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隠れていた存在⑤

مؤلف: プリン伯爵
last update تاريخ النشر: 2025-01-23 12:10:43

「ハルトにフェリス、異世界の仲間にこんなとこで会えるとは思わなかった」

漣は味方だったようで、一安心したがさっきの一触即発の状況を見ていればそんな呑気なことを言ってられない。

「レオン!お前なんで連絡がつかなくなってんだ!てか一ノ瀬漣ってなんだよ!レオンからレンに変えたってことか!?」

「す、すまない。私にとってはここが異世界。携帯の使い方もよく分からず飛ばされた当初は皆を探すより先にこの世界に順応しようと努力していたんだ」

漣はこの世界の道具に疎いようで、機械という物自体異世界には存在しないらしい。

春斗はすぐに順応したみたいだが、個人差があるみたいだった。

「それよりも剣聖が見つかってよかったわ。アタシたちだけじゃ正直あれに勝つのは無理だしね」

「確かにな、レオンじゃなかったら俺らも何人か死ぬレベルだしな」

何か僕のよく分からない話が飛び交っている為、会話に入っていくのが難しい。

 

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  • もしもあの日に戻れたのなら   あの日の来ない日常を(エピローグ)

    アレンさん達と最後の別れから一年が過ぎた。僕はというと五木さんの口添えもあってか単位を失うことなく、卒業を迎えることができた。「明日から五木さんのとこでお世話になるんだっけ?」卒業式は姉さんも見に来てくれた。フォーマルな格好に身を包み、そんな質問を投げ掛けてくる。「そうだよ。就職はどうしようかと思っていたけど五木さんが是非ウチにって言ってくれてさ」「ふーん。でも五木さんってその業界では権威って言われているほどの人でしょ?そんな人からなんで声がかかったの?」姉さんは知らない。異世界のことも魔神のことも、もちろんアカリのことも。姉さんを巻き込むわけにはいかないだろう。何も覚えていないのなら、そのまま平和に暮らして欲しい。だからアカリとの出会いは大学で知り合ったことにしておいた。彼女だと紹介したらとても喜んでくれた。そういえば春斗は警備会社に就職が決まっていたな。彼ほどの身体能力の高さがあれば暴漢に襲われても返り討ちにするかもしれない。フェリスさんはレディース専門の服屋に就職していた。夢が叶ったと喜んでいたが、売上も高く今では副店長を任されているらしい。あの人は怒らなければめちゃくちゃ人当たりのいい方だからな。しかも綺麗な人だ。多分それが売上につながったのだろう。アレンさん達は元気にしてるかな。たまに異世界が恋しく感じることもあるけど、それも次第に薄れてきた。この世界で魔法はほぼ使えないし、今までの日常が戻ってきている。「どうしたの?ボーっと空を眺めて」「ああ、いや何でもないよ。それよりこれからアカリと出掛けるから、先に帰っててよ」「デートね!?アカリちゃんを泣かせたりしてはダメだからね!」姉

  • もしもあの日に戻れたのなら   別れ道⑥

    五木さんの合図と共に"黄金の旅団"の面々が魔力を流し込んでいく。電気が溜まっていくのはランプの点灯で分かるが、そのランプが十個全て灯ると五木さんが手で大きく丸を描いた。「準備はできたみたいだね」アレンさんが仲間に合図をして流し込む魔力を止める。「起動します!」僕がスイッチを入れると、どでかいドーナツが回転を始め真ん中の空間が歪み始めた。色が徐々に紫と黒色のマーブル模様になると異世界と繋がった証。今回は前とは時間も違う。恐らく魔界に繋がるかもしれないが前回のように魔物が待ち構えていることもないだろう。一応事前にアレンさんへ伝えているが、全員でゲートをくぐるなら向こうでいきなり殺されるようなことにはならないはずだ。「この電力なら起動してからおよそ五分しかもたないよ!」「分かりました!」五木さんが叫ぶ。五分か……急いでゲートをくぐってもらわないと。「アレンさん急いでください!もう既に一分が経過しています。次に起動することはできません」「君の名前はボクらのグランハウスに刻ませてもらうよ。カナタ君、もう二度と会えないけどボクは君を忘れない」「僕もですよ。アレンさん、今までありがとうございました」アレンさんと固い握手を交わす。団員みんなと握手している時間はない。「さぁ!急いでください!」「カナタ!お前はオレ達の盟友だ!来世で会おうぜ!」「カナタ君、元の世界に帰してくれてありがとう。この恩は絶対に忘れない」「カナタ、またな!」みな口々に礼をしてゲートをくぐっていく。残すはアレンさんとレイさんだ。「春斗、アカリ。本当にいいんだな」「何度も言わせるなよ。俺はこっちの世界が気に入

  • もしもあの日に戻れたのなら   別れ道⑤

    連絡を怠り姉さんからしこたま怒られた日からおよそ二週間。巨大な空間に鎮座する異世界ゲートがあった。「遂に完成したね……流石に私も眠くて堪らないよ」「そうですね……最後の方なんかほぼ徹夜でしたし。でもこれでやっと……」「異世界かぁ。私も行ってみたいけど、彼方君の話を聞く限り危ないところなんだよね?」五木さんと一緒にいる時間が長かったこともあり、異世界の話を沢山していた。そのせいか五木さんが異世界に興味を持ってしまったが、それと同時にどれだけ危険なのかも詳しく話しておいた。そのお陰もあってか、行きたいけど実行に移そうとは流石に考えていないようだった。「魔物に魔法……どれも空想上のものだね。研究者としては是非とも行ってみたいけど帰ってこれないとなるとなぁ」「悪いことばかりではありませんでしたが、こっちの世界の常識は通じませんからね。みんな当たり前のように魔法を行使しているので」「私も魔法の一つや二つ使えたらなぁ。どうかな?そのアレンさんという方に、元の世界へ帰る前に魔法を教えて貰えないだろうか?」この世界に魔素が殆どないことを説明し覚えたところで使うことができないと伝えると五木さんは目に見えたようにガッカリしていた。「そっか……魔法、使えないんだね。まあ仕方ない、とりあえずその方達を呼んでくれるかい?」僕はアカリへと連絡する。連絡先を知っているのはアカリと春斗くらいだ。すぐに全員を連れて行くとのことで待つことおよそ30分。研究所に現れた数十人の異世界人。老若男女問わずの集団はあまりに異質だったのか五木さんは目を丸くしていた。「どうも初めまして。彼らを率いているアレン・トーマスです」

  • もしもあの日に戻れたのなら   別れ道④

    五木さんとの共同研究は想像より早く進んだ。物資の手配も驚くほど早く完成まで後少しというところまでおよそ一ヶ月という短い期間で作り上げた。大型のリングがほぼ完成している姿を見ると、あの時あの瞬間を思い出す。僕がジッとリングを見つめていると五木さんが背後から声を掛けてくる。「どうしたんだい?」「いえ……なんだか夢見心地のような感じでして」「夢見心地?まあそうだね、実現まで後少しだからね。それより最近家に帰っていないだろう?ご家族が心配するんじゃないかい?」五木さんは勘違いしていたがわざわざ本当の事を話す必要もない。頷いた後そういえば姉さんに連絡するの忘れてたなとポケットから携帯端末を取り出す。「あ、めっちゃ不在着信きてる……」「ほら、言っただろう?今日は帰りなさい。研究に根を詰めるのは身体によくないよ」五木さんに促され僕は帰宅することにした。実のところこの一ヶ月、家に帰ったのは三度ほど、あまりに僕が不在にしているせいで姉さんがブチギレてそうだ。ビクつきながらソッと玄関の扉を開く。もう時刻は夜中の十二時を回っていた。足音を立てないようゆっくりリビングに足を踏み入れると、腕を組んで仁王立ちの姉さんと目が合った。「うおぁぁぁ!?」真っ暗なリビングでそんな事をされたら誰だってびっくりする。飛び退いたせいで尻餅をつき、鈍痛が僕を刺激した。「うぐぐ……いってぇ……」「彼方!なんでこんな遅いの!?」目が釣り上がっていてブチギレのご様子。

  • もしもあの日に戻れたのなら   別れ道③

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  • もしもあの日に戻れたのなら   別れ道②

    アカリがこの世界に残るのは分かったが、春斗はどうするんだろうか。僕はアカリと一緒にしゃがみ込んで項垂れている春斗の側までいくと、彼は顔を上げた。「ん?どうしたカナタ。と、アカリ」「いや、ちょっと聞きたい事があって。明日明後日ってわけでは無いけど異世界ゲートが完成したら春斗はどうするのかなと思ったんだ」「ああ、そのことか。それなら俺とフェリスは居残り組だぜ」春斗はまあ理解できる。大学で友人だってできただろうから。でもフェリスさんも残るというのはどういう了見だろうか。「おい、フェリス」「何かしら。疲れてるんだから――ってカナタ君もいたのね。ごめんなさい疲れてて気づくのが遅れてしまって」「いえ、大丈夫です。それよりもフェリスさんもこの世界に残るつもりだと今しがた春斗から聞いたんですけど、どうしてなのかなと気になったので」「ああ、そのことね。正直言えばこっちの世界の方が食べ物は美味しいし魔物はいないし、向こうではできなかった生活ができるからなの」フェリスさん曰く料理も平和さも全てが異世界より勝っているとのことで、帰るつもりは一切ないらしい。「アタシはこっちの世界で行きていくわ。だから今後はご近所さんねカナタ君。改めてよろしくね」「よろしくお願いします。でもフェリスさんってこっちの世界では何のお仕事をされていたんですか?」「まあそうね……ファッション関係、ってところかしら?」なんだ?フェリスさんの歯切れが悪い。もしかしてあまり聞かないほうが良かったかも。「ヘヘッファッション関係なんてよく言うぜ。フェリスの仕事は服専門通販サイトの運用じゃねぇか」「う、うるさいわね!ファッションはファッションでしょうが!」ああ、なるほど。よくあるECサイトを運営している会社に勤めているってわけか。 

  • もしもあの日に戻れたのなら   神域再訪⑥

    「扉が……勝手に開いていく、だと?」世界樹の入口が勝手に開くなど、ヨハネさんも初めて見た光景なのか目を見開いて驚いていた。「まさか……この三人を呼んでいる、とでも言うのか?」「そうに違いないだろうね。行かせてあげたほうがいいんじゃないかな?ほら、世界樹の精霊に逆らうわけにもいかないだろう?」「……いいだろう。行け」ペトロさんの後押しもあってかヨハネさんは渋々ながらも三人で入ることを許可してくれた。

  • もしもあの日に戻れたのなら   神域再訪⑤

    ペトロさんと合流した後、僕らは世界樹の下まで移動した。姉さんは世界樹を見るのも初見だ。あまりの大きさに口をポカーンと開き雲を突き抜けて天まで伸びる天辺を見上げていた。「すっっごい大きな樹だね!これが世界樹?」「そうなんだ。あの幹のところに入口があって中に精霊がいるんだよ」「精霊かー、この世界に来て色んなものを見てきたけど精霊は初めてかも!」姉さんもしかして一緒に中に入るつもりか?世界樹の精霊が許してくれるだろうか。

  • もしもあの日に戻れたのなら   神域再訪④

    「やぁカナタ君。まさかこれほど早く会うとはね」入るやいなやペトロさんが僕の数メートル手前に現れそう声を掛けてくる。扉を開けた瞬間はかなり離れた位置にある椅子に腰掛けていたけど。僕が頭を下げたのを見て隣りにいた姉さんも同じように頭を下げていた。「ふむ……君がカナタ君のお姉さんかな?」「は、はい!城ヶ崎紫音です!」ちょっと緊張しているな。一応ここに来るまでに使徒とはなんたるかを説明しておいたからかな。使徒は僕ら人間など足元にも及ばない神に等しき力

  • もしもあの日に戻れたのなら   神域再訪③

    神域の結界に近付くと各々馬車を降りて徒歩ですぐそばまで寄る。手を伸ばすと目に見えない何かに触れた。ここに戻ってくるのもこんなに早いとは思わなかったな。使徒の方々と別れたのもついこないだ。まさかこんなに早く戻ってくるとは世界樹の精霊も想像していなかっただろう。「ここからどうするつもりだ」「多分結界に触れたので巡回している神族の方が来ると思います」「ならば俺は離れておこう。魔族が側にいれば良からぬ想像をされてしまうぞ」

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