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第51話

작가: Hayama
last update 게시일: 2026-02-12 17:00:00

「は、はい」

声が震えた。なんとか声を絞り出した。

心臓が、鼓動を早める。

壱馬さんの次の言葉が、私の何かを変えてしまう気がして。

「まだ、俺の事好きじゃない?」

その言葉が、まるで心の奥をそっと撫でるように響いた。

優しくて、でも真っ直ぐで。

私の曖昧さを、そっと問いかけてくる。

その言葉には、彼の希望が滲んでいた。私がいつか、彼を好きになることを信じてくれている。

でも、私はまだ…その答えを持っていない。

壱馬さんのことをもっと知りたい。でも、それが好きという気持ちなのかは分からない。

もちろん、人としては好きだけど…。

壱馬さんの優しさも、強さも、全部、素敵だと思う。

好きって、どんな感情だったっけ。

誰かを思うとき、胸が苦しくなるのは、恋なの?それとも、ただの憧れ?

「…私がここに来て、
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