隣町に、潰れてそのまま放置されてるスーパーがある。んで、そのスーパー、裏手に小さな冷凍室があって、そこで人が死んだらしい。 冷凍室にはアイスとか冷食を保存してたんだってさ。そこに人が閉じ込められて死んだんだってよ。 大学時代、俺、A、Bの3人で肝試しをしに、Aの車で行った。 駐車場には1台も停まってないから、建物に1番近いところに停車。 本当はスーパーも見て回りたかったんだけど、シャッターで閉まってて、入れそうにない。何人か入ろうとした人がいたのか、シャッターはベコベコにへこんでた。 問題の冷凍室のすぐ近くには、千切れたチェーンが落ちてた。たぶん、ここも閉鎖されてたけど、先客が壊して入ったのだろう。 俺達はソイツらに感謝しながら、冷凍室に入った。 当たり前だけど、真っ暗なだけで寒くはない。一言で言うと、かび臭くて小さな部屋。見回したけどなにもないし、誰もいない。「なんだよ、ハズレかよ」 Aは舌打ちをする。俺もBもがっかりして、出ることにした。 俺とBが冷凍室から出た途端、バタン! 大きな音がして振り返ると、ドアが閉まってる。しかもAがいない。「開けてくれ!」 くぐもったAの声が、ドアの向こうから聞こえる。俺達は必死に開けようとしたが、なかなか開かない。「やめろ! 来るな!」 ドアの向こうからAの怯える声やら悲鳴やらが聞こえる。「おい、A! どうした?」 俺達が聞いても、Aは悲鳴をあげるだけで、答えない。 しばらくするとドアが開いた。Aは縮こまって、頭を抱えて怯えている。しかも小声で「寒い」とか「ごめんなさい」とか言ってる。 俺達がAを車まで運んでると、1台の車が来た。車は俺達の近くに停まる。出てきたのは同じ大学に通うS。「お前達、肝試ししただろ?」 Sは呆れ返るように言った。Sは俺達と違って陽キャの部類だから、話したことはないけど、苦手意識はあった。それに、今はAをどうにかしないといけない。「今急いでるんで」「まぁ待て」 SはAの背中を軽く叩く、するとAは不思議そうにキョロキョロ見回す。「A? 大丈夫か?」「あ、うん――。さっきのは――」「お前ら、肝試しなんてバカなことすんなよ」 Sはため息をついてそう言うと、車に乗ってどこかに行った。 後日、大学でSを見つけたので捕まえて話を聞くことに成功。 Sは霊感
ปรับปรุงล่าสุด : 2026-01-04 อ่านเพิ่มเติม