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愛してるなんて言わないで

愛してるなんて言わないで

紀田明(きた あきら)に三年も片想いし続けて、告白するたびにその場でフラれてきた。 それなのに、十八歳の誕生日になって、なぜか彼は私の想いを受け入れてくれた。 その夜、彼のまやかしの優しさに惑わされ、すべてを委ねてしまった。 それから一年後、妊娠を告げると、彼はそっけない言葉だけを残し、そのまま雲隠れのように消えた。 手術費用を必死に稼いで、病院を出て、再会したのは、個室でくつろぐ彼だ。 「夕恵(ゆえ)か?孕んだから堕ろしたんだ。しばらくヤれなくてさ、マジでつまんないんだ」
Short Story · 恋愛
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轢殺から始まるやり直し

轢殺から始まるやり直し

前の人生、一ノ瀬安澄(いちのせ あずみ)の幼なじみの安藤雅也(あんどう まさや)は、名家の御曹司を装って外で好き放題遊び回り、俺・葉山恒一(はやま こういち)に正体を暴かれると逆上して、車で俺めがけて突っ込んできた。 瀕死の俺を前に、安澄の姉・一ノ瀬美和(いちのせ みわ)は膝をついて「助けて」と懇願した。けれど安澄は、最後まで心を動かさなかった。 「あり得ないでしょ。雅也は身分の高い人よ。どうしてあんな小物のために、わざわざ手を汚さなきゃいけないの?恋人だからって勘違いしないで。自分の立場をわきまえなさい」 三日三晩、地に伏して願い続けた美和は、やがて雅也に引きずられていき、暴力と屈辱の果てに命を奪われた。 俺の心臓が止まるその瞬間まで、安澄は雅也をかばい続け、人を轢き殺し、姉を踏みにじった現実から目を背けたままだった。 ――そして、俺は今世へと戻ってきた。もう二度と、安澄に縋って「会いに来てくれ」なんて願わない。真っ先に電話をかけた相手は、兄さんだった。 「兄さん、俺の名を騙って外で好き放題やってる奴がいる。人を回して、処理してくれ。 それから――一ノ瀬家との縁組の相手を替えたい。安澄じゃない。姉の美和だ」 何年もの間、一ノ瀬家に注ぎ込んできた金も、コネも、情も。結局育ったのは、恩を仇で返す、救いようのない女だった。 さあ、俺が手を引いたあとで、安澄とあの幼なじみが、どこまで偉そうに生きていられるのか――じっくり、見せてもらおう。
Short Story · 男性視点
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涙の果てに、幸せは訪れる

涙の果てに、幸せは訪れる

私の夫は、誰もが羨む「理想の旦那」だった。 みんなが言っていた――「彼ほど妻を大事にする男はいない」って。 けれど、その幻想は妊娠六ヶ月の検診の日に崩れた。 うつ病に苦しむ従姉が夫に別れの電話をかけ、自殺をほのめかしたのだ。 彼は迷うことなく、私を病院に残して彼女のもとへ走っていった。 母は「広い心で、夫を貸してあげなさい」と私に告げ、兄は「お前がこの家にいられるのは亜由美のおかげだ。亜由美が欲しがるものは、全部譲ってやれ」と叱った。 あまりに理不尽だった。 本当の家族は私なのに。 彼女はただ、私の居場所を奪った「盗人」にすぎないのに。 そして私は決めた。 ――もう、すべてを捨てて出ていこう。 だが、私がようやく背を向けたとき。 彼らは初めて、後悔に飲み込まれることになった。
Short Story · ラノベ
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いつか白髪になる日まで

いつか白髪になる日まで

斉藤若葉(さいとう わかば)は、地震で半身不随になった白石翼(しらいし つばさ)を、60年ものあいだ介護した。天真爛漫だった女の子は、すっかり白髪になっていた。 若葉は、翼が自分と結婚し、養子を二人迎えたのは、心から愛してくれているからだと思っていた。そして、あの地震の時、命がけで彼を助けた自分の恩に報いてくれたのだと信じていた。 しかし死の間際になって、翼は最後の力を振り絞って彼女の手を振りほどいた。代わりに彼は一本のペンを胸に抱き、それに愛おしそうな眼差しを向けたのだ。 「若葉、君が俺を助けたと嘘をつき続けたことは許してやる。君のせいで、俺の人生は台無しになった。来世では頼むからもう俺を解放して、薫のそばにいかせてくれないか? だって、俺の本当の命の恩人は、彼女なんだからな!」 そして若葉が手塩にかけて育てた養子たちまでが、翼の側に立ち、諭すように言ったのだ。 「おばさん。血は繋がってないけど、僕たちはおじさんを本当のお父さんだと思ってる。だから、お願い、おじさんを、僕たちの本当のお母さんと一緒のお墓に入れてあげて!」 「そうよ、おばさん。あの時、おじさんが母の足手まといになりたくないと思わなければ、あなたと一緒になるはずなかったの。私たちを養子にしたのもそのため。そのおかげで、あなたも私たちにそばにいてもらえたんだから、感謝すべきじゃない?まだ満足できないの?」 そうか。自分が彼の命の恩人だと言っても、翼は一度も信じてくれていなかったんだ。 60年以上も続けた自分の献身的な介護は、彼が落ちぶれていた時に初恋の人がくれた、たった一本のペンに比べても劣るということなのか。 自分が母として注いできたつもりの愛情でさえ、病弱な初恋の人では子供を育てられないと心配した彼の計算ずくによるものだったなんて。 その瞬間、若葉は一生をかけて注いできた深い愛情がすべて踏みにじられたような気分になった。 彼女は、ひと口の血を吐き出すと、無念のあまり、目を開いたまま息絶えた。
Short Story · 恋愛
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日が経つほど心がわかる

日が経つほど心がわかる

私はトップレベルのAIエンジニアである夫、綾小路辰紀(あやこうじ たつき)が、最近会社に入ったばかりのインターンに薬を盛られたことを知った。 荒唐無稽な一晩過ぎた。 翌朝早く、夫から電話がかかってきた。 声は二日酔いのかすれ声で、普段見せない焦りが混じっていた。 「琴里(ことり)、俺、やらかした。でも安心してくれ。彼女には金を渡した。これでこの街から消えるだろう」 十年も一緒にいた私は、彼の失態は二度とないものだと信じた。 しかし半年後、辰紀の会社は史上最悪のハッカー攻撃に見舞われ、コアデータが危機に瀕した。 私はパリの香水展示会から急いで戻ったが、データセンターの前で、まるで氷の底に突き落とされたかのような光景を目にした。 辰紀は閉ざされた扉の外に立ち、疲労と罪悪感に満ちた顔をしていた。 医師によると、インターンの速水桜(はやみず さくら)は妊娠三か月で、高放射線のサーバールームで彼に72時間付き添いで守ったため、流産の兆候があるという。 後に桜は双子を産み、綾小路家は喜びに包まれた。 私は十年間身に着けていた結婚指輪を外し、指先は冷たくなった。 私は電話を取り、たった一文字「S」だけを登録した番号にかけた。 「清水さん、この前お話しされた件、私、引き受けます」 電話の向こうから低く沈んだ笑い声が返ってきた。 「雨内(あまうち)さん、それは賢明な判断です」
Short Story · 恋愛
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愛の気持ちには嘘つけられない

愛の気持ちには嘘つけられない

白野百合子(しらの ゆりこ)は拉致されて初めて、自分が本当の令嬢ではないことを知った。 婚約者は彼女に留学のチャンスを譲るように迫り、両親と兄は骨髄を提供するように強要した。彼女はすべてを奪われた! しかし彼女が去ったあと、彼らは皆後悔した……
Short Story · 恋愛
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結婚七年、もう彼を捨てる

結婚七年、もう彼を捨てる

七度目の結婚記念日。私はたった一人で食卓に向かい合っていた。 スマホがふいに光を放った。ロック画面には、未読のメッセージが二件。 一件は夫、遠野圭(とおのけい)から。【今夜は会社で残業だ】と。 もう一件は匿名メッセージで、【圭さん、マジでエグいって。奥様、メンタル大丈夫そ?】と、添付されていたのは、男女が熱くキスを交わす写真だった。 記念日のために用意したケーキの蝋燭を吹き消し、私は気だるく目を閉じた。 【離婚しましょう】そう、彼に送った。
Short Story · 恋愛
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月曜日の魚と恋をする方法

月曜日の魚と恋をする方法

「この魚、私を見てます」  水族館で働く水無月透は、魚の視線が分かる特殊な能力を持っていた。しかし人間とは深く関われず、孤独に生きてきた。ある水曜日、同じ能力を持つ女性・七海と出会う。彼女の左手首には、濡れた包帯。その下に隠されていたのは――青緑色に輝く、魚の鱗だった。 「私、週に一度、魚になるんです」  月曜日ごとに体が変態していく七海。やがて彼女は完全に魚になることを選ぼうとする。言葉では想いを伝えられない透は、不合理な決断をする――「俺も魚になる」と。 境界を生きる者たちの、切なくも温かい恋物語。 「土曜日の魚は恋をしない。でも、水曜日の君となら、永遠に恋ができる」
恋愛
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落ちてはいけない恋があったなんて

落ちてはいけない恋があったなんて

アメリア・デイビスはグレース・マーティン公爵夫人の葬儀で、年齢不相応の振る舞いをする子カレブと出会う。彼女はカレブを侮辱する言葉を吐く彼の父、ルーベン・マーティン公爵を衝動的に引っ叩いてしまった。ルーベンはアメリアに興味を持ち、彼女を脅して結婚する。アメリアの生真面目な不器用さを愛おしく思うルーベンと、献身的に真っ直ぐ自分に向き合ってくれる彼女に惹かれてしまうカレブ。恋に疎いアメリアは執着とも言える2つの愛に翻弄されていく。
ファンタジー
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何度殺されても愛してる。

何度殺されても愛してる。

20歳の誕生日の朝に夫スタンリーの浮気現場を目撃し揉み合いの末、頭を打ったルミエラ。彼女は、前世で自分が言葉を話せない子を育てた記憶を思い出し、言葉以外の仕草や表情で相手の気持ちを知ろうとするようになる。ルミエラはここが前世で読んだ小説の世界だと気づき、自分と夫は息子クリフトに殺される運命だと知る。クリフトに殺される度に時を戻るルミエラ。戻る度に変わるスタンリーの浮気の言い訳。自分と同じように時を戻るレイフォード王子は離婚して自分の元に来るように薦めてくる。言葉とは違う心の内をを知ろうと人を観察するルミエラは、一見不正解の道を選びながらも幸せになっていく。
ファンタジー
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