Dendam Berujung Cinta

Dendam Berujung Cinta

last updateTerakhir Diperbarui : 2022-05-13
Oleh:  Eni SihombingOngoing
Bahasa: Bahasa_indonesia
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Sinopsis

Kapten Arya Bimantara sedang dalam tugas Negara , tepatnya di perbatasan Kalimantan, hapenya berdering di lihatnya panggilan dari ayahnya, segera kapten Arya mengangkat panggilan dari ayahnya. Ternyata ayahnya mengabarkan jika saudara kembarnya Aryo Bimantara dan iparnya Lily Prisilia meninggal d

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Bab 1

Kematian Aryo dan Lily

母が重い病気で20日間も入院していたのに、この病院で医師として働いている彼氏の野口空(のぐち そら)は、一度もお見舞いに来てくれなかった。

一日目は、空の幼馴染である入江夏美(いりえ なつみ)が引っ越すとかで、わざわざ休みを取っていた。

二日目は、夏美が病院に研修に来たからって、一日中つきっきりで世話を焼いていた。

三日目、四日目……

母の病室は13階で、空の科は17階。

エレベーターなら10秒、階段でも2分とかからないたった4階の距離なのに、空は20日間、一度も母の病室に見舞いに来なかった。

母の退院の日、私は一人で駅まで見送った。

その途中、ようやく空からメッセージが届いた。

【ごめん、今日は夏美が飼ってる犬の予防接種があるから、そっちを先に送らないと……】

そのメッセージを見て、私は自分の気持ちを伝えようと決めた。

【うん、わかった。気をつけてね】

私は、フッと乾いた笑みを浮かべた。

【それと、私たち、別れよう】

……

スマホをしまってから、私は母を抱きしめた。

「お母さん、体に気をつけてね」

病気で骨張ってしまった母の肩に寄り添うと、胸がじんと熱くなった。

「退職の手続きが終わったら、明日にでも実家に帰るから。もうどこにも行かないよ」

母は、きょとんとしていた。

「じゃあ、空さんは?結婚するんじゃなかったの?」

空は私の彼氏で、A市市立病院でも指折りの内科医だ。

彼と付き合って5年、私は彼のために、遠い地元を離れてA市で頑張ってきた。

なのに、母が胃がんの中期で20日間も入院していたのに、彼は一度も顔を見せなかった。

一日目。母は私に内緒で、A市まで来て入院した。

叔母からその話を聞いたとき、私はちょうど出張中だった。

どうしようもなくて、空に電話して、母のことをお願いしたんだ。

会議が終わり次第、すぐに駆けつけて代わるからって。

でも電話の向こうは、しばらく無言だった。

やがて聞こえてきたのは、彼の冷たい声だった。

「今日、夏美が引っ越しなんだ。休みを取ってるから、無理だ」

それだけ言うと、電話は切れた。

やっとの思いで仕事を切り上げて病院に駆けつけると、母は受付の仕方が分からず、ロビーで5時間も座り込んでいた。

二日目。母の検査結果は、胃がんの中期だった。

本人には言えず、私は一人で階段の踊り場で泣いた。

どうしようもなく辛くなって、空に電話した。少しでいいから、そばにいてくれないかって。

彼はためらうことなく、すぐに断った。

「今日は夏美が研修初日なんだ。俺がついてないと」

そう言うと、さすがに悪いと思ったのか、彼は少し無理のある声で私を慰めた。

「胃がんの中期なら、50%の確率で治る。診断されてから2年から5年生きる人も多い。そんなに心配しなくても大丈夫だ」

私は呆然として、震える唇からしばらく言葉が出てこなかった。

多い人?

でも、私の母は一人しかいないのに。

三日目。母は手術の予約を入れた。

でも手術日は、10日後になってようやく決まった。

待っている間が本当につらくて、私は空に何度もお願いした。何とか手術日を早めてもらえないかと。

彼はいつも断った。

知り合いだからこそ、特別扱いはできない。母とは、一線を引かないとダメなんだって。

でもその日の夜、食堂へ行く途中のエレベーターで、空の科の看護師たちが愚痴をこぼしているのを聞いてしまった。

「野口先生、どうかしちゃったのかしら。新人の研修医が、回診中に小学校の同級生を見つけたからって、13階の胃がん患者さんの手術を、わざわざ水曜日にずらしたなんて……

病院じゃあ、水曜日は陣内先生が執刀だってことくらい誰でも知ってるわよ。陣内先生はもうお歳で、手が震えることもあるっていうのに……」

思い出が、ふと途切れた。私の涙が、母の服に落ちたんだ。

私を抱きしめる母の体が、一瞬こわばって、そしてまた力が抜けた。

荒れていても温かい母の手が、私の長い髪を何度も撫でてくれる。その声は、私が心配しないようにと、わざと明るくしている。

「泣かないで。せっかくの可愛い顔が、台無しになっちゃうでしょ」

母は、優しく私の涙を拭ってくれた。

「これから、きっと良くなるからね」

そうね。これまで母には私しかいなかった。そしてこれからは、私にも母しかいないんだ。

空と別れて、私たちの生活はきっともっと良くなる。
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Ulasan-ulasan

Eni Sihombing
Eni Sihombing
Suka sekali dengan alurnya
2023-02-22 12:27:06
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