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第284話

Author: ルーシー
玲奈は目を覚ますと、すぐに智也の携帯へ電話をかけた。

呼び出し音のあと、出たのは彼ではなく――

沙羅の声だった。

「はい、もしもし。

智也をお探しですか?」

玲奈は一瞬もためらわず、冷静に答えた。

「ええ。

彼に代わって」

沙羅は、相手が誰なのかすぐに分かった。

しかし、切ることはせず、ほんの数秒で智也のもとへ携帯を持っていった。

その短い間で、玲奈には二人の距離がとても近いことが分かった。

「智也、電話よ」

その声の直後、電話の向こうからシャワーの音が聞こえてきた。

玲奈は静かにまぶたを閉じる。

――今、彼は浴室にいて、沙羅は寝室。

少しの間を置いて、彼の低い声がした。

「分かった、沙羅。

パンツを持ってきてくれ」

「うん、携帯は洗面台に置いとくわ。

ちゃんと出てね」

バスルームの扉が閉まる音。

そして、水の音が止む。

そのあとすぐ、智也の声が響いた。

「あとで、かけ直す」

通話が切れる直前――

沙羅のくぐもった声が漏れた。

「智也、私まだシャワーしてないのに......」

それ以上、考える必要もなかった。

彼らが何をしているの
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Comments (2)
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まかろん
智也と沙羅は完全にできちゃってるので、こてんぱんにザマァしてほしいんですけど、このお話にはそんなザマァはないんですか? 拓海攻めかた間違ってるよ
goodnovel comment avatar
ひろぴろ
マジクズ智也気持ち悪い。クズすぎて早く死んで欲しい。こんな人間許せん。
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