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婚姻関係外

婚姻関係外

相楽慎輔(さがら しんすけ)と彼の若い秘書が、コンサートで熱烈なキスを交わしているところが撮影され、会場の大スクリーンに映し出された。 美男美女のカップルとして、その映像は瞬く間にネットで話題になり、「いいね!」は百万件を超えた。 その動画には、私の六歳の息子が二人の間に座り、興奮して手を叩いている姿が映っていた。 私はすぐにその動画をSNSに投稿し、キャプションに【超ラブラブじゃん、推せる】と添えた。 すると、慎輔からすぐにビデオ通話がかかってきた。彼は皆の前で、私を「器が小さい、嫉妬に狂った女」だと公然と非難した! 「あれは彼女の元カレに見せるための演技だ!頼むから、これ以上騒ぎを起こすのはやめてくれ!」 内情を知っている友人たちは、私を笑っていた。 皆、私がいつ慎輔の元へ戻るかに賭けているらしい。 でも、今回ばかりは、彼らの思い通りにはさせるつもりはない。
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結婚決意で七年の彼が後悔した

結婚決意で七年の彼が後悔した

江本翔太(えもと しょうた)と付き合って七年目、それでも彼はまだ私上原結衣(うえはら ゆい)を妻に迎えようとはしなかった。 ある日、私は彼に言った。 「翔太、私ね、結婚することにしたの」 彼は気だるそうに眉をひそめて、ちゃんと聞いていたのかどうかも分からなかった。 「結衣、今は会社が上場の段階に入っててな、もう手一杯なんだよ。だからそんなどうでもいい話をする気分じゃない!」 私は落ち着いたまま笑みを浮かべた。 きっと翔太の目には、私が彼に結婚を迫っているように映っただろう。 けれども、本当に私は結婚するつもりなのだ。 しかも、その相手は彼ではない。
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妹に譲り続けた私の死後、家族は後悔の深淵に

妹に譲り続けた私の死後、家族は後悔の深淵に

私は東都の名門、神崎家の実の娘だ。 両親は私を甘やかし、兄たちは私の願いを何でも聞いてくれる。 ――ただし、神崎家の養女である神崎結愛(かんざき ゆあ) に関わらない限り、という前提があっての話だが。 しかし皮肉なことに、私の生活のすべては、何もかも必ず結愛のことに繋がってしまう。 三人の兄たちは彼女を贔屓し、結婚を控えた私の恋人・須藤時臣 (すどう ときおみ)までもが彼女に寝取られてしまった。 どうしても我慢できず、彼女を問い詰めようと飛び込んでいった。 すると、一番上の兄である神崎景悟(かんざき けいご) に腕を掴まれた。 「結愛は十分に肩身の狭い思いをしているんだ。これ以上彼女を追い詰めて、居場所を奪うつもりか?」 二番目の兄、神崎景秋(かんざき けいあき)は、射抜くような冷徹な眼差しで言い放った。 「あの子の身の上は不憫なんだ。 お前は何不自由なく全てを手にしているだろう、少しは譲ってやったらどうだ?」 三番目の兄、神崎景斗(かんざき けいと)はドアの前に立ちはだかった。 「あの二人は両想いなんだ。お前も聞き分けよくしろ。これ以上付き纏うな」 私が結愛の幸せを邪魔させないために、彼らは私の外出を制限した。 養女である妹を腫れ物でも扱うかのように慰める彼らの声を聞きながら、私は自嘲気味に笑った。 十数年も私を探し続けていたと言ったのは、一体誰だったのか…… 今回、私は泣きも騒ぎもしなかった。 部屋に戻ると、三年間欠かさず飲んでいた抗うつ薬を、すべてトイレに流した。 神崎家における「本物と偽物の令嬢」というこの茶番劇。 もううんざりだ。 もう終わりにしよう。
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叔母の遺産

叔母の遺産

叔母さんは交通事故で片足を失ったが、彼女が最も大切にしていた娘はちょうどその時、海外に行ってしまった。 それ以来、私は全力で叔母さんの世話をし、15年間彼女を介護し続けた。 叔母さんは私の献身に感謝し、彼女が亡くなった後にはすべての財産を私に譲ると約束してくれた。 しかし、叔母さんが命の危険に瀕した時、従妹が帰国してきた。 叔母さんはすぐに遺産を全て従妹に渡し、「介護費用」として100万円を渡して私を追い払った。 その瞬間、15年間の青春が、恥ずかしいほどの100万円に変わった。 気を失いそうなほど混乱している中、私は足を踏み外して川に落ち、溺れてしまった。 そして、目を開けると、なんと15年前の世界に戻っていたのだ。
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愛に傾いた代償

愛に傾いた代償

男尊女卑が根強いこの村で、僕の両親はその反対、姉を溺愛し僕を蔑ろにしていた。 姉はいつも可愛い服を着て、何もかもが流行の最先端。一方の僕は他人のように扱われていた。 姉が成人した夜、家の奥から姉の悲鳴が響いてきた。驚いて駆けつけようとした僕は、父に殴られてそのまま気を失ってしまった。 目を覚ましたとき、姉はすでに冷たくなっていて、その身体には青紫の痣が無数に残されていた。 ところが、両親は人が変わったように冷淡で、姉の遺体をゴミのように扱い、藁で簡単に巻くと村外れの山に埋めてしまった。 しかし翌日の夜、姉は何事もなかったかのように自分の部屋で布団に座っていた。 それ以来、村では次々と奇怪な出来事が起こるようになった。
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百回目のプロポーズ

百回目のプロポーズ

私は超大手企業の社長鈴木陽翔(すずき はると)と、九十八回目のプロポーズをした後、九十九回目には役所の前で会うという約束を交わしていた。 だがその日、陽翔は現れなかった。 代わりに彼は、恋人の清水玲奈(しみず れいな)とコンサート会場に現れ、カメラの前で甘いキスをし、その映像はすぐにネットで話題になった。 一方で、九十九回目も役所の前に立っていた私も、ネットで一気に注目を浴びた。 誰もが、ついに姿を見せない男性の正体を推測し、そして私がいつ百回目のプロポーズをするか予想した。 私との約束を果たせなかったことに罪悪感を抱いた陽翔は、百回目のプロポーズには必ず現れると約束した。 しかし彼がスーツ姿で役所の前に現れたその時、私のメッセージが届いた。 【鈴木、百回目のプロポーズはない。私たちは終わりよ】
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裏切りの鯛の煮付け

裏切りの鯛の煮付け

結婚記念日、私、星野美羽(ほしの みう)は桐谷光希(きりたに みつき)に鯛の煮付けを買ってきてほしいと頼んだ。 妊娠初期のひどいつわりで、目の前が暗くなるほど吐き続けていたけれど、どうしてもそれだけは口にしたかった。 しかし、深夜に帰宅した彼の手には何もなく、「忘れた」と言った。 私は何も言わなかった。ただ、彼の襟元に、私のものではない長い髪の毛が一本ついているのをじっと見つめていた。 後になって、彼の職場の後輩である白石望愛(しらいし のあ)のSNSで、私が食べ損ねたあの鯛の煮付けを見た。 投稿にはこう添えられていた。【先輩がご馳走してくれた。私がこのお店大好きなの知っててくれて、超感動】 写真の中では、すらりとした綺麗な手が、優しく彼女のために魚の骨を取り除いてあげている。
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気づかせないまま離婚届に署名させる

気づかせないまま離婚届に署名させる

私は九条航介(くじょう こうすけ)と結婚して三年になる。 彼はフォーブス世界長者番付のトップ十に名を連ねる大富豪でありながら、私は誰にも知られることのない、彼の「隠された妻」である同時に、大学を卒業間近の、ただの女子大生だ。 「九条家の妻」という肩書きなど重要ではない、と私は自分に言い聞かせてきた。 彼が私を愛してくれるのなら、世間に公表されようがされまいが構わないのだと。 けれど――彼の幼なじみが帰国したそのとき、私はようやく気づいてしまった。 私たちの婚姻を繋ぎとめているのは、ただ一枚の戸籍謄本だけ。 情と呼べるものは、もしかすると私の一方的な思い込みだったのかもしれない。 だから私は、離婚届を用意した。 それを学校の提出書類に見せかけ、彼は何も知らずに署名をさせた。 彼が無造作にペンを走らせたその瞬間、私たちの婚姻関係は終わりを告げたのだ。 書類に対して彼が払った無関心――それはそのまま、私たちの三年間の結婚生活を映し出していた。 心がこもらない、形だけの関係。 愛がないのなら、私は自分の自由を取り戻す。 離婚届が受理されたそのとき、私は解き放たれた。 ただの自由だけではない。私の中には、まだ生まれていない命――航介の子どもが宿っていたのだ。 しかし、私がすべてを置いて、彼の手が届かない場所へと消え去ったあとで、ようやく彼は気づく。 自分が失ったものの大きさに――愛する人と、自らの血を継ぐ後継者を。 そして再び私を見つけ出した彼は、復縁を懇願する。 けれどそのときの私は、もうかつての私ではなかった。 恋だけを生きる未熟な少女ではなく、自分自身の仕事を持つ自立した女性へと生まれ変わっていたのだから。 彼は願う。私の愛を、私の振り向きを――祈るように。
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離婚から六年後、元夫と息子が私を家に呼ぶ

離婚から六年後、元夫と息子が私を家に呼ぶ

結婚七周年の記念日、夫の初恋の相手が息子に猫をプレゼントしてきた。 私は猫アレルギーで全身に発疹が出て、さらには流産の兆候まで現れた。息子に猫を返すように言ったが、五歳の伊藤安平は泣きながら私を突き飛ばし、「やだ!ママなんていらない!鈴おばさんがママになって!」と叫んだ。 伊藤期久は冷たい目で私を睨み、「アレルギーが急に出るわけないだろ。美鈴ちゃんが猫をくれた途端に出たって?嫉妬して息子の気持ちを無視するなんて、そんな女見たことない」と言い放ち、息子を抱きかかえて猫を連れて薫原美鈴の元へ向かった。 私はその場に倒れたまま下着が血に染まっていくのを見つめそのまま二人目の子を失った。 病院で痛みに耐えている間夫と息子は美鈴と一緒に旅行を楽しみ、本物の家族のようだった。 その時美鈴からメッセージが届いた。「期久が私を好きな理由、知ってる?でも、どうしてあなたと結婚したか分かる?私は子どもを産むリスクを冒したくなかったの。でも、息子と娘は欲しかったのよ。残念、あなた流産しちゃったみたいね」 その瞬間、私の心は絶望で押し潰された。 弁護士に離婚を依頼し飛行機で実家に帰った。 もう二度とあの親子には会いたくないと心から願っていた。
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雲の如く、自由な空へ

雲の如く、自由な空へ

小野寺司(おのでら つかさ)の誕生日、彼の「欲しい」という一言に応えるため、古泉雫(こいずみ しずく)は映画館の暗闇の中で、一糸まとわぬ姿になった。 しかし、革ベルトで椅子に縛り付けられた雫を残し、司は女秘書からの電話一本で、振り返ることもなくその場を去っていった。 雫は、そのあまりにも屈辱的で無様な格好のまま、夜が明けるまで拘束され続けた。 一晩中もがき続け、手首が血に染まるほど擦れて、ようやくベルトを解くことができた雫は、命からがら家へと辿り着いた。 だが、ボロボロになりながら帰宅した雫を待ち受けていたのは、リビングに集まった大勢の来客と、大型モニターに映し出された――映画館で見知らぬ肥満男と情を交わす、彼女自身の淫らな映像だった。 目を凝らせば、それがAIによって精巧に作られた動画であることは明らかだ。
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