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第54話:一つ仕事してはセルフィのため

مؤلف: 大正
last update تاريخ النشر: 2026-06-05 07:00:16

 正式な文書を作って、1セットあたり銅貨3枚での取引となった。なお、補足事項として俺が受け取りに来られない際はセルフィを代理人にすることもここで明記された。セルフィがどんな立場であったとしても、セルフィが無事である限りこの金額は商業ギルドの名の下で保証されることになる。

 セルフィは俺がいなくなった場合、その金額を何に使ってもいい、ということになる。セルフィ自身がまだ自由になっていない場合、その一助にすることもできるし、自由の身であってもその金額分のあがりを受け取ることでちょっとだけ人生に楽ができるようになっているはずだ。

 そう頭の中で皮算用をしながら帰り道をルンルン気分で歩く俺に、今までずっと黙っていたセルフィが口を開き始める。

「ご主人様はいずれ自分の国におかえりになるんですよね? あんな長い期間の契約をしてしまってよかったのですか? 」

「問題ない、俺が受け取れないときはセルフィが受け取るようにしてあるからな。俺がいる間に奴隷から解放してやれるかどうかまではわからないが、少なくとも食いっぱぐれないようにはしてやるから

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