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第959話

مؤلف: 歓乃
茉莉は凛の前にお菓子を寄せ、優しく笑いかけた。

日和が尋ねる。「おばあちゃん、茉莉さん。おじいちゃんと靖さんは、お兄ちゃんを叱ったりしないよね?」

凛も聞き耳を立て、銀髪の郁代に意識を向けた。

郁代は、落ち着かない様子の二人を見て笑った。「心配しなくていいわよ。海斗くんはちょっとやそっとじゃへこたれないから」

その言葉に、凛はかえって不安になった。何か言おうと口を開きかけると、茉莉がそっと首を横に振ったので、凛は仕方なく言葉を飲み込む。

「大丈夫よ。お義母さんは、冗談を言ってるだけだから。お義父さんだって、海斗くんを本当に傷つけたりしないし、仮にそうなったとしても、靖が止めに入るわ」

茉莉はそう言っているが、どう聞いても、海斗がまったく叱られないという話ではない。凛はますます心配になった。

郁代はそんな二人を見て言った。「日和ちゃんはじっとしていられない子だから、凛ちゃんを連れてこの辺を案内してあげたら?」

「分かった!」日和はぱっと目を輝かせると立ち上がり、凛の手を引いてさっさと出ていった。

郁代はその後ろ姿を見送りながら、笑って首を振る。「うちの孫たちは本当に凛ち
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