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第180話

Author: フカモリ
十数枚の写真が送られてきていた。どれも、真琴が智昭父娘と一緒に、フライドチキンやハンバーガーを食べている場面だ。

写真の中の真琴は、春風のように穏やかに微笑み、甲斐甲斐しく天音の世話を焼いている。天音もまた、時折ポテトを真琴や智昭の口に運んで食べさせていた。智昭も、そんな彼女を気遣うような眼差しで見ている。

事情を知らない者が見れば、仲睦まじい親子三人そのものだと思うだろう。

写真をめくるたび、真琴が楽しそうに笑っていればいるほど、信行の顔色はみるみる曇っていった。

傍らで、信行の不機嫌な様子に気づいた由美は、箸を置き、彼を覗き込んで優しく尋ねた。

「信行、どうしたの?」

LINEの画面を閉じ、信行は携帯を無造作にテーブルに戻すと、無表情で言った。

「何でもない」

由美は慌てて笑顔を作り、彼の皿に料理を取り分けた。

「さっきからあまり食べてないじゃない。もっと食べて」

由美の献身をよそに、信行の頭の中は、真琴と智昭たちの食事風景で埋め尽くされていた。

どうしようもない嫉妬が、腹の底で渦巻いていた。

それでも、宴会が終わった後、信行はこの件で真琴を問い詰めたりはし
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