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13.VIPなデートの幕開け。

last update Date de publication: 2025-12-13 21:05:29

私が千晴とメルヘンランドに行く、と言ってから、まだ1週間も経っていない。

だが、気がつけばその話をした週末、土曜日には、千晴と共にメルヘンランドに行くことが決まっていた。

『じゃあ土曜日の10時に先輩の家に迎えに行くから』

と、特に何か決めるわけでもなく、ただ一方的に千晴にそう言われて迎えた、約束の土曜日。

私は千晴に言われた通り、家で私を迎えにくる予定の千晴を待っていた。

ここからメルヘンランドまでは車で約1時間ほどだ。

当然、学生である私たちの交通手段に車などなく、行くなら電車かバスでだろう。

どちらで行ってもいいのだが、まあ、電車で行くのが無難だ。

私たちはまだあちらまで行く交通手段でさえもきちんと決めていなかった。

しかし、千晴がうちに来てからそれを決めても、決して遅くはないと考え、私は何も決まっていない現状に何も思っていなかった。

約束の時間、10時になった頃。

ピンポーンと家のチャイムが鳴り、「あらぁ。どうもぉ」という、お母さんの明るい声が聞こえてきた。

おそらく千晴が来たのだろう。

そう判断した私は鞄の中身をざっと最終確認すると、階段へと向かった。

我が家は階段を降りて
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  • 推しに告白(嘘)されまして。   102.言えなかった言葉。side悠里

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  • 推しに告白(嘘)されまして。   71.好きなところ。

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  • 推しに告白(嘘)されまして。   69.パーティー準備。

    悠里くんとのいい意味で心臓に悪すぎる買い物終了後、私たちは悠里くんの家へとやってきた。新築そうな綺麗で洗練された一軒家。それが悠里くん家の印象だ。私と悠里くんはさっそくクリスマスパーティーをする為に、キッチンへと立ち、その準備を始めた。本日作らねばならないものは、チキンの代わりの唐揚げに、メインディッシュのクリームシチュー。サイドメニューのポテトに、トマトとモッツァレラチーズのサラダに、クリスマスといえばのケーキだ。ケーキはスポンジをもう買ってあるので、あとはデコレーションするだけだった。…だが、ここで事件は発生した。「…あの、その、久しぶりだし、もしかしたらできるかもって思

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    side柚子12月30日。年末の駅内は、様々な人で溢れ、賑わっていた。カップルや子連れの家族、若そうな夫婦に、大きなキャリーケースを引く若者。たくさんの人が行き交う、ここで、私は軽やかな足取りで、ある場所へと向かっていた。そのある場所とは、もちろん悠里くんとの集合場所である駅前の時計塔だ。鷹野高校バスケ部は、私が観戦した次の日、準々決勝で惜しくも敗退し、ウィンターカップの成績は、ベスト8に終わった。負けてしまったが、晴れて目標であったベスト8を達成することができたのだ。準々決勝の日は予定があったので、配信で悠里くんの勇姿を見守っていたが、準々決勝もとてもいい試合で、涙なしでは見

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