「謙虚だね~。あなたみたいな男前、滅多にいないよ。おばさん、ドキドキしちゃうわぁ。お客さん、この男前のお兄さんのことが好きなら、絶対に手放しちゃダメだからね」「あ、いや、その……」だから、違うんだって。そんなことを言われても、どう反応すればいいのかわからない。「俺達、幼なじみですけど、いつかは夫婦になりますから」えっ……瑞?「いいね~うらやましいよ。若いっていいわぁ。ほんとお似合いだしね。結婚したら、きっと、とんでもなく可愛い赤ちゃんが生まれるだろうね」周りのお客さんにまで響き渡るくらいの声量。「あ、赤ちゃん!? い、いや、そんな……」もう、ものすごく恥ずかしい。絶対に顔が真っ赤だと思う。「赤ちゃんが産まれたら絶対見せてちょうだいね。何なら名前を付けてあげましょうか?」大声で笑う店員さん、もう手がつけられない。私達は、苦笑いしながらお礼を言って、サッとその場を離れた。「もう瑞ったら、あんなこと言って。先のことはわからないし、私はまだ……」「俺の気持ちを素直に言っただけだ。愛莉は、まだ答えを出せないって思ってるだろうけど、俺には……その選択肢しかないから」そんな目をしないでよ……いつものスーパーの中でキュンとした自分が恥ずかしくなる。「ど、どうしてそこまで私なんかのこと」「……また、ゆっくり話そう。とにかく、ここは出よう。早く帰ってカレー作って」「あ、うん、そうだね」カゴとカートを戻して、私達はマンションに向かった。***帰ってすぐに、アイランドキッチンでカレーの準備を始める。広いスペースでとても作業がしやすい。私の部屋とは大違いだ。「手伝うよ」「えっ、瑞は勉強あるんでしょ?」「あるけど……手伝いたい」ギャップ瑞だ。たまにこれを出されると困る。一瞬で心拍数が上がる。「じゃ、じゃあ。えっと……そうだっ、エビの殻を剥いてくれる?」「エビの殻?」「うん、そう」お医者さんが手を怪我したら大変だし、包丁は危ないから、瑞が出来そうなことをお願いした。「どうやって剥く?」そっか、やっぱり無理なんだね。めちゃくちゃ秀才の瑞にも、出来ないことがあるって……なんだか可愛く思えた。「エビはこうやって剥くんだよ」私の手を覗き込むように見る瑞。まるで、患者さんを診察してる時みたいに、真剣な目になってる。ち
ปรับปรุงล่าสุด : 2026-01-26 อ่านเพิ่มเติม