All Chapters of 婚約者に売られ、親友に顔を奪われた私は、二度目の人生で全てを取り戻す: Chapter 91 - Chapter 100

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母が調べていたこと

「本人に気づかれず……?」 綾香は九条先生を見つめた。「それって、誰かに薬を飲ませるってことですか?」「そこまでは聞いていません」 九条先生は静かに答えた。「具体的な薬の名前も、誰のことなのかも話しませんでした。ただ、そういう質問をされたことは覚えています」「いつ頃ですか?」「亡くなる半年ほど前だったと思います」「半年……」 母が亡くなる前から、何かを疑っていた。 綾香は手紙へ目を落とした。『私が間違っていたなら、それでいいのです』 あの言葉の意味が、少しだけ変わって見える。 母は確信していたわけではなかった。 だから誰かの名前も残さなかった。 自分の疑いが間違っている可能性も考えていた。「他には?」「他?」「お母様、他に何か聞いてませんでした?」 九条先生は少し考える。「薬を長期間服用した場合、体調にどんな変化が出るのか。それから、血液検査などで分かるのか、と」「……」「ただ、私は一般的な話として答えただけです」「お母様が何を調べてたのかは、聞かなかったんですか?」「聞きましたよ」「何て?」「少し気になることがあるだけだと。それ以上は話してくれませんでした」 綾香は唇を結んだ。 母らしい気もした。 自分の疑いだけで誰かを巻き込みたくなかったのかもしれない。「そのあと、この手紙を?」「しばらくしてからです」 九条先生が机の上の封筒を見る。「突然訪ねてきて、預かってほしいと言われました。もし綾香さんが自分で私のところへ来ることがあったら渡してほしい、と」「……それだけ?」「ええ」「木箱に
last updateLast Updated : 2026-08-19
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もう一つの可能性

 診察室を出ると、廊下の壁にもたれていた遥臣が顔を上げた。「終わったか」「うん」 それだけ答えて歩き出す。 けれど、頭の中では九条先生の話が何度も繰り返されていた。 母は亡くなる半年ほど前、薬について調べていた。 本人に気づかれないように飲ませた場合。 長期間服用した場合。 検査で分かるのか。 そして、その母自身が似た症状を訴して亡くなった。(偶然……?) 分からない。 九条先生も断定できないと言っていた。 今の自分が決めつけてはいけない。「綾香」「……何?」「前見ろ」「え?」 顔を上げると、すぐ目の前に曲がり角があった。 危うく通り過ぎるところだった。「ぼんやりしすぎだ」「考え事してたの」「見れば分かる」 遥臣はそれ以上聞かなかった。 そのまま一階まで下り、人気の少ない場所で足を止める。「一人で帰れるか」「帰れるわよ」「そうか」 綾香は答えてから、ふと遥臣を見た。「……聞かないの?」「何を」「お父様と何を話したのか」「俺が聞くことじゃない」 やっぱり、この人はそうなのだ。 知りたくないわけではないだろう。 けれど、自分から話さない限り踏み込んでこない。「遥臣」「何だ」「もし……」 言いかけて、綾香は迷った。「何でもない」「そうか」「そこは気にならないの?」「言いたくなったら言うだろ」 あまりにも簡単に言われて、綾香は少しだけ笑った。「変な人」「お前に言われたくない」「何よ、それ」 いつものやり取り。 それだけで、張り詰めていた気持ちが少し緩んだ。◇◆◇ 病院を出た綾香は、駅へ向かって歩きながら考えた。 木箱はどこにあるのか。 母が隠した場所にはなかった。 理央も屋根裏部屋で何かを探していた。 なら、理央が持っているとは考えにくい。(でも……) 綾香は足を止めた。 自分はずっと、誰かが木箱を持ち去ったのだと思っていた。 けれど。「お母様自身が、別の場所に移した可能性もある……?」 母は慎重だった。 鍵を自室の机に隠し、手紙は九条先生に預けた。 すべてを一か所には置いていない。 なら、木箱だけを別の場所へ移していても不思議ではない。(屋根裏にあった跡があるからって、誰かが盗ったとは限らないわ) 綾香はスマートフォンを取り出した。 母が
last updateLast Updated : 2026-08-19
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母が向かった場所

 綾香は家政婦の言葉を聞きながら、胸のざわつきを抑えていた。「その時のこと、もう少し覚えてない?」「もう三年も前ですので……」「何でもいいの。いつもと違ったこととか」 家政婦はしばらく考え込んだ。「そうですね……奥様は、ずいぶん急いでいらしたように思います」「急いで?」「はい。午前中に突然、午後から出かけるのでタクシーを呼んでほしいと」「帰ってきたのは?」「夕方だったと思います」「一人で?」「はい」 綾香は考える。 数時間の外出。 それだけでは、どこへ行ったのか見当もつかない。「帰ってきた時も、鞄は持ってた?」「そこまでは……申し訳ありません」「ううん。ありがとう」 これ以上聞いても、新しいことは出てこないだろう。 綾香は家政婦と別れ、自室へ向かった。◇◆◇ 机の前に座り、ノートを開く。 母が九条先生へ薬について相談した。 その後、手紙を預けた。 亡くなる一、二か月前には、橘にも行き先を告げずタクシーで外出した。 そして、今は木箱がなくなっている。「……どこに行ったの?」 綾香はペンを置いた。 三年前のタクシーを今から探すなんて無理だろう。 母自身も、行き先を残してはいない。(他に何か……) ふと、思い出す。 母は一人で外出することが多い人ではなかった。 買い物なら運転手がいた。 誰かと会うなら、父や橘に予定を伝えていたはずだ。 それなのに、その日だけタクシーを使った。 知られたくなかったのだとすれば――。(家とは関係のない場所?)
last updateLast Updated : 2026-08-19
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貸金庫

「お嬢様」 橘の声に、綾香は一瞬息を止めた。「何?」「旦那様から、書類をお探しになっていると伺いましたので」 扉の向こうから、いつもと変わらない落ち着いた声が返ってくる。「ええ。今探してるところ」「お手伝いいたしましょうか」「大丈夫よ。もう少しで見つかりそうだから」「承知いたしました」 それだけ言って、橘の足音が遠ざかっていく。 綾香はしばらく動かなかった。 完全に聞こえなくなってから、ようやく息を吐く。(……何を慌ててるのよ) 父に頼まれて書類を探していただけだ。 貸金庫の書類を見たところで、何も後ろめたいことはない。 それでも、橘には知られたくないと思ってしまった。 綾香はもう一度ファイルを開いた。 先ほどの書類を確認する。 母の名前。 銀行名。 貸金庫利用料。 間違いない。 綾香はスマートフォンを取り出し、書類を撮影した。 それから父に頼まれた書類を探し出す。「これね」 目的の書類を手に部屋を出る。 廊下にはもう誰もいなかった。◇◆◇ 父へ書類を届けてもらうよう橘に頼み、綾香は自室へ戻った。 すぐに先ほど撮った写真を開く。「この銀行……」 名前には見覚えがある。 御影家が昔から取引している銀行の一つだ。 ただ、貸金庫を契約していたのは母個人らしい。(まだ残ってるのかしら) 母が亡くなって三年。 契約がどうなったのか、綾香には分からない。 解約されているかもしれない。 中身があったとしても、すでに父へ渡されている可能性もある。 そこまで考えて、綾香は首を傾げた。(でも、それならお父様が知ってるはずよね) 父のファ
last updateLast Updated : 2026-08-20
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母の貸金庫

 翌朝。 綾香が目を覚ましてスマートフォンを見ると、理央からのメッセージがもう一通届いていた。『昨日のメッセージ見た?』 画面を見つめる。 以前なら、返事をしなければと思っただろう。 怒らせたくない。 心配させたくない。 そんな理由で、聞かれたことに全部答えていた。 けれど今は。(答えたくない) 綾香は通知を閉じた。 今日は、それより確かめたいことがある。◇◆◇ 朝食を終えると、自室へ戻り、昨日撮影した書類の写真を開いた。 そこに記されていた銀行の支店名を確認する。 まずは電話で聞いてみよう。 そう思ったものの、すぐに手が止まった。(何て聞けばいいのかしら) 母はすでに亡くなっている。 自分が娘だからといって、簡単に教えてもらえるとは思えない。 それでも、何が必要なのかくらいは聞けるだろう。 綾香は銀行へ電話をかけた。 何度か案内を経て、担当者へ繋がる。「亡くなった母が、そちらで貸金庫を利用していたみたいなんです」『お母様が、ですか』「はい。古い書類を見つけて……今、その契約がどうなっているのか確認したいんですけど」『恐れ入りますが、ご契約の有無を含めまして、お電話ではお答えできかねます』「そうですよね」『相続人の方からのお問い合わせでしたら、必要書類をご用意いただいた上で、窓口で確認させていただくことになります』「必要なものを教えてもらえますか?」 綾香は言われたものをメモしていく。 すぐに中身を確認できるわけではない。 けれど、調べる方法はある。「分かりました。ありがとうございます」 電話を切る。 綾香はメモを見つめた。(まずは書類を揃えないと) 
last updateLast Updated : 2026-08-20
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誰を信じるか

 橘と理央の話し声が遠ざかってからも、綾香はしばらく扉の前に立っていた。『気にかけることと、詮索することは違うよ』 橘は理央を庇わなかった。 むしろ、はっきりと止めていた。(分からない……) 母の木箱。 屋根裏部屋。 理央。 橘。 何かが繋がっているように思えるのに、肝心なところだけが見えない。 母の手紙には、こう書かれていた。『あなた自身で確かめてから、誰を信じるか決めてください』 綾香は引き出しを開け、古い鍵を取り出した。「自分で確かめるしかないのよね」 まずは貸金庫だ。◇◆◇ 翌日。 綾香は必要な書類を揃えるため、父に声をかけた。「お父様、ちょっとお願いがあるんだけど」「何だ?」「お母様の銀行のことで、確認したいことがあるの。必要な書類を用意するの、手伝ってもらえる?」 父は少し驚いたようだった。「この前の貸金庫か?」「ええ」「気になっているのか」「うん。お母様が使ってたものなら、何が入ってたのかなって」 木箱のことは言わない。 九条先生から受け取った手紙のことも。 父は少し考えたあと、頷いた。「分かった。必要なものを教えてくれ」「ありがとう」「私も一緒に行こうか?」「大丈夫。自分で行ってみたいの」「そうか」 父はそれ以上言わなかった。 綾香は少しだけ胸が痛んだ。 父を疑っているわけではない。 けれど、母がわざわざ自分だけに残したものなら、まず自分で確かめたかった。◇◆◇ 数日後。 綾香は銀行の窓口にいた。 用意した書類を提出し、担当者が確認するのを待つ。「お待たせい
last updateLast Updated : 2026-08-20
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知らない女性

 銀行を出た綾香は、近くのカフェに入った。 窓際の席に座り、スマートフォンを取り出す。 画面には、先ほど控えた女性の名前と電話番号。 何度見ても、名前に覚えはない。(お母様の友達……?) けれど、それなら一度くらい会ったことがあってもよさそうなものだ。 母が亡くなった時にも、この名前を聞いた記憶はない。 綾香は名前を検索してみた。 同姓同名の人物がいくつか表示される。 けれど、どれが母の知人なのか判断できるような情報はなかった。「やっぱり、これだけじゃ分からないわね……」 スマートフォンを置く。 電話をかけるのが一番早い。 けれど、相手が何者なのか分からないまま、自分の名前を名乗ることには抵抗があった。 母は『誰を信じるか自分で決めて』と残している。 だからこそ、慎重にならなければならない。(でも、どうやって調べればいいの?) 考えているうちに、一つだけ思いついた。 母の昔の知人なら、父が名前を知っているかもしれない。 ただし、直接聞けば理由を尋ねられるだろう。 それなら――。◇◆◇ 帰宅した綾香は、屋根裏部屋へ向かった。 母の遺品の中には、アルバムがいくつも残されている。 昔の友人と写った写真があるかもしれない。 棚からアルバムを取り出し、一冊ずつ確認していく。 家族旅行。 綾香が幼かった頃の写真。 父と母がまだ若い頃の写真。 知らない人たちと並んでいるものもある。「この人たちの誰か……?」 けれど、写真だけでは名前が分からない。 何冊目かのアルバムを開いた時だった。「あ……」 写真の下に、母の字で短い書き込みがあ
last updateLast Updated : 2026-08-21
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家では話せない

『もし御影の家にいるなら、今は何も話さないで』 綾香はスマートフォンを握りしめた。「……どうしてですか?」『今は答えられないわ』 女性の声は低い。 さっきまでとは明らかに違っていた。『綾香ちゃん、今、一人?』 綾香は反射的に屋根裏部屋の扉を見る。「一人です」『そう』 女性が小さく息を吐く。『でも、そこで話すのはやめましょう』「待ってください。お母様のこと、何か知ってるんですよね?」『知ってるわ』 即答だった。 綾香の胸が大きく鳴る。「だったら――」『会って話しましょう』「会って?」『ええ。電話では話したくないの』 綾香は黙った。 相手が母の古い友人であることは確認できた。 自分のことも知っていた。 けれど、それだけで信用していいのだろうか。 母の手紙が頭をよぎる。『あなた自身で確かめてから、誰を信じるか決めてください』「……どこで会いますか?」 女性は少し考えてから答えた。『人の多いところがいいわね』 指定されたのは、都内のホテルのラウンジだった。 綾香も名前を知っている場所だ。『明日の二時でどう?』「大丈夫です」『分かった。私はあなたの顔が分かるから』「私も写真を見つけました」『写真?』「お母様のアルバムに、あなたと一緒に写ってる写真がありました」 電話の向こうが静かになる。『……そう』 その声が少しだけ柔らかくなった。『まだ残してくれてたのね』 綾香はアルバムの写真へ目を落とした。 若い母と、隣で笑う女性。
last updateLast Updated : 2026-08-21
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母の親友

 翌日。 綾香は約束の時間より少し早く、ホテルのラウンジへ着いた。 理央には会わなかった。 橘には「少し出てくる」とだけ伝えたが、やはり行き先は聞かれなかった。(大丈夫……誰にも知られてない) そう思いながらも、落ち着かない。 案内された席に座り、周囲を見回す。 人は多い。 宿泊客らしい家族連れや、仕事の話をしている人たち。 ここなら、何かあっても人目がある。 母の友人がこの場所を選んだ理由が、少し分かった気がした。「……綾香ちゃん?」 声に振り返る。 昨日、写真で見た女性が立っていた。 写真より当然年齢は重ねている。 けれど、面影は残っていた。「はい」「やっぱり。お母さんに似てるわね」 女性は綾香の向かいへ座った。「昨日は突然電話して、すみませんでした」「いいの。驚いたけど……いつか連絡が来るかもしれないとは思ってたから」「私から?」「ええ」 綾香は眉を寄せた。「どうしてですか?」 女性はすぐには答えず、注文を済ませた。 飲み物が運ばれ、店員が離れてから、ようやく口を開く。「まず、聞いてもいい?」「はい」「私の電話番号を、どうやって知ったの?」「お母様の貸金庫です」 女性の表情が変わった。「貸金庫?」「緊急連絡先に、あなたの名前と電話番号がありました」「……そう」 女性はしばらく黙り込んだ。「やっぱり、あの貸金庫は残ってたのね」「知ってるんですか?」「ええ」 綾香は身を乗り出した。「中に何があるかも?」「それは知らない」「……そうですか」「でも、あなたのお母さんが何かを保管していたことは知ってる」 綾香の胸が大きく鳴った。「木箱ですか?」 女性の手が止まった。 その反応だけで分かった。「知ってるんですね」「……綾香ちゃん。その箱のこと、どこで知ったの?」「お母様が残した手紙に書いてありました」「手紙?」「九条先生に預けていたんです」 女性が目を見開く。「九条先生に……」「それと、箱の鍵も見つけました」「鍵まで?」「はい。でも箱がないんです」 女性はしばらく何も言わなかった。 やがて、小さく息を吐く。「そういうことだったのね」「何がですか?」「昔、あなたのお母さんから預かったものがあるの」 綾香は息を呑んだ。「預かったもの?」「三年前。
last updateLast Updated : 2026-08-22
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母が疑っていたもの

「自分の部屋に置いていたものが、少しずつ動いている気がするって」 綾香は息を呑んだ。 自分も同じことを感じている。 屋根裏部屋に残された母の遺品。 なくなった木箱。 そして、夜中に屋根裏部屋へ入っていた理央。「お母様は……誰かが部屋に入ってると思ってたんですか?」「そうみたい。でも、最初は自分の勘違いかもしれないって言ってたわ」「誰かを疑ってたんですか?」「その頃は、名前までは聞かなかった」 女性は首を振った。「私も、あまり深刻に考えてなかったの。家政婦さんが掃除の時に動かしたんじゃないかとか、そんな話をして」「……そうですよね」 それだけなら、綾香だってそう考える。「でも、そのうち相談の内容が変わってきた」「どういうふうに?」「体調のことを話すようになったの」 綾香の表情が変わる。「体調……」「眠気がひどいとか、急に気分が悪くなるとか。日によって違ったみたいだけど」 九条先生から聞いた話が頭をよぎる。 母は薬について調べていた。「病院には?」「行ってたわ。でも、原因は分からなかったみたい」 女性はカップに手を伸ばした。「それで、ある時から食べたものや飲んだものを記録するようになったの」「どうして?」「何か共通するものがないか調べるためだって」「記録……」「ええ。体調が悪くなった日だけじゃなくて、何を食べたか、何を飲んだか、薬を飲んだ時間まで」 綾香は眉を寄せた。「その記録は?」「私も見たことはないわ」「じゃあ……」「たぶん、木箱の中じゃないかしら」 綾香の胸が大きく鳴った
last updateLast Updated : 2026-08-21
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