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□⑩

Author: 水沼早紀
last update Petsa ng paglalathala: 2026-01-16 00:18:56

「おい!やめてくれ!」

「やめる訳ないでしょ?バカね」

怪しく笑う私に、ターゲットの男はオドオドし始める。

「……おい、なんなんだよ! お前は誰なんだよ!!」

「ワーワーわめかないでくれる? 誰か来ちゃうでしょ?」

一歩一歩近付く私に、ターゲットはついに逃げ出そうと身体を反対方向へと回転させる。

「おっと! 逃がさないよ?」

「やっと来た。遅いハルキ」

「悪い悪い」

そこに仲間の一人、ハルキが合流する。

「え、え……ちょっと待ってくれよ! 俺が何したって言うんだ!」

「あら?しらばっくれるつもりなの? あなたが何をしたのか、私たちはもう分かってるけど?」

そう言った私に、ハルキは「朱里、とっととやるぞ」と促す。

「分かってるわよ。アンタが来るの待ってたんでしょ」

「だから、悪かったって言ってんだろ」

そう文句を言いつつも、ハルキはさっさと行動を開始する。

「朱里、準備整った」

「了解。一発で仕留めてよ、ハルキ」

「分かってるって」

ターゲットを仕留める役目はハルキが担当し、私は抹殺する瞬間を見守る係だ。

本当は私がやりたかったんだけど、仕方ない。

「今宵、あなたを殺害させてい
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