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返事

Author: 影畑凛星
last update publish date: 2026-06-13 07:01:46

 応募を済ませてから三日後。

 佳苗は朝から落ち着かなかった。

 理由は分かっている。

 メールだ。

 応募した会社からの連絡が来るかもしれない。

 そう思うだけで。

 何度もスマホを確認してしまう。

「気になるなら見ればいいだろ」

 コーヒーを飲みながら雄吾が言った。

 佳苗は苦笑する。

「見てるんです」

「じゃあ待て」

 正論だった。

 佳苗は反論できない。

 その時。

 スマホが震えた。

 二人とも視線を向ける。

 佳苗の心臓が跳ねた。

 画面を見る。

 メール。

 応募先の会社だった。

「えっ」

 思わず声が出る。

 佳苗は慌ててメールを開いた。

 数秒。

 画面を見つめる。

 そして。

「面接です」

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  • 夫の子を産まされ、妹の身代わりとして死んだ私――今世では冷徹CEOに執着されています   監視する妹

     ホテルへ入る佳苗と雄吾。 暗い夜道で撮られたはずなのに、驚くほど鮮明だった。「……どうして」 佳苗の指先が震える。 まるで誰かに見張られていたみたいだった。『ねぇお姉ちゃん』『その人、誰?』『もしかして浮気?』 次々届くメッセージ。 佳苗は顔を青ざめさせた。 浮気。 その言葉に胸が痛む。 裏切っていたのは悟たちの方なのに、なぜ自分が責められなければいけないのだろう。「見せろ」 雄吾が静かにスマホを受け取る。 メッセージ画面を見た瞬間、その目が冷えた。「……なるほど」「先輩」「撮られていたな」 低い声。 感情を押し殺したような響き。「どうしよう……」

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