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変わったね

Author: 影畑凛星
last update publish date: 2026-08-07 19:05:12

 マンションへ戻る頃には、夜もすっかり更けていた。

「お疲れさま」

 玄関のドアを開けながら、雄吾が優しく声を掛ける。

「今日は本当に頑張ったな」

 佳苗は靴を脱ぎながら照れくさそうに笑う。

「緊張しすぎて、まだ夢みたいです」

「そうか?」

「はい」

 リビングへ入ると、佳苗は思わずソファへ腰を下ろした。

「ふぅ……」

 ようやく緊張の糸が切れたようだった。

 雄吾はキッチンへ向かい、二人分の温かい紅茶を用意する。

「ほら」

「ありがとうございます」

 湯気の立つカップを両手で包み込むと、不思議と心が落ち着いていく。

 しばらく静かな時間が流れた。

 先に口を開いたのは雄吾だった。

「今日はどうだった?」

 佳苗は少し考えてから微笑む。

「最初は、皆さんに嫌われるんじゃないかと思っていました

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