บททั้งหมดของ 再会は魔法のような時を刻む~イケメンドクターの溺愛診察~: บทที่ 81 - บทที่ 90

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1 子どもの頃の懐かしい思い出

それからしばらくして、仕事を終え、瑞が病室に来てくれた。 すごくホッとするのと同時に、あんなことがあったからかな……ちょっと気まずい。 「愛莉、大丈夫? まだ痛むのか?」 その優しい眼差しをずっと見つめてたら、きっと……私、泣いちゃうよ。 だから、わざと目を逸らして、視線を落とした。 「来てくれたんだ。疲れてるのにわざわざありがとう。私は……全然大丈夫だよ」 嘘だ…… 本当は痛みもまだあるし、坂井先生のことがあったばかりで心がキツい。 「大丈夫」だなんていう精神状態には、程遠かった。 「本当に大怪我にならなくて良かった」 「う、うん。私って、こういうとこあるから気をつけないとね」 「確かに、お前は昔から運動音痴だったな。元気に走ってるかと思えば、突然コケて怪我したり。よそ見して歩いてどっかに体をぶつけたり」 「やめてよ、恥ずかしいな。大人になって、ちょっとはマシになったんだから。でも……そういう時、いつも瑞が手当てしてくれたよね。すぐに家の救急箱を取ってきてくれて、消毒して、絆創膏を貼ってくれた」 本当に、懐かしい思い出。 記憶の中に、ずっと置き忘れていたのに…… まだ小学生の瑞が、大きな救急箱を抱えて必死に走ってくる姿が、今、鮮やかに浮かび上がった。 頼りになる優しいお兄ちゃん。 幼い私は、そんな瑞と一緒にいることがすごく心地良かったんだ。 「怪我したんだから、手当する。そんなことは当たり前だろ」 「当たり前じゃないよ。私は、瑞に甘えてたよね。たぶん、きっと……いつも側で支えてくれてたのに、そのことに感謝もできずにいたと思う。本当に……ごめんね」 私は、ベッドに座りながら頭を下げた。 「謝るなよ、そんなこと……」 瑞に頭をポンポンされ、ちょっと照れる。 それに、この微笑み……やっぱりすごく素敵で安心する。
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2 子どもの頃の懐かしい思い出

「本当に、心配かけてごめんね。明日退院だし、タクシーでマンションまで帰るね」「悪いな。送ってやりたいけど、明日も仕事だから……」瑞が申し訳なさそうに言った。「仕事だもん、全然気にしないで。本当に平気だから」その時、私のスマホが鳴った。「あっ、賢人君だ……」何度かコールしてる。「出ないの?」「う、うん。あとでかけ直すよ。それより、帰ったらちゃんと食事してね。今日はどうするの?」「コンビニ寄るから大丈夫……」そう言った後、瑞は少しためらってるような顔をした。「どうかした?」少し黙って……ゆっくりと口を開いて、瑞が言った。「山下君、今日はずっと愛莉に付き添ってくれたんだな。仕事は大丈夫だったのか?」「あ、うん。店長がね、私に付き添うように言ってくれたみたいで。賢人君には申し訳ないことしちゃった」「彼は、自分の意思で愛莉に付き添ってたんだろう。ものすごく心配してるみたいだったしな。自分のせいで愛莉が怪我をしたって落ち込んで。でも……それだけなのか……」「瑞?」「俺……仕事中だったとはいえ、お前が怪我したことも知らなかった。知ってからも、同じ場所にいるのにすぐに行ってやれなくて。なのに、彼は……ずっと愛莉の側にいた」「そんなの仕方ないよ。大変な患者さんをほったらかして私のところにくるようなお医者さん、私は嫌いだよ」そう言ったら瑞は、とてもつらそうな表情になった。「俺……彼にやきもちを妬いた。ずっと愛莉の側にいた彼に。お前を支えてくれたのに……そんな風に思うなんて最低だな、俺」下を向いて、ギュッと目を閉じる瑞。「そんな……最低なんかじゃないよ。すぐに行ってやりたいって思ってくれたことは、私、すごく嬉しいんだから。本当に……ありがとう」
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3 子どもの頃の懐かしい思い出

「ごめん、変なこと言ってしまった。どうかしてた。でも……愛莉の体は、医師として俺がちゃんと守る。そして、愛莉の心は……1人の男として守っていきたい」「瑞……」とても真っ直ぐで誠実な言葉に、心が動かされる。「悪かったな、長い時間話してしまって。じゃあ、帰るから。疲れてるんだから、夜更かししないで早めに寝ろよ」そう言って、瑞は、私の頬に優しく触れて、素敵な笑顔を残して帰っていった。「やきもち妬いた」って、私、誰かにやきもち妬かれたのは、初めてかも知れない。「やきもち」っていうワードが、こんなにもキュンとする言葉だとは思わなかったよ。胸が……ドキドキする。私は、瑞に言われた通り、早めに寝る支度を済ませ、布団をかけてベッドに横たわった。天井を見つめながら、また、子どもの頃のことを思い返した。確か……瑞が高校2年の終わり頃だったよね、お祖母さんが亡くなってしまったのは。原因は、胃の疾患だった――あの時、私はまだ中学1年生。瑞が落ち込んでたのを、子どもながらに慰めてたような気がする。でも、しばらくして、お祖母さんみたいな人を救いたいって、瑞はお医者さんになることを決意した。もともとめちゃくちゃ頭が良かったけど、それからは、夢を叶えるためにそれまで以上に必死に勉強してた。私に「お前がもし病気になっても、俺が必ず治してやるから」って、言ってくれたよね。あの時の真剣な顔、今でも忘れてないよ。実際に、ちゃんとお医者さんになって、私の風邪を治してくれた。本当に……実現したんだよね、あの約束。瑞は、すごく立派だよ。目を閉じると、瑞と過ごした、いろんな場面を思い出す。その全部がとても懐かしくて、優しい。
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4 子どもの頃の懐かしい思い出

私は、瑞のこと、人として、もちろん好き。幼なじみの親友としても、大好き。でも……男性としてはどうなの?こんなにも胸が熱くなったり、ドキドキしたりするって、やっぱり好きだから?他の誰にも感じたことのない感覚になるのは、恋愛してる証拠なの?だとしたら、半分以上は……ううん、もっと、ずっとたくさん……私は、瑞を好きなんだと思う。でも、後の残りは?この不安や、自信の無さは、いったいどうすればいいんだろう。どうして私は昔からこんなにマイナス思考なの?いろんな思いを超えて、瑞への感情に確信が持てるまで、後、どれくらいかかるのだろう?まだまだ時間かかっちゃうのかな?このまま答えがでないこともあるのかな?そんなの……嫌だよ。本当に……頭を抱えてしまう。ダメだ、とりあえず今日はもう休もう。早く眠って何も考えないようにしたい。あまりにいろいろなことがあり過ぎて、ちょっと……疲れたから。数分、数十分、1時間、2時間……いつまで経ってもこのソワソワする気持ちはおさまらない。いったい、どうやって鎮ればいいのか……やっぱり、私にはその方法がわからない。このまま朝まで眠れないのかと思った……けれど、気づけば私の意識は薄れ、そこからいつの間にか深い眠りについていた。
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1 傲慢なお嬢様~瑞side~

「愛莉、おはよう」 「愛莉、おやすみ」 「……愛莉……」 そんな風に彼女の側にいて、声をかけられる日常に俺は心から満足していた。 怪我をしたと聞いた時は、心臓がバクバクして、まるで生きた心地がしなかった。 でも今…… こんな近くで愛莉が笑ってくれてることが、とても嬉しい。 学生の頃―― 長い間一緒にいた愛莉との別れは、突然やってきた。 何も言えないまま離れていた数年間。 その間、俺は、無理やり自分の気持ちを押し殺して生きていた。 大学時代は、とにかく一生懸命勉強に打ち込んだ。 研修医時代、医師になってからも、無我夢中で前に進もうと努力した。 でも…… どんなに忘れようとしても、心の中にはずっと愛莉がいた。 今―― 俺の側には、夢にまで想い続けた愛莉がいる。 朝も、昼も、夜も…… そんな日が来るなんて、あの頃は思いもしなかった。 幼い少年のほんのりとした淡い恋心。 それは、今はもう…… 情熱的に燃え上がる、大人の愛情に変わっている。 確かに、彼女を振り向かせられないことに対しては、自分自身、とても不甲斐なさを感じる。 だけど、俺は必ず愛莉と結婚する。 その気持ちは、絶対に揺らぐことはない。 そう遠くない未来に…… 何としても、彼女を振り向かせてみせる。 俺は、自分にそう誓った。 *** ある日の夜―― 遅くまで病院に残っていて、帰ろうと支度をしていたら小川先生が声をかけてきた。 「瑞先生! お疲れ様」 「ああ、お疲れ様」「今日は患者さんが多くて大変だったわね。もうヘトヘトよ。体がいくつあっても足りないわ」「そんなに疲れが溜まってるなら、あまり無理しない方がいい。俺達医者が体を壊したら意味がないから」 「大丈夫よ。それより、ねえ、先生。これから食事しない?お昼ご飯少ししか食べれなかったからお腹すいちゃったわ」 食事の誘い? それは初めてのことだ。 「申し訳ないけど、食事は家ですることにしてるから。外食はやめておく」 「えっ?わざわざ自分で作って食べてるの? 瑞先生、彼女はいないんだったわよね」「……」 俺は、黙ってしまった。 他の先生も帰ってしまい、誰もいない診察室の前は、かなりの静寂をまとっていた。 「ちょっと待って! まさか瑞先生、彼女ができたの?」静かな空間に小川
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2 傲慢なお嬢様~瑞side~

ハッキリ言った途端、小川先生の顔色が変わった。「えっ? 嘘でしょ? 彼女ができたなんて嘘よね?」「いや、本当のことだ。わざわざ嘘をついても仕方ないだろ」「そ、それは……。ね、ねえ、み、瑞先生の好きな人って誰なの?」誰って……「……俺の幼なじみ」「ちょっ、ちょっと待ってよ! 嘘でしょ? 幼なじみって、あの花屋のこと?」小川先生は、大きく目を見開いて驚いた顔をした。「ああ、そうだ」「有り得ないわ。バカなこと言わないで」「バカなこと?」「そうよ。あの人、ただの花屋でしょ? あなたみたいな優秀な人が、あんな人を好きになるなんておかしいわ」かなり激しい口調だ。今すぐここから逃げ出したい気分になる。「それ、どういう意味? あんな人って、小川先生は彼女のこと何も知らないだろ?」「そ、そうだけど……瑞先生には、もっとふさわしい人がいる。先生を支えられるのは、絶対にあの人じゃないわ。私……私なら、瑞先生のことをちゃんとサポートする自信がある。お願い、私のことちゃんと見てほしい」「……それは無理だ。俺は……」「嫌よ! 私はあなたのことが好きなのよ。ずっとずっと瑞先生のことを想っていたの。だからお願い」彼女はそう言って、いきなり俺に抱きついてきた。キツく腕に力を込めて。「離してくれ」思わず、口調がキツくなる。でも、彼女は離そうとしない。仕方なく、俺はその手を無理やり払い除けた。その反動で、小川先生は後ずさりして少しよろけた。「ひどいわ! 瑞先生、何するの!?」乱暴なことをして申し訳なかったが、そんなことより、今は彼女の言葉の間違いを正さなければ気が済まなかった。「俺の幼なじみはとても素晴らしい人だ。愛莉は、子どもの頃から花が好きで、いつも咲いてる花を見ては、俺に説明してくれて元気をくれた。花屋の仕事をしてるから、俺にふさわしくないなんてバカげてる。俺は、花を愛する彼女の優しいところが好きなんだ」そう、いつも彼女の笑顔に支えられていた。愛莉の笑顔のおかげで、俺は前を向いていられたんだ。「で、でも、あなたは医師よ。これからも医師を続けるには、ちゃんと知識を持って支えられる女性が側にいた方がいいに決まってる。花屋にそんな知識があるとは思えない」必死に食い下がってくる小川先生。
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3 傲慢なお嬢様~瑞side~

「そんな知識は必要ない。昔、祖母が亡くなった時、俺は医師になるって決めた。その時は、不安もいっぱいで……でも、愛莉がずっと側にいて励まし続けてくれた。受験も大学での勉強も、そのおかげで頑張れたんだ。知識よりも優しさ……俺はそっちを選ぶ」難しくて複雑な医学の世界に飛び込むことへの不安を、笑顔だけでなく、愛莉は優しい言葉で取り除いてくれた。それが、どれほど力になっただろう。今でも、ずっと……そのことへの感謝は決して忘れてはいない。「そんな……私は瑞先生のことが好きなの。過去に縛られてあの人を想うなんて、それこそバカげてるわ。そんなのただの幻想よ。おままごとの世界の2人がそのまま大人になっただけ。現実的に医師を続けていくなら、お互いのために、あなたと私が結婚するのが1番じゃないの?」鋭い眼光が、容赦なく俺に突き刺さる。この激しい気性、俺には無性に重たく感じた。「悪いけど、これから先、小川先生と結婚することはない。そんな未来は絶対に来ない」「そんな断言しないでよ。未来なんて誰にもわからないのよ。あの人、見た目だって、身分だってあなたとは釣り合わないじゃない。なのにどうしてあなたはあの人を選ぶの?」「そんなものは関係ない。それに、見た目でいえば、十分彼女は魅力的だ。俺には……もったいないくらいに」「ちょっと待って、嘘でしょ? 瑞先生の美的感覚を疑うわ。あの人が魅力的? ただの地味な女性でしょ。オシャレでもないし、女性磨きを怠っているわ」「俺の女性を見る感覚はまともだ。うやむやにしたくないから、ハッキリと言う。俺は、愛莉と結婚する。誰が何と言おうがそう決めている」「そんな……。嫌よ、そんなの信じない。あなたがあの人と結婚するなんて絶対に嫌」「嫌だと言われても、俺の気持ちは変わらない。だから、君には……俺なんかより、もっと立派な人を見つけてほしい。それこそ素晴らしい医師はたくさんいる。君が医師との結婚を望むなら、きっと選択肢はたくさんあるはずだ。俺に無駄な時間を使うのはもったいない」「他の人なんて嫌なの! 私は、瑞先生が好きなのに。親が病院を経営してる者同士、私達は全てをわかり合えるはずよ。この世界がそんな甘いものじゃないことくらい、瑞先生ならわかるでしょ? 私達は力を合わせないといけないのよ。医学の発展のためにも」
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4 傲慢なお嬢様~瑞side~

まるで、わがままな子どものようで、正直、手に負えない。美人で医師としても優秀、誰もがうらやむ環境におかれていても……人は、こんなにも傲慢になってしまうのか。謙虚に真っ直ぐ穏やかに生きていければ、彼女自身ももっとラクになれるのに。「何度言われても気持ちは変わらない。もう、この話はしないでほしい。もちろん、医師としてなら、これからも君と切磋琢磨していきたいし、同じ志を持ったもの同士、励まし合っていけたらと思う」「嫌! そんなこと言わないで! 私をフッたら必ず後悔するわ。瑞先生に後悔なんてさせたくないもの。だから、私は、あなたを絶対に諦めない。諦めてたまるもんですか!」「何度も言わせないでくれ。頼む……俺には君と付き合うことも結婚することも絶対に……できないんだ。ヤケにならないで、自分にとって1番の道を探してほしい」「ヤケになってるのはあなたよ! あなたこそ冷静になって。誰が見ても瑞先生に似合う女性は私。私しかいないのよ。しっかりしてよ、瑞先生」今は、もう何を言っても無駄だと思った。小川先生の表情は……恐ろしいほど怒りと嫉妬に満ちていた。俺は、何も言えず、その場を去った。背中に痛い小川先生の声を受けながら……
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1 応援したい人

「賢人!」 「うわっ、えっ、びっくりした」 「久しぶり~元気だった? 高校卒業以来だから5年ぶりくらいかな?」 突然「ラ・フルール」に現れたのは、篠原 みさと――僕の高校時代の友人だった。 かなり感じが変わってる。 ロングヘアがショートになってるせいか? 「ま、まあ元気だけど、急にいったいどうした?」 「賢人がここで働いてるって聞いたから、来てあげたの」「来てあげたって……」「売り上げに協力したくてね。優しいでしょ?」 「そ、そっか、わざわざありがとう」 「……うん。賢人、お花、好きだったんだね~。知らなかった」 「ずっと好きだよ。花を見てると癒される。ここで働いてから、どんどん花の魅力にハマってる」 「へえ~、賢人がそんな立派になるなんて。私も嬉しいよ」 「みさと、ちょっと上から目線だよな」 「だって私はモデルだもんね~。それも超人気雑誌の一流モデル」 「あ、ああ、知ってる。高校の同級生達がみんな噂してたから。でも、自分で一流とか言う?」「だって本当のことだもん」「ま、まあ、本当にみんな言ってたからね。頑張ってるんだな」 ものすごく有名な女性雑誌の表紙を飾ったりしてるとは聞いてたけど、確かにみさとは美人だ……垢抜けたというのか。 「あ、葉山君達でしょ? この前なんかサインくれとか言われて」 「そっか、あいつは高校時代からずっとみさとのファンだからな」 「……ねえ、賢人。ちょっと話があるんだけど、お店じゃなんだから、終わってから時間もらえない?」 みさとは、急に真面目な顔で言った。 「えっ、今日?」 「うん。私、明日から撮影で日本にいないから。今日、時間もらいたいの」 「そ、そうなんだ……。あ、うん、いいよ」 「良かった。ごめんね、忙しいのに」 「いや、別に予定も無いし」 本当に……何の予定もない。 寂しい毎日だ。 それから少し仕事をして、僕は待ち合わせした公園に向かった。 *** 「悪い、お待たせ。みさと、もう来てたんだ?」 「早く着いちゃったから」 「寒かったんじゃない? ごめんな」 「ううん。今夜は気持ちの良い夜だね。綺麗なお月様も出てロマンチックだし、おまけに静かだしね。そうだ、賢人、お腹空いてるでしょ?」 「ん?……ああ、でも帰ってから食べるし、気にしないでいいよ」
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2 応援したい人

「やっぱり優しいね~、賢人は。昔からずっと癒しキャラで、全然変わってない。それに、まだメガネなんだね。コンタクトにしないの?」みさとは、僕に近づいて、顔を覗き込んだ。大きな二重の目で見られて、ほんの少しだけドキッとした。「あっ、うん。メガネの方が好き……かな。ラクだし」「メガネ男子、いいよね。賢人、いい匂いがする。香水?」「違うよ、ハンドクリーム。結構手が荒れるから、必需品なんだ」これは……愛莉さんにもらったハンドクリーム。少しだけ甘い花の香りがする。旅行のお土産らしく、僕だけがもらったわけじゃないけど……すぐになくならないように、大事に大事に使ってる。「いろいろ大変なんだね、花屋の仕事」「まあな」「みんな、それぞれ頑張ってるんだよね。何だか懐かしいよね、高校時代。みんなでワイワイしてすごく楽しかった」「そうだな……あの頃、みんな仲良かったから。みんなそれぞれに頑張ってるよな。看護師に介護士、保育士に料理人……バスの運転手にタクシーの運転手。みんな、いろんな仕事についてるな」「本当にだよね……。あの頃の夢を叶えてる子もいるし、結婚した子も。子どもができたって聞いたりしたよ。パパやママになってるってすごいよね。全然想像つかないね」「確かに……それはすごいよな。子育てなんて、未知の世界。……そうだ、そういえば、みさとはダンス部だったよな。今もダンスしてるの?」うちの高校のダンス部は有名だった。コンクールで何度も入賞してた記憶がある。「う~ん。大学に入ってからはたまに踊るくらい。モデルになりたくて、洋服とかメイクとか……いっぱい勉強した。私はそういうことに時間を費やしたかな」「そっか、みさとも頑張ったんだな。すごいよ、モデルなんて……。僕は高校も大学も行きながらずっとバイトばっかりだったから」ファミレス、コンビニ、いろいろやった……近くの花屋でバイトもしたし。「どうして部活とか……しなかったの? 賢人はスポーツも得意だったのに」「スポーツよりもしたいことがあったから。いつか将来、自分で店を持つにはお金が必要だろ? 大学の奨学金も返さないといけないし。だから少しでもお金を貯めたくて。あんまり親に迷惑かけたくないから」「まさか、高校時代から花屋をやるって決めてたの?」「うん、まあ。小学生の時、怪我して入院したことが
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