「こんにちは」「いらっしゃいませ。あっ、坂井先生! どうされたんですか?」突然、素敵なオーラを放ちながら店に入ってきた坂井先生に驚いた。「愛莉ちゃんの花にいつも癒されてるからね。母にも花を贈ろうかなと」私の名前……覚えててくれたんだ。小川総合病院の人はみんな、私のことを斉藤さんと呼ぶから、愛莉と呼ばれるとちょっと恥ずかしい。30歳の先生は、私より6歳年上。目は切れ長で鼻が高くて、大人な顔立ちが色気を醸し出している。ツーブロックでトップが長めのオシャレな髪型もとても良く似合ってて、身長は……賢人君と同じ175cmくらいかな?白衣を着ていない姿を見ると、意外と体つきはしっかりしてる印象を受ける。とにかくいつも冷静で、知的でクールな先生だ。「お母様に贈られるんですね。素敵ですね、何かの記念日ですか?」「あ、いや。突然、母に感謝の気持ちを伝えたくなってね。母は田舎にいて、日頃、なかなか会えないし、言葉で伝えるのも苦手だから」照れ笑いする坂井先生。こんな表情もするんだ。「お母様、きっと喜ばれますね。息子さんから花のプレゼントなんて」親孝行な一面を知ったら、坂井先生への好感度がかなり上がった。「ありがとう。どういうものがいいんだろう?」「そうですね。今でしたら……白いダリアなんかはとても綺麗です。他には、ピンク色のガーベラ、カーネーション、バラなどが『感謝』を表す花になります」「花言葉……かな? 白もピンクも、母の好きな色だよ」「そうなんですね。花言葉は花の種類だけでなく、色やその数によっても意味が少し違うんですよ。かすみ草も、感謝や幸福という花言葉がありますから、少しアクセントに入れてあげると可愛いと思います」「そうなんだね。花言葉まで詳しく知っててすごいね。素晴らしい」
ปรับปรุงล่าสุด : 2025-12-30 อ่านเพิ่มเติม