Inicio / ファンタジー / Lv1・Maxからのまちづくり / 第50話・史上まれにみるひどい客

Compartir

第50話・史上まれにみるひどい客

Autor: 新矢識仁
last update Fecha de publicación: 2026-06-18 05:07:18

「……素晴らしい、その一言ですな」

 トラトーレがそう言ってぼくの顔を見る。

「草原をイメージした、五人も並んで眠れそうなベッド。……完成しないと思っていましたよ」

「無理もない」

 アパルが苦笑する。

「うちのデザイナーが何夜もかけてデザインしたものです」

「木質も作りも何もかもが素晴らしい……」

 トラトーレがごくりと唾をのむ。

「グランディールの町スキルは真に、真に素晴らしい!」

「……ありがとうございます」

 アパルやサージュでなく、ぼくが頭を下げる。

「これを、ピーラー氏に直接お渡しすればよろしいでしょうか」

「はい。私共は既に仲介料を受け取っておりますので」

 それにしても、とトラトーレは幌の外を見る。

「ピーラー氏はどうやってこのベッドを持ち帰るつもりなんでしょうなあ……」

     ◇     ◇     ◇

「すっばらしい!」

 感動に声を詰まらせたピーラーは、ベッドを撫で回している。

「見た目も感触も匂いまで、俺の想像していた通り……いやそれ以上! すごい、ここまで俺の期待に応えてくれたのはあんたたちが初めてだ!」

 つまりこれまでの全員を潰してきたわけですね?

Continúa leyendo este libro gratis
Escanea el código para descargar la App
Capítulo bloqueado

Último capítulo

  • Lv1・Maxからのまちづくり   第60話・見学

    「とりあえず見てから」 こっちも最初からそのつもりです。 会話の間にアレの「移動」スキルも発動可能になったし。「グランディールに住まないってなっても、約束は守ってもらう」「グランディールの場所をか?」「ううん。それ以上の秘密を」 ポルティアとナーヤーが顔を見合わせる。 そして同時にぼくを見た。「場所が知られたくないんで逃げたんじゃないのか?」「いやー、場所なんてあってないようなものなので」「……貴方のスキル「まちづくり」に関係がある?」「うん、まあ、そう」「……分かった。貴方には俺たちを助けてくれた恩がある。住まないとしてもグランディールの秘密とやらを明かさないと誓おう」「私もです」「ありがとう」 そしてアレを見る。アレは頷いて「移動」した。 移動したのは、荒れた土地が斜めになっている場所。雲で太陽が隠れていて、より一層辛気臭く感じる。「ここは? ここが……まさか、この荒れ地がグランディールと言うのか?」「言わない。ヴァローレ」 ヴァローレの瞳が金に光る。辺りをじっくり見まわして、頷く。「誰も居ない」「OK。今、呼ぶから、待ってて」「呼ぶ?」 見てりゃ分かるので、説明を省いてグランディールを呼ぶ。「……ん?」 光が遮られて見上げた二人が口を開けたまま上を見続けている。 グランディールはゆっくりと降りてくる。 微かな音を立ててグランディールは水平に着地した。「はい、グランディールです」 まだ口が開いている。虫入るぞ。「……待て、ちょっと待て」「何を待てばいいか分からないけど待つよ。何?」「本名はペテスタイ、とか言わないか? この町」 うん、伝説の空飛ぶ町。浮いてて降りてきたらそっちを疑うよな。「いいえ。グランディールです。能力はペテスタイをパクったけど」「パクった?」 ていうかぼくのスキルの反則技なんだけど。「とりあえず町の中に入ってしまってくれないか? 何処からか見られてると厄介だからさ」「お……おお」 ぼくたちで二人を囲んでとりあえず入る。全員入って、グランディールを浮かせる。 門につかまって体を固定させながら遠くなる地面を見下ろして、そしてぼくを見て、ポルティア、一言。「……なんで浮くんだ」「浮くようにってしたから」「そんなんで浮くのか?」「浮いてる」「すごい……浮いてる

  • Lv1・Maxからのまちづくり   第59話・実はスカウト

    「あなたも、逆らえなかったんですね?」「……ああ」 家具の町スピティの門番は大体どこかの商会と繋がっている。新しく町に入ってくる家具を鑑定して、良い家具を自分の商会に持っていく。フリーだったポルティアは、ぼくらの持ってきた家具を見て、最大の評価をして、大商会二つに繋いでくれた。でも、その裏でピーラーと繋がっていたんだろう。多分相当売り込んだはずだ。でなければ「新人潰し」の異名を取るほど新人好きな取引相手でも、一つの商会で四ヶ月かかる注文をするなんて真似はしないだろう。「ピーラーはいい取引相手だった。無茶は言うが、それに相応する報酬はもらえた。だから、あの日、ピーラーにあなたたちの後を尾行しろと言われても疑問に思わなかった。ピーラーは気に入ったものは何でも手に入れたがるから」「ピーラーの愛人兼使用人のナーヤーと俺、二人がかりの尾行で、見つけられないものはなかった。……今までは」 ポルティアは渋い顔をした。「多分、スキルなんだろうが、どうやって俺たちの目を眩ませた?」 ぼくは素直に話した。 ぼくのスキル「まちつくり」で、町とも言えないこの門と塀を作り、時間稼ぎする間に「移動」のアレがグランディールに行って「鑑定」のヴァローレを連れてきて、スキルを察知、それを捨てて、町の塀だけ残して「移動」で帰ったと。「「鑑定」「移動」……スピティにもそうはいないスキルだな。なんで出来たばかりの町があんな家具やスキルを……いや、それが「まちづくり」のスキル……?」 ポルティアはぶつぶつと考えている。フリー門番やれるくらい頭の切れる人だ、判断も早い。「で、わざわざ俺たちを助けに来たのは、ピーラーの情報を得たいのか?」「いいや、情報はいらない」 ポルティアは渋い顔をした。ここでピーラーを売って、自分たちを安全な場所に送ってもらおうと思っていたんだろう。取引の種を失ったと思って。「うちは「知識」があるから。必要な情報は安全に手に入る」「……そうか」「実は、別の話が合ってこっちに来たんだ」「別の話?」「ああ。……うちの町に来ないか?」「は?」 きょとん。 そんな擬音がしたと思うほど、ポルティアもナーヤーも丸い目を見開いてこっちを見た。「グランディールに?」「そう」「お前……正気か?」「こんな話が出来る程度には正気なつもりだけど」「俺たちは、ピ

  • Lv1・Maxからのまちづくり   第58話・捨てられていた二人

    「あなたたちがここにいるということは、私たちを追ってきたのでしょう」 即座に町長の仮面つけて、喚き散らす相手に向かって声をかける。「こちらとしてはまだ町の居場所ややっていることを知られたくないんです。ですからピーラー氏についてこられるわけにはいかなかった」 知るかそんなこと、という罵声が聞こえる。 そうだよなあ。ポルティアは依頼されただけ。もう一人いる女の人も、多分同じにピーラーに依頼された……あのスキルをアイテムに込めたあれを作った人だろう。「とりあえず、飲み物と食事を持ってきました」 罵声がぴたり、と消える。「混ぜ物などは入っていません。この場所には水も何もないはず。多分、あなたたちが一番必要なものだと思いますが」 しばらく、沈黙。「……下がったほうがいんじゃね?」 ソルダートが小声で問う。「うん、警戒はされまくっている」「なら――」「だからこそ、ここで引けばあの人たちはこっちを信じてくれないよ」「町長……」 ぼくはソルダートの前に出た。シートスがそのすぐ後ろに並ぶ。「とりあえず、食事と水を取ってから、話しませんか?」 しばらく、沈黙が続き。 やつれた男女がふらふらと現れた。 一人は……ポルティアだ。 もう一人は、短い髪の女の人。 ぼくはすたすたと歩いていく。 ポルティアは歯を食いしばって剣を構えるけど、その剣が震えている。 ぼくは柔らかいパンと薄いワインの水袋を持っていて、シートスがぼくの隣に並んで、深い二つの器を取り出す。ふわりと漂う美味しそうな香り。 シートスは空間の狭間に物を入れて触れずに持ち歩くことが出来る。彼女が「食品保存」した食品は、それ以上腐らないし冷めないし温くならない。ただし、食品とその器以外は「保存」出来ないんだそうで。盗賊時代はこれで奪った食品を楽々運んでたんだそうだ。「あ……ああ」 恐る恐る女の方が近づく。「毒……とか」「入っていません。何なら毒見しても構いませんが」 ぼくがパンを一口食べ、シートスが器のスープを口に入れる。「ほら、大丈夫」 ポルティアが恐る恐る受け取って、一口、ワインを飲む。 続いて、ぐいぐいと一気に飲み干す。 水袋一袋分の薄いワインを一気に飲み干した。 座り込んで、パンを食らう。 女の人はスープをちびちびと飲んでいる。 座り込んでいるというのは

  • Lv1・Maxからのまちづくり   第57話・躾は成功?

     門の所に降下円を作り、下へ降りようとしたところに、後ろから走ってくる音と声が聞こえた。「お兄ちゃん!」「我が……町長!」 振り向くと、必死で走ってくるアナイナとヴァリエ。 ……なんで? その答えは、後ろからやってきたフレディが教えてくれた。「随分反省も後悔もしたようですから、試しに外に出したらどうなるかの実験中なんです」「で? 様子は?」「今のところボロは出していませんね」 うん、他の人にボロがでなければそれでいいんだよ。この二人、周りを気にせずの動向だから。「お兄ちゃんは下に降りるの?」「うん」 ソルダートとリュー、ヴァローレ、アレ、シートスを後ろに従えて降下円を作ってるんだから、まあ降りるとしか思えないよな。「わたしたちもついてっちゃ……ダメ?」 久しぶりだな、アナイナのおねだり。 それに、アナイナが少し変わったのがわかる。 アナイナは、「わたしたちも」と言った。つまり、ヴァリエやフレディの同行もお願いしてきている。 いつもだったら「わたしも連れてくよね?」だったのに。「フレディ」 二人の後ろにいるフレディは、今は子供を連れていない。誰かに預けたのか。「……苦労させたね」「少しはマシになったようですから、無駄な努力ではなかったでしょう。同じ町に住んでいても二度と会えなくなるかもですよ! がお約束の言葉でしたね」「ご苦労さんだったな、フレディ」 ソルダートがフレディの肩を叩く。「子供の相手は慣れてますよ。ついでに言えば躾も」 さすがは二人の子供のお母さん。強いなあ。「で、町長はどうして下へ?」 フレディに聞かれ、ぼくはちょっと苦笑い。「ちょっと下に気になることがあってね」「あ、それでソルダートが一緒なの?」 お。前だったら「ソルダートが一緒ならわたしも!」とか言い出すところなのに。「……やっぱり行ったらダメかな」「そうですよアナイナ、町長は町長の用事で行くんですから、わたくしたちは邪魔になるかもですわ」 お。これも変わったな。前だったら「我が君の御身はわたくしが守ります!」とか食いついてきてただろうに。アナイナをけん制しているだけかもしれないけど、それでも前から見たらすっごく大人しくなった。「……シートスの監視付き、かつ、ソルダートの言うことを聞けるなら」「よろしいんです

  • Lv1・Maxからのまちづくり   第56話・無事の帰還

     ぼくたちは無事にグランディールに辿り着いた。「追跡者の姿はないか?」「……ないね」 ヴァローレが辺りを「鑑定」して人とスキルの気配がないのを確認した。「よし」 地面に落ちる影。見上げれば巨大な浮遊物体。あれがぼくたちの町だと知っているのはぼくたちだけ。 降りてこい、と念じると、グランディールは音もなく降下してきた。「おう、おう、おう!」 ソルダートが門に捕まりながら、こっちを見下ろしてきた。「アレがヴァローレを連れてったから、何かヤバいことあったのかなと思ったけど、全員無事でよかった!」 すぅ、と音もなく着陸するグランディール。 わいわいと町民が寄ってくる。「ご無事で、町長」「良かった、何もなかったんだ」「ベッドは売れたのか?」「あら、この牛車、私のじゃないわ」 ファーレの言葉に、サージュが首を竦める。「ピーラーが荷物ごと持ってった」「牛車も?」「うん、こっちはトラトーレが準備してくれたもの」「まあ、次にこれが使えるならいいのだけれど」 ファーレはそれでも不満顔。自分が作った牛車を知らない相手に持っていかれたのが気に入らないんだろう。「ていうか、相手は荷車を用意してなかったの?」「ああ。危うく幌まで持っていかれる所だった」「グランディールの町スキルでできた紋章を、持っていこうって?」「そうなんだよ、ピーラーが欲しい欲しいって」 シエルも不愉快そう。町の紋章を危うく持っていかれる所だったんだから文句も出るだろ。ぼくも言ったし。「おまけに尾行されてスキルアイテムまで入れられた」 全部、下で作った町に見える塀の所に引き付けて放って来たけど。「グランディールに滅茶苦茶興味持ったのか?」 ヴァダーが溜息混じりに呟いた。「うん。そうでなきゃ二つも手段使って追いかけてこない」「というか、初めての物は自分のものにしなきゃ気が済まないようだな」 サージュがまたも「知識」を搔き集めてきた。「期待の新人、新しい町、というように注目を集めるものを、真っ先に、そして全部手に入れたがる」「町なんてどうやって手に入れるの。町長になりたいの?」「いいや。外から口を出す立場になる。つまり、多大な寄付を送って町政に関わってくるんだ。新しい町は金に困っていることが多いから寄付を受け取らざるを得ない。それと引き換えに品物を自分優先

  • Lv1・Maxからのまちづくり   第55話・失敗した任務

    「そう……だと思われるのですが……」「なんだ、自信のない」 馬に乗った男女五人がついてきて、森の中にいきなり現れた塀と門を見て唖然とする。「グランディールの牛車があの門の中に入っていったのは見たのですが……声もしない、人の気配もない、牛車の音すらしない」「見失った、のか?」 ピーラーの視線が凍てつく。「中に入っていった、それだけは確かです」 依頼主は怖い顔をする。 彼の意向に従えなければ、ポルティアの未来はない。 フリーの門番は所詮コウモリ。あっちにもこっちにもつくからこそ大きい稼ぎがあるのだが、あっちからもこっちからも見放されれば守ってくれる者はいない。だから、ポルティアはピーラーという保険をかけていた。彼に自分が見つけた才能のありそうな若手を商会に紹介すると同時にピーラーに教える。そうすればポルティアはピーラーのお気に入りとして、懐も温かくなるし名前も売れる。 ピーラーの新人潰しに関わっていると言ってもいいが、ポルティアはそれは何とも思っていない。期待に応えきれず潰れる方が悪いのだ。 だけど、グランディールが……あの若い町長が、ピーラーに逆らった。初めてピーラーの無茶に応えた町長が、別荘のデザインをしてくれという依頼を断った。見事な銀染めのグリフォンの紋章が入った幌を渡さなかった。 これまで何人もの新人を潰してきたピーラーには、信じがたいことだった。 これまでの新人は、何とかピーラーの注文に応えようと四苦八苦した。そして期待を裏切って潰れて行った。もちろんピーラーは潰したくはなかった。ただ、一切の妥協をしなかった。それだけの話だ。 新人は自分の意向に応じるもの。断るなんてありやしない。 そういう反発心。そして、それ以上に沸き起こった好奇心。 グランディールはどんな町なのか。 あの町長が率いる町はどんなものなのか。 見てみたい。 ……見てみたい! だから荷物にスキル「跡追い」を込めたアイテムを混ぜ込み、自分を使って後を追わせたのだ。直接町へ行ってデザイナーと交渉しようと。自分の望むあれやこれやを作らせようと。 だからこそ、ここで見失うわけにはいかなかった。スキルと人力で追跡させている。「スキルアイテムはあの中なんだな?」「はい、間違いなくあの中に」 短髪の女性が頷く。「よし」 ピー

  • Lv1・Maxからのまちづくり   第42話・ワガママ見参

     味も分からないまま、カトラリーを置く。「ギリギリ、及第点」 アパルは笑顔できついことを言う。「満点ってどんな感じ?」「笑顔で美味しそうに食べきることかな」 無理! 訳の分からないカトラリーをどれ使えばいいか考えつつ、食事のウィットにとんだ会話をしつつと、いくつものことを同時に行いながら笑顔を出して味わって食べきるなんて無理だから! 涙目の無言の抗議にもアパルは気にしない。「これがランチだ。ディナーになったらもっと色々出て来るぞ?」「勘弁して……」「町長なんだろう?」「影の町長でいい……」「影の町長でも町長なら他の町の町長やギルド長なんかと会食の機会はあるからね、慣れ

  • Lv1・Maxからのまちづくり   第41話・新人潰しの注文

     ヴァリエとか言う女騎士をアナイナに預けて、ぼくはシエルを呼んでサージュ、アパルと共に会議堂に入った。 ヴァリエは涙を流してご一緒したいと願ってきたけど当然却下。ぼくはまだ彼女を町民と認めていない。家ができてないのがその証。町民ではない人間を町に関する相談に入れるわけにはいかない。 で、話し合いというのは当然スピティのトラトーレ商会からの厄介な依頼……厄介俳優ピーラー・シャオシュがねじ込んできた巨大ベッド。「まったこりゃ……厄介な依頼をねじ込んでくれたなあ……」 設計図を見たシエルがガシガシと頭を掻く。ものづくり系ということでファーレとポトリーも入っている。「かなり大きいわね……壁

  • Lv1・Maxからのまちづくり   第37話・逃げ切れ逃げ切れ

    「我が君、やっと追いつけた……!」 銀のきらきら髪を振り乱し、ヴァリエとか言った女騎士は牛車の前に膝をつく。「んな、馬鹿なっ」 アレが起き上がろうとして、また寝込む。「無理するなアレ」 風を送っていた帽子を慌てて被り直し、アレの様子を伺って、女騎士を無視。 無視された女騎士はあわあわとなりながら言葉を紡ぐ。「失礼しました、我が君の御許可も得ずにスキルを使うなど! しかしここでスキルを使わねば我が君には一生追いつけないと思い、つい……! 申し訳ありません! わたくしのスキルは「追跡」、最後に言葉を交わした相手ならば、何処にいようと転移して追いつけるのです! 一度「追跡」したら言葉

  • Lv1・Maxからのまちづくり   第36話・迫る厄介者

     入口へ向かうと、先回りして入り口前に止められていた牛車が待っていて、それに乗り込んで、ぼくらはさっさと出発することにした。 町に必要なものは、トラトーレ商会が代理として買い込んで、牛車に積んである。親切なことで。 町が見えなくなって、サージュがぼくに尋ねる。「どうして、この仕事を受けたんだ?」「どうしてって」 藪から棒に言われても。「相手の注文は滅茶苦茶で、トラトーレも引き受けなくてもいいと臭わせていた。そんな仕事を何故」 んー。「トラトーレさんが困ってたのが分かったから、かな」 ガラガラと車輪の回る音を聞きながら、ぼくは答える。「無茶な注文だとは、ぼくも思った」 が

Más capítulos
Explora y lee buenas novelas gratis
Acceso gratuito a una gran cantidad de buenas novelas en la app GoodNovel. Descarga los libros que te gusten y léelos donde y cuando quieras.
Lee libros gratis en la app
ESCANEA EL CÓDIGO PARA LEER EN LA APP
DMCA.com Protection Status