたいんだ」瑞……あなたのその優しさは、昔から変わってない。大好きなお祖母さんが亡くなった時、いっぱい泣きながら言ってたよね。『ごめんね、守ってあげれなくて。助けてあげれなくて……本当にごめん』って。瑞は、お祖母さんのことをずっと気にしてたし、病院にも何度も通って看病して、何にも悪くなかったのに。私は、あの時の瑞の姿と言葉が、今でも忘れられない。「そういえばこの前、病院にいたご婦人。おでこに手を当てられて照れてたね。すごく可愛かったし、ホッとしてた。ああやって患者さんを安心させてあげてるんだね」「まだまだだよ、俺なんか」「そんなことないよ。本当にすごいよ。瑞は、胃カメラや大腸カメラの検査をしたり、消化器系が得意なお医者さんなんだよね?」「ああ。もっと検査数も増やしていきたい。それに、将来的には資格も取って、得意分野だけじゃなく、いろいろ幅広くできたらって思ってる」「資格かぁ……お医者さんの資格って難しいんだろうな」本当に想像もつかないよ。「ああ、大変だな。俺、総合内科専門医になりたいんだ。内科医は、ただ診察や検査だけをしてればいいとは思わない。いろいろな研究をしたり、患者さんとの質の高いコミュニケーション能力を身につけたり、後進の医師を育てられるまでになれたら……って思ってる。まだまだ夢だけどな。でも、たくさんの命を救いたい気持ち、それをモチベーションにして、どんなことにも挑戦したいんだ」幼い頃の大人しかった瑞からは想像もできないくらい、今はものすごくしっかりした考えを持ってる。その熱く夢を語る
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1 ふたりだけのデート

そうしてるうちに、屋内プールと温泉が併設されたテーマパークのような施設に着いた。 ここには初めて来たけど、とてもオシャレな雰囲気で、素敵な場所だ。 今から水着になるのか…… そう思った途端、緊張が襲いかかってきた。 「じゃあ、着替えてプールの入口で。慌てなくていいから」 「う、うん」 私達は、一旦別れて男性用と女性用の更衣室にそれぞれ入った。奥行きがある広いフロアに、ロッカーが無数に並んでる。夏場のプールなら、もっと人が多かったんだろうけど、今日は比較的空いていた。 瑞が待ってると思うと、ちょっと焦る。 私は、新しく買った水着を取り出した。 今日まで毎日体重計に乗ったけど、残念ながら2週間じゃほんの少ししか落ちなかった。 体操の効果はどうなんだろう? くびれは前からそこそこあったけど、ちょっとは引き締まったのかな? バストアップとピップアップも…… 正直、自分ではよくわからない。 でも、まあ、2週間で綺麗なボディラインを作ろうなんて考えが甘いよね。 とにかく急いで水着に着替え、綺麗に見えるように手で胸を少し整えたけど、そこにできる谷間がちょっと恥ずかしい。 恐る恐る、全身を写す大きめの鏡の前に立ってみた。 自分の部屋で何度か着てはみたけど、改めて外で見ると何だか雰囲気がずいぶん違う。 「ちょっとセクシー過ぎない? この黒の水着」 そう自分に問いかけ、全然似合ってない気がして、急に焦り出した。 これで瑞の前に行くのは……やっぱり無理だ。 私は、ラッシュガードを着て、前のジッパーを胸が隠れる位置まで上げた。 片付けをして、プールの入口に向かうと、もう瑞は待っていた。 後ろ姿だけですぐにわかる。 隠しきれないオーラをまとって、その場所をオシャレな空間に変化させていた。
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2026-01-01
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