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第149話

Author: かおる
翔太は胸の奥で、何かがおかしいと感じていた。

しかし、どこがどうおかしいのか――それは分からない。

ただひとつだけ確かなのは――パパとママに離婚してほしくない、ということだった。

清子おばさんのことは好きだけれど、彼女にママになってほしいとは思わない。

心臓が締めつけられるように苦しくなり、父の口から出る答えを聞くのが怖くなった。

やがて、静まり返った部屋に男の低く冷ややかな声が落ちる。

「おまえと清子を並べて比べる必要はない」

正面から答えることを、雅臣はやはり避けた。

星はそれ以上追及せず、かすかに笑って言った。

「分かったわ。

もう十分、答えは聞けた」

そして翔太を振り返る。

「さあ、部屋に戻りなさい。

これからは、パパと二人で話したいことがあるの」

翔太は不安げに父を仰いだが、結局は従って階段を上がっていった。

翔太が去ったのを確認すると、星は封筒から書類を取り出し、机に置いた。

「新しく作った離婚協議書よ。

異論がなければ、署名して」

雅臣の表情が固まる。

「星。

おまえにはもう散々、引き際を作ってやった。

それでも騒ぎ続けるなら、最
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Comments (3)
goodnovel comment avatar
美桜
遺伝するんでしょうね。だって、クズを見て育ってるからね…。
goodnovel comment avatar
橋田光代
しかも2人も!クズって遺伝するのか?
goodnovel comment avatar
美桜
ここにもびっくりするくらいのクズがおった!
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