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第51話・気になること

ผู้เขียน: 新矢識仁
last update วันที่เผยแพร่: 2026-06-19 05:28:08

「ははは、それで牛車ごと売ってきたと」

 デレカートが愉快そうに笑う。

 ここはデレカート商会の建物。トラトーレが四頭立て牛車の準備と、ついでに礼という名の生活用品などを積み込むのに時間がかかるので、ぼくを囲んでてくてくとデレカート商会まで歩いてきたというわけ。

「トラトーレとしてはピーラー氏は失いたくない顧客ですからな。ピーラー氏自身は厄介な方ですが、彼が紹介する顧客は大手の信頼のおけるところばかりで」

 なるほどねえ。それであれだけワガママ聞いてたわけだ。いい客を連れてきてくれる客は大事大事。

「しかし、話に聞く巨大ベッド、四ヶ月後なのでしょう? 間に合うのですか……?」

「一つ目も二ヶ月で間に合いました。既にデザイン画も上がっております。それに、デレカート氏との契約も捨てる気はありませんから」

「ありがたい」

 デレカートが笑みを浮かべる。

「こちらも注文が殺到していましてね、断られたらどうしようかと心配していたところですよ」

「それはありませんからご安心を」

 アパルが笑顔で請け負った。

「ピーラー氏は気に入ったものは全て手に入れたがる。グランディールに興味を持ったようですが
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