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第二章:幸せの対価

Auteur: Kaya
last update Date de publication: 2025-10-21 19:02:00
私たちはその晩、禁書庫で得た情報を照らし合わせていた。

闇が深まり、ステンドグラスから差し込む月明かりと、ランタンの暖かな灯りが幻想的に寝室を照らしていた。

今夜もアメリアが張り切って準備してくれたガウン姿で、私は中央のソファに座っていた。

対面に座るルイスも、色気のあるガウン姿だった。

「ヴィスコンティ語と古代語で書かれた、似たような図版を見比べてみたの。

私の予想では、『禁忌の治癒力』は王国の建国時から存在していると思うわ。

これを見て、ルイス。」

私はあらかじめ図版を模写したものをルイスに差し出した。

「第1に、『星の誕生』。

おそらくこれがヴィスコンティ王国の始まり。

そして第2が、『一致する星の刻印』。

第3が『冠の男女』。

第4が、『眩い光を放つ冠の女性』。

ケガを負った小動物や鹿、人間が回復している様子が描かれているわ。

そして最後に、『女性を失い悲しみに暮れる冠の男』。」

「なるほど。

これは建国神話で、この男女は初代王と王妃だな。

俺が見た禁書にも似たようなのがあった。」

ルイスは頷きながら模写を見つめた。

「その通
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