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第18章

Author: London Bridge
last update publish date: 2026-09-19 19:43:31

スカーレットは一日中、ダリウスと一緒に契約書や法的書類の処理に追われていた。どれも会社の株式譲渡に関するものだった。

気がつけば、太陽はすでに沈み始めていて、携帯電話の充電もかなり前に切れていた。

一方、トビアスは妻からまったく連絡がないことに、ますます不安を募らせていた。

この沈黙にはもう耐えられなかった。

胸に重いものを抱えたような気分のまま車を走らせ、まっすぐ介護施設へ向かった。

トビアスが到着したとき、エレネアはちょうどセラピーを受けていた。

介護士が彼女の隣に座り、話しかけたり質問したりしながら、意識を集中させようとしていた。

トビアスはセラピーの邪魔にならないよう、音を立てないように静かに部屋へ入った。

手にはサプリメントの入った紙袋をいくつも持っていて、それをそっとテーブルの上に置いた。

介護士はすぐに立ち上がり、丁寧に挨拶した。

「こんにちは、アルダマ様」

「エレネアおばあさんの様子はどう?」

トビアスは軽くうなずきながら尋ねた。

「先ほどは少し不安そうでしたが、今は意識もはっきりしています」

「休憩していい。ここからは僕が一緒にいる」

「はい」

介護士は軽く頭を下げ
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