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〇〇しないと出られない部屋!?2

Auteur: 相沢蒼依
last update Date de publication: 2026-04-04 10:03:37

☆☆☆

コンビニで買い物をしている恋人を置き去りにしないように、橋本はゆっくり歩いた。何の気なしに空を見上げると、さっきまでキラキラ瞬いていた星がまったく拝めない状況を目の当たりにして、眉根を寄せる。

(なんとなーく空気が湿気ってるっつーことは、ひと雨くるかもしれないな)

「陽さん、お待たせしました。わっ!?」

隣に宮本が並んだ途端に、バケツをひっくり返すような雨が降りだした。橋本は慌てて、着ているジャケットを頭にかぶった。

買ったばかりの本で雨をしのいだ宮本が、とあるところに指を差しながら大声で話しかける。

「あのビルの下まで、ダッシュしませんか?」

雨宿りするのにちょうどいいひさしがあったので、頷く間もなく走った。

「いやぁ参ったな。ゲリラ豪雨かよ」

「さっきまで、雨の気配はなかったのに。すぐに止むといいですね」

頭にかぶっていたジャケットを腕にかけてから隣を見ると、宮本がじっと何かを見つめているのに気がついた。

「雅輝、どうした?」

「陽さんの横にある真っ黒い扉、何のお店なのかなって。金のドアノブだし、黒い扉もちょっとした彫り物がお洒落に施されているから、隠れ家的な飲
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