บททั้งหมดของ 白い恋の結晶~キミへと続く足跡: บทที่ 101 - บทที่ 110

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第101話

ふたりの呼吸の音も、響いているような気がした。うん。聞く。聞いてみる。「マキ……」聞くなら、今日の放課後だ。「放課後、ちょっと柊に聞いてみる」「……うん」マキが、優しく頷いた。「あたしはどうする? 待ってたほうがいい? 先に帰ってたほうがいい?」こういう時のマキの声は、本当に優しくて涙が出そうになる。「ありがとう。でも、先に帰ってて。 どうなったか、ラインするから」あたしが言うと、マキはもう何も言わずにただ口角を引いて頷いた。放課後。震える声を抑えて、帰宅準備をする柊に声をかけた。柊は、いつもと変わらない優しい笑顔で頷いてくれる。あたしは昼休みにマキと話した屋上前の階段に柊を連れて行き、変な緊張で口から出てきそうな心臓を、つばと一緒に飲み込んだ。「なに? どうした?」難しい表情でずっと俯いたままのあたしを見て、柊が苦笑する。あたしは曖昧に微笑み、唇を噛み締める。頑張れ自分!!ここで黙り込んだら、呼び出した意味がなくなるだろ!!呼び出す勇気は出せたんだから、早く話を切り出さないと!!「あの、さ……」動きの早い心臓が痛い。目の前もぶれて見え、頭まで心臓が上ってきたんじゃないかって思うくらい、頭が疼く。これを聞いたら、今までの全てが終わるかもしれないし、もしかしたら、また始まるかもしれない。告白をするよりも、勇気がいる……。チラリと柊を見上げると、あたしに話を促すように柊が眉を上げた。
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第102話

「聞きたい、ことがあって……」「うん?」柊が顔を前に出して微笑む。「文化祭の、劇の、こと」「…………」柊の視線が、ジッとあたしに刺さる。「あの時さ……どうして、本当にキスしたの?」「…………」柊があたしから目を逸らさないので、あたしも逸らすことが出来なかった。廊下の下の方から、微かに生徒たちの笑い声が聞こえる。「フリだけでよかったのに……」「…………」「どうして?」行動に移すまでは中々決心できなかったのに、こうやって話を切り出すと、割と冷静に聞けるものだ。柊がずっと黙り込んでいるので、あたしは身を乗り出すように柊に返事を促した。柊……。どうして?どうして、あたしにキスしたの?あのあとあたし、嬉しさと不安がない交ぜになって、気が狂いそうだったんだよ?確かめたいのに、簡単にできなくて……。胸が締め付けられて、呼吸ができなくなるほど苦しかった。今まで真剣にあたしの目を見ていた柊が、フイっと目を逸らした。さっきまでの優しい表情は、どこかに消えている。「……別に」声にも、優しさなんて全くない。その一瞬で、あたしの中の何かが、崩れ始めた。「ただ、リアルにしたかったから」リアルに……?「あのキス、別に何の意味もないよ」「…………」「俺は王子、雪羽は姫。キスはただ役を演じただけ」「…………」心に穴があいて、あたしの感情を全て飲み込んでいった。ショックだとか、悲しいだとか、何も思わなかった。涙も出ない。心も痛くない。あたしの感情の全てが、心に空いたブラックホールに吸い込まれていった。「雪羽」「…………」「俺ら、もう終わってるんだよ。中学で」「…………」
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第103話

「もう、あの頃みたいに戻ることはない。俺がどこかで期待させてたんだったら謝るよ、ごめん。俺には最初から戻りたいって気持ちはなかったから」そんなはっきり言わなくても……。あ、でも、はっきり言わないと、あたしバカだからわからないもんね。そのへんはよく知ってるもんね、柊は。あたしは鈍感で、バカだって。何も気づかずに、期待だけ膨らませて……。いつまでもバカみたいに、またあの頃のように戻れるんじゃないかって……。戻れるわけないよね?一度別れてるんだもん。そう簡単に戻れるわけ……。「俺らは、もうただの友達。雪羽がそう思ってくれないと、俺ら、もう側にはいられないよ」……うん。そう……。わかってる。ただの友達。そう気持ちを切り替えないと、側にいられない。わかってる……。それくらい……。友達。あたし達は、友達だ。この町が雪で真っ白に覆われたあの季節から、あたし達はただの友達に戻ったんだ。それをずっとあたしが受け入れられずに、あの桜の木の下で、柊を待ち続けた。前に進むことのできなかったあたしが悪い……。「ごめん……」ようやく出せた声が、涙に震えた。さっき、心にできたブラックホールに感情が吸い込まれたはずなのに、どこかに残っていた悲しさが、涙となって溢れてきた。「そうだよね……。あたし達、友達だもんね」溢れる涙で、目の前が見えない。涙がこぼれ落ちないように目を泳がせて唇を噛み締めたけど、結局、頬にコロコロと転がってしまった。あたしはサッと手で涙を拭き取り、下手くそな笑顔を作る。「ごめん、柊」笑って、泣いて。涙を拭って、顔を伏せて。どんな表情を作ったらいいのか、わからなくなった。「ごめん!! 変なこと聞いちゃったね。忘れて?」必死に笑顔を作る。
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第104話

柊は無表情で、今なにを思っているのか、感じ取ることはできなかった。何も思うわけないか。あのキスに何の意図もなかったんだから。ただ演じただけ。なにを思うって言うんだろう……。本当にバカだな、あたし。「引き止めてごめんね。早く帰って。あたしももう帰らなきゃ!!」「…………」「じゃ、じゃーね」なんて下手な去り方だろう。どうしてもっと器用に行動できないんだろう。自分のバカさに呆れる。あたしは絡まりそうな足を必死に動かして階段を駆け下りた。柊から離れるに連れて、どんどん心がズタボロになっていく。心のブラックホールはどうしたのよ!!なんでこの感情全部吸い込んでくれないの?心に穴だけ開けて、その役目を果たしてくれないなんて……。階段を駆け下り、柊の姿が完全に見えなくなってから、あたしは踊り場に崩れ落ちて口を押さえて泣いた。声を上げれば、柊に聞こえるかもしれない。小さな嗚咽だけが壁に反射して響く。今が放課後でよかった。誰にも見られてなくて……。”ただの友達“何度言い聞かせても、こんなに辛い言葉はない。こんなに好きなのに。まだ大好きなのに……。もう、あの頃のように戻れないなんて……。泣いて泣いて泣いて……。どんなに泣いても、涙が枯れることはなかった。泣き過ぎで頭痛もする。さようなら、あたしの恋。ありがとう、あたしの恋心。明日から、ただの友達。柊への“好き”は、封印だ……。
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第105話

□□□□3月中旬。まだ雪が残っている。あたし達の住む町に春が訪れるのは、とても遅い。真冬のようには積もっていないけれど、道路の端や木々の葉の上はまだ真っ白だ。手足もかじかむ。大きな桜の木の下に立っていると、溶けた雪がポタポタと頭上に落ちてきた。ジーンズにグレーのトレーナー。ベージュのダッフルコートに赤いマフラーを巻いて、あたしは桜の木の下で柊と向かい合った。彼も、あたしと同じような格好だ。大きなボストンバックを抱えて、寂しげに立っている。『…………』『…………』さっきから無言のあたし達。ただ向き合うだけで、なにを言ったらいいのか、わからなかった。あとどのくらい、時間は残っているだろう。少しでもいい。1分1秒でも、長く一緒にいたい……。柊はため息とともに、右腕につけている腕時計を確認した。それを見て、ジワリと涙が浮かんで来る。『……時間か』まだまだ寒さの残るキンと冷えた空気中に、柊のかすれた声が転がった。彼の白い吐息に乗って、言葉が寒空に上っていく。あたしはどうすることも出来ない寂しさに、唇をグッと噛み締めた。本当に行っちゃうの?これでお別れなの?眉間がけいれんして、ひと粒、ふた粒と、次々に頬に涙が伝っていく。『……行かないで』あたしの口から出た声はとても頼りなかった。『柊……お願い……行かないでよ』細かく瞬きをして、溢れる涙を外に外に出そうとする。涙でかすむ柊は、眉を寄せてとても苦しそうな表情だ。『……ごめん。雪羽……』『…………』『俺だって、行きたくないよ……』柊の瞳にも徐々に涙が溜まっていった。どんどん赤くなっていく彼の目。柊の両親の転勤が決まって、彼が遠くに引っ越してしまうって覚悟は出来ていたはずなのに……。今日は笑顔で送り出そうって。
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第106話

『雪羽、聞いて』『嫌だ!! 聞きたくない!!』あたしは大声を上げて、耳を塞いだ。すると柊は、抱えていた大きなボストンバックを雪の残るアスファルトの上に下ろして、耳をふさぐあたしの両手をそっと包み込んだ。そして、ゆっくりあたしの手を下ろす。『雪羽。俺、もう行かないと。バスが来る』少し遠くに目をやると、こちらに向かって走ってくるバスが小さく見えた。もう、あと数分しか残っていない。柊が、あたしの手をギュッと握る。あたしは泣いて乱れた呼吸を整え、柊を見上げる。『俺ら、離れ離れになるけど、これで別れるわけじゃないだろ?』『…………』『簡単に会いに来れないけど、それでも俺はずっと雪羽を想い続けるから』『……本当に?』また涙が溢れる。『本当に、あたし達別れない?』『うん。別れないよ』『絶対?』『うん。絶対』柊は優しく言って、静かに口角を引いた。バスの音が近づいてきて、柊と一緒にバスの方を見る。行っちゃう……。柊が、あたしから手を離した。そして、アスファルトに下ろしたボストンバックを肩にかける。『じゃあ……また』そう言う彼の眉間が、また細かく震えだした。あたしにもう涙を見られないようにサッと俯いたあと、素早くあたしのおでこにキスしてくる。そして、走ってバス停まで向かった。あたしは桜の木の下に立ちすくんだまま。柊の走っていく背中を見て、流れ落ちる涙を飲み込んだ。鼻の奥がツンと痛くなる。バスと柊はほぼ同じタイミングでバス停に到着した。相変わらずバスには人が乗っていない。バス停にバスが止まり、ビーっという鈍い音とのあとに、後方の扉が開く。柊はステップに足をかけ、一瞬動きを止めた。そして、少し離れているあたしを振り返った。『雪羽!! 必ず連絡するから!!』大声で言い、素早くバスに乗り込んだ。すぐに扉は閉まり、柊は一番後ろの座席に腰掛ける。そして、後ろの大きな窓からあたしを見ていた。あたしは桜の木の下から走り出し、出発したバスを追いかけた。
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第107話

『柊~!!』大きく手を振りながら、全力で走る。柊も、バスから大きく手を振っている。『柊~!! バイバ~イ!!』柊の手を振る幅が、どんどん大きくなっていく。『また、絶対会おうね~!!』あたしは走りをやめ、口に手を当て叫んだ。柊に聞こえていたかはわからない。でも、ちゃんと伝わってると思う。バスはだんだん小さくなり、次第に見えなくなっていく。静かになった、いつものあたしの町。柊がこの町を去った以外には、何も変わりはない。行っちゃった……。もう明日から、彼はあたしの隣にいない。違う町で、新しい日々をスタートさせるんだ。クルリと後ろを振り返ると、雪の残ったアスファルトにバスの走ったタイヤの跡と、必死で駆けたあたしの足跡が残っていた。桜の木の下には、柊の足跡も残っている。雪が溶けるまでは、ここに彼の足跡が刻まれたまま。溶けないでほしい。冬が終わらないでほしい。ここに柊が確かにいたんだという証を、ずっと残していたい。ずっとずっと、あたし達はこのままでいられるんだという証を……。柊とのことは、ハルにもマキにも話をした。今まであたしのことを心配してくれた、大切な友達だから。柊の気持ちを聞いて、自分の恋心は封印すると……。柊のことをただの友達だと思えるように、ふたりとも協力してほしいと……。あたしも、柊ともう以前のような関係には戻れないって知ったからって、彼をあからさまに避けるようなことはしないって心に誓った。柊は、昔からの友達。そう思うようにしたら、学校で柊に会っても案外普通に接することができた。柊も、あたしを避けるようなことをする人じゃない。友達、友達、友達……。柊と話をする度に、いつの間にかそうやって自分にブレーキをかけるようになっていった……。
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第108話

秋が過ぎて、冬がやってきた。制服のブレザーの中に、厚手のセーターを着て、黒いタイツを履く。着膨れなんて気にしていると、凍死してしまいそうなほど、あたしの町の冬は寒いから。移動教室など廊下を歩かないといけないときは、マキと寄り添いできるだけ暖をとる。12月に入ると雪も降り始め、自然と心が締め付けられる、季節が来てしまった。白い雪を見て寂しいと感じてしまうのは、今日に始まったことじゃない。あの時からずっと、冬になると孤独を感じ、どこかに手を差し伸べている自分がいるんだ。だからかな……。今年は特に、ハルとマキが、あたしの隣にいてくれてるような気がする。現実から逃げてると思いたくないけど、実際、逃げていたのかもしれない。柊にキスの理由を聞いてから、冬休みに入るまで、本当にあっという間だった。クラスでしたクリスマスパーティーだって、正直あまり覚えていないし、ハルとマキと3人で行った初詣も、頭の隅に小さく残っているくらいだ。柊との思い出に触れないように、あの桜の木も避けるように歩いていた。あまりにも無理矢理で、下手くそなあたしの行動。こんなに変に意識した”友達”なんて、友達でもなんでもない。そこまでして彼を側に置いておきたいあたしは相当なバカで、諦めが悪いと思う……。3学期が始まるとすぐに席替えがあり、あたしは窓際の一番後ろのクジを引き当てた。新学期スタートから好調なスタートでテンションが上がる。柊は、あたしと同じ列の一番前。少し遠いけど、必ず視界に入る場所だ。嬉しいような嬉しくないような、複雑な気持ち。3学期になると、進路について考えることが多くなった。まだあと1年はあるけど、3年になる前に、進路をどうするのか、確定させなきゃいけない。早速進路希望調査の用紙が配られ、それぞれの進む道を用紙に記入してきた。あたしは……とりあえず進学、かな?地元の大学なら、あたしくらいの成績でも行けると思うし……。就職しようにも、やりたい仕事なんてないし……。ハルもマキも、地元の大学に進学するって言っていた。同じ大学に進んで、あと少しだけみんなで一緒に過ごすって選択をしても、バチは当たらないよね?柊は、どうなんだろう……。頭がいいから、きっと進学なんだろうけど……。どこを考えているんだろう……。HRの時間、進路希望用紙を回収。一
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第109話

チラリと用紙を見ると、みんな第3希望まできちんと希望を書いていた。だけど……。柊だけが白紙だった。柊から用紙を受け取って、一瞬、彼の席の横で立ち止まってしまった。白紙……?なんで?まだ、進学か就職か迷ってるのかな?迷ってるなら、絶対に進学がいいって勧めたい。だって、柊は本当に頭がいいんだもん。就職するなんて、もったいない。「……ん?」あたしがずっと柊の横で立ち止まったままだから、不思議に思った柊があたしを見上げてきた。あたしはハッと我に返って、首を横に振る。「ううん。なんでもない」微笑みながら答えて、先生に提出する。自分の席に戻って座り、ジッと柊の背中を見た。白紙の意味はなんだろう……。今度、聞いてみようかな。その日日直だったあたしは、放課後ひとり残って日誌を書き、職員室まで持っていった。廊下に出ると、底冷えする寒さ。背中を丸めて小走りで職員室に向かう。職員室は暖房が効いているから、早く行って少し温まってから帰ろう。「失礼しま……」ブルっと体を震わせながら職員室のドアを開けると、中に柊の姿を見つけて、ドアを開ける手を途中で止めた。何故か、中に入ることが出来ない。あたしは少しドアを開けたまま、体をドアの陰に隠す。柊と先生の会話を聞き取ろうと、耳を少し開けたドアの向こうに集中させた。「もう準備は進んでいるのか?」「はい。もう殆ど済んでます」……準備?何の話し?「そっか……。親御さんが転勤多いと、おまえも何かと大変だよな」「もう慣れましたよ。小さい時からですから。お陰で親友と呼べる友達はいません」柊が冗談交じりに言うと、先生は椅子の背もたれに体重を預けハハハと笑った。
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第110話

「だけど、そろそろみんなにも話しておいたほうがいいんじゃないのか?」「…………」変な、胸騒ぎがした。「あと2ヶ月だ。どうする? HRの時間にでも報告するか? 転校のこと」バタン……っ!!思わず、日誌を廊下に落としてしまった。乾いた日誌の音が、廊下中に響き渡る。……転校?今、先生、転校って言った……?え……なに……?柊、また転校するの?また……?せっかくこの町に戻ってきたのに……?うそ……。あたしは震える息が職員室の中まで響かないように、口を押さえてそのままその場を走り去った。廊下を走る足が震える。寒いからじゃない。ショックで……。また、柊がいなくなる。雪が降ると、必ず柊はいなくなる。どうして……?どうして冬になると、あたしの前から遠ざかって行くの?どうして暖めてくれないの?柊にフラれただけで心がズタボロなのに……。だけどそれを必死に乗り越えようって、やっと頑張れるようになれたのに……。それなのに、また転校って……。やっぱり、あたし達って、出会うべきではなかったのかな?あの時、付き合うべきではなかったのかな?全く縁がない。あたし達は元々、交わることなんて出来なかったんだよ。この、すれ違いだらけの毎日が、その証拠。決して、交わることのない、あたし達の人生……。神様は酷すぎるよ……。少しくらい、あたしに幸せな日々をくれてもいいのに……。どうしてこんなに辛いことしか起こらないの?こんなに好きなのに。好きで好きで、大好きで。だけど、好きって気持ちを封印して、必死に友達になろうと頑張ってたのに……。それなのに、また転校だなんて……。あんまりだよ……。あたしは、教室に走り込み、自分の机に手をついて項垂れて泣いた。誰もいない教室。外では雪が深々と降り積もり、冷たい音で風が鳴く。ガタガタと窓が揺れ、悲しさを倍増させる。冬なんて大嫌いだ。いい思い出なんてひとつもない。冬は、あたしに別れだけを運んで来る。冬なんて……。
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