ログインテラスから大広間に戻ると、マルガレータが意外な人物と踊っていた。服の色にブローチが合っていなかった男だ。なかなか優雅な踊り方をしている。たしかにダンスが上手いが、塔に来ていた男とはタイプが違う。
マルガレータは男の顔をじっと見つめている。マルガレータにはまだ婚約者がいない。それこそいまのうちに恋愛を楽しむのも悪くはないとは思うけれど、相手は不誠実な男だ。 わたくしは、もう少し会場内にいる男性を確認しておきたかった。 ウーテが『皇太子妃に相応しくない令嬢』になるために協力をしてくれるのはありがたいが、わたくしには探し出したい相手がいる。 舞踏会でいろいろな男性と踊るのが、実は一番確実な方法に思えてきた。 会場を見回す。 お兄様より背が高く、肩幅の広い男性は、それほど多くない。『男』はよく深い青のブローチをつけていたけれど、他の色も持っていた。今日は、別の色をつけているかもしれない。 わたくしは壁際でつまらなそうに立っている背の高い男性をみつけた。栗色の髪をしている。 噂を広めてもらうためにも、わたくしから男に声をかけるのが効果的だろう。 わたくしは、真っ直ぐに、壁際の男を目指し歩いて行く。周囲の視線がわたくしに向いているのを感じた。 壁際の男を間近に見て、わたくしはすぐに誰なのかわかった。 後にソードマスターとなり皇室騎士団の団長にまでのぼりつめるベイゼル・ローゼンハイムだ。 わたくしは、ベイゼルが塔に来ていた男でないとしても、今のうちに公爵家に引き込んでおきたいと考えた。 わたくしが声をかけると、ベイゼルは顔を上げた。大きくてオレンジ色の目が印象的だ。 「今日は、わたくしの成人を祝うために来てくださったのですわね?」 ベイゼルが慌てて姿勢を正した。この頃のベイゼルは男爵家の次男だったはずだ。騎士団長に就任すると同時に本人は伯爵位を叙任される。 「公女様、おめでとうございます」 丁寧に、祝いの言葉もくれた。 「わたくしと、踊ってくださらない」 ベイゼルは「私には、とても公女様のお相手は務まりません」と、言った。 「わたくしの誘いを断るというのですか?」 「いえ、そのような意図はございません」 周囲が、わたくしの傲慢な振る舞いについて囁き合っているのがわかる。 「では、踊ってくださるのね」 曲が途切れたところで、わたくしはベイゼルとともに大広間の中央へと進んだ。 ベイゼルはあまりダンスが上手くなかった。お兄様よりいくらかましな程度だ。ただ、身体能力が高いはずなので、練習次第では上手くなるだろう。ベイゼルは、ツェーザルが英雄となる戦争で功績をあげ、皇室騎士団に入ったと記憶している。それまでは何をしていたかわからない。踊りながら、現在のベイゼルについて、情報を収集したい。 「あなた、剣術がお好きなの?」 手のひらにまめができているので、相当鍛錬をしているはずだ。 「はい、好きです」 ずっと表情が硬かったベイゼルの顔がほころんだ。 「今はどこかの騎士団に所属しているのかしら?」 「いえ、学生なので、所属は決まっておりません」 「大公子様と同じくらいのお年なのね」 ベイゼルはツェーザルと同じ騎士課だった。 わたくしは、なんとしてもベイゼルを公爵家側に引き込もうと決めた。 「もうすぐ卒業するのでしたら、我がローゼンフェルト家の騎士団へ入るのはどう?」 「入れれば光栄ではありますが、私の実力では難しいかと」 ベイゼルの才能は、戦争に行って開花するようだ。 「このわたくしが誘っているのです。あなたが望むのであればどうにでもできますよ」 そう強気で言ったものの、わたくしは公爵家の騎士団に関与したことがなかった。しかし、ベイゼルは絶対に逃してはならない人材だ。この件はまだ猶予がある。折を見て、お兄様に相談すればいいと思った。 踊り終わると、わたくしは「そのうち使いを送ります。実力をあげる努力を怠らないようにお願いしますね」と、声をかけた。 騎士団長になった後のベイゼルは、常に険しい顔をしていた。戦争での経験が彼を変えたのか、騎士団長としての威厳を保つためだったのか、わからない。 今、目の前で嬉しそうに笑うベイゼルを、公爵家の敵にはしたくないと、心から願った。 あと、もう少しで、マクシミリアンが来てしまう。残された時間で何ができるかに考えを巡らせる。わたくしには、皇室に近い家門の関係性しかわからない。皇太子妃になるまではお父様に、なった後はマクシミリアンから交友関係を管理されていた。 今ならわかる。お父様はわたくしを皇后にすることで皇室を操ろうとし、マクシミリアンはそんなローゼンフェルト家を排除しようとした。 わたくしがマクシミリアンの婚約者になるのは半年後だ。塔に来ていた男を探すより、今はマクシミリアンとの婚約をなくす方が重要だと、改めて感じる。 わたくし自身ももちろんだが、お兄様を助けたい。 わたくしはもう一度マルガレータから情報を得ることにした。 真っ赤なドレスを着ているマルガレータはすぐに見つけられた。 わたくしがマルガレータに視線を送るとすぐに気づいてくれた。お互い歩み寄っていく。 「ジェラルド様、怒っていらしたけど大丈夫だった?」 目の前で連れ去られたのだから心配したことだろう。 「お兄様は、わたくしを思ってくださっているから」 マルガレータは頷きながら「可愛い妹が恋人探しを始めれば、兄としては気が気でないわよね」と笑った。 「残りの方たちには、アナスタシア公女の親友であるこのマルガレータと踊る栄誉を与えておいたわ」 わたくしはおかしくなって、思わず声を出して笑った。こんな風に笑うのは、幼い頃以来だ。一度目の人生が終わるまでにも、心から笑える機会はめぐってこなかった。マクシミリアンとの間に子供ができていれば、少しは変わったのだろうかと考えたこともある。しかし、それはもう、存在しない未来の悲しみでしかない。 「ねえ、マルガレータ。これまでわたくしはいろいろ忙しくてなかなかあなたと会う時間がとれなかったけれど、成人して少しは自分の意思を主張できるようになるから、近いうちにどこかへ出かけましょう」 一度目の人生では、この舞踏会のあとマルガレータとは疎遠になった。わたくしはマクシミリアンが舞踏会に遅れてきたせいで危機感を覚え、マクシミリアンの心をどうにか自分に向けようと、必死になったからだ。すべて、家門のために。 わたくしがマクシミリアンと婚約できたのは、そんな努力が実ったからではない。 皇帝が、望んだからだ。 「嬉しい」 マルガレータの笑顔がまぶしい。 突然、音楽が止められた。侍従達が慌ただしく動き始めた。 わたくしは「ついに……」と思わず呟いた。 マクシミリアンが公爵邸に到着したのだ。間もなく、大広間の扉が開き、入ってくる。 わたくしは背筋を伸ばし、奥歯を噛みしめた。 顔を見るのは、十年ぶりだ。マクシミリアンの傲慢さも冷酷さもすべてを隠してしまうほどに、慈愛に満ちた美しい顔を。 昔から、わたくしには作り物にしか見えなかったが、ほとんどの者が心を奪われてしまう。 わたくしは、緊張のあまり息苦しさを感じていた。 「帝国の小さき太陽、皇太子マクシミリアン・ルートヴィヒ・フォン・シュヴァルツェンベルク殿下のご入場です」 会場にいる者たちの視線が、大広間の扉に注がれる。 わたくしは塔で生活している間にすっかり忘れていた。これが皇室の権威だ。 公爵家との力の差、お父様が欲しがっている皇室だけが持つ権力の大きさ。 わたくしは不安に襲われた。皇帝がのぞめば、どんなに抗おうともわたくしは皇太子妃になってしまう。 扉が開かれた。 一度目と同じように、マクシミリアンが立っていた。マルガレータと過ごした楽しいひとときが終わったあと、わたくしはしばらくの間、自室で招待客リストの確認作業をおこなった。 ツェーザルに惹かれているのは確かだが、『塔に来ていた男』を特定することで見えることもあるはずだと考えている。 わたくしは机の引き出しから一度目の人生での記憶を書きだしてあるノートを取り出した。 塔の中でアンが話してくれた内容はいつも断片的だったが、皇后のときに見聞きした貴族同士の関係性など別の要素を補完すれば、全体が見えるようになるかもしれない。 お父様が招待客を選んだのだから、皇帝寄りの貴族が多いはずだ。ツェーザルを呼んでいたことから、大公側の貴族も含まれていたと思われる。 今現在の貴族の関係性は、お兄様に聞くのが早い。 二度目の人生が始まってから、まだ、三日しか経っていない。過去で、わたくしがマクシミリアンの婚約者となったのは成人を迎えてから半年後だ。それまでに結果を出さなければならない。 やるべきことを、一つ一つこなしていく。 まだ、マクシミリアンからの招待状は届いていない。わたくしは、このまま届かなければいいのにと思っていた。 明日は、もらった招待状に返事を書く予定にしている。出席するのは、三つだけだ。 アンを下がらせ、部屋の明かりを消した。 すると、窓を叩く音が聞こえた。警戒しながら窓に近づいていた。 「私だ」 ツェーザルの声が聞こえた。わたくしは急いで窓を開け、ツェーザルを招き入れた。 「アナスタシア、突然の訪問、すまない」 「ツェーザル様、どうなさったんですか?」 「どうしてもそなたに伝えなければならないことができた」 急用ができたのだ
マルガレータには、公爵邸に来てもらった。アンを呼んで、庭園を見渡せるテラスにケーキやお茶を用意させた。 アンには、少し離れたところに控えておくよう申しつけた。 お兄様に頼んで、招待客のリストを入手してある。 「相変わらず綺麗なお庭」 マルガレータは嬉しそうだ。アカデミーに通っていた頃は時々家に呼んでいた。卒業してからは、皇太子妃教育が本格化して、なかなか時間がとれなくなったのだ。 成人を迎えた日の舞踏会がひとつの区切りとなったので、しばらくはレッスンが休みなのだ。 おかげでわたくしは、皇太子の婚約者候補から外れるための計画が進められている。 ウーテを公爵家で雇い入れる計画は、具体的になる前になくなった。大公の考えはわからないが、ツェーザルは味方になってくれると信じている。けれど、ベイゼルも逃したくない。 将来、活躍をする者が、全員舞踏会に来ていたわけではない。早めに探し出し、公爵家に有利な状況を作りあげる。 なんとしても、皇室の力を削ぎながら、公爵家の基盤をより強固にする必要がある。マクシミリアンが理由をつけて公爵家を排除できないようにするために、常に目を光らせて先回りする。 わたくしには、皇后として国政に携わった知識と経験がある。 そして、塔にいる間に、アンからもたらされた情報の数々。ほとんどが民衆の噂や、週刊新聞の記事、わたくしを題材にした娯楽小説の内容だったが、そこに、マクシミリアンが世論をどう誘導したかの手がかりがあるに違いない。 わたくしにとっては、辛い内容ばかりなので、男の方はそういう内容には一切触れなかった。その優しさがわたくしを支えてくれたのは変わりないが、今は、配慮を知らなかったアンのくれた情報がわたくしの武器となる。 マルガレータも、わたくしが守りたい対象の一人だ。 テラスに用意されたケーキを見て、マルガレータは歓喜の声をあげた。 「公爵家の菓子職人のケーキがまた食べら
ウーテはさきほどから、ツェーザルを質問攻めにしている。わたくしは、ウーテの変わりように呆れつつも、ホッとしていた。『理論上』『魔法の構築』『魔力消費』などの言葉が聞こえてくるが、二人が話している内容をほとんど理解できない。 ウーテはしばらくして、「ツェーザル殿は、天才だ」と、しみじみとした口調で言った。 「ところで、ツェーザル殿も僕と話したがってくれていたのだったね?」 わたくしも気になっていた。ツェーザルの顔をじっと見つめ、返事を待った。 「大公家で働いてほしくて、アナスタシアに仲介を頼んだ」「それは悪いがお断りする」 ウーテは条件を確認する前に断った。 「あなたの現状はある程度把握している。伯爵から結婚するように言われているのだろう?」 ウーテはお兄様と同じ年齢なのだから、普通の令嬢なら、そろそろ結婚を焦り始める頃だ。「僕は、魔法の研究を続けたいから、結婚する気はない」 お兄様が聞けばショックを受けたことだろう。 「研究はただではできないだろう? 伯爵家の支援もこれ以上は期待できないはずだ。あなたがしている『魔力を持っていれば魔法を使えていた時代に戻す』研究には、古い時代の書物や道具など、稀少な物が大量に必要だと思うのだが」 ウーテは顔を顰めた。「まったくもってその通りではあるが、僕にとっては時間も稀少なのだ。大公家の仕事を引き受けると、研究時間が捻出できなくなるだろう」 ウーテの懸念はわかる。大公家は皇室に次ぐ広大な領地を所有している。当然、仕事量も多くなる。 「私が頼みたい主な仕事が、その研究だとしたらどうだ?」 ウーテがツェーザルを睨みつけた。「どういう魂胆だ? そんな虫のいい話を信じられるほど純粋ではないんだよ、僕は」 ツェーザルが口を動かした。 何かを
前回とは違い、目の前にツェーザルが現れるとわかって名前を呼んだ。もう、それほど驚きはしないと思っていたのに……。 ツェーザルがまだシャツの袖の片方しか通していない姿で現れたものだから、わたくしは心臓を掴まれたかと思うくらい、ドキリとした。 数年後には戦争の英雄になるだけあって、鍛えているのがわかる肉体だ。 髪がまだ濡れていて、前髪に滴が光っている。 わたくしはツェーザルから目が離せなかった。 「アナスタシア……嬢……」 名前を呼ばれ、我に返った。 「失礼いたしました」 わたくしは慌てて顔をそらした。頬が熱くなっていたので両手のひらで押さえた。 「すまなかった。今日は報告を受けるのにいつもより時間がかかったせいで、汗を流すのが遅くなったのだ」 ツェーザルが急いでシャツを着ていくのが音でわかる。 「いえ、連日お呼び立てしたわたくしが悪いのです」 「もう、こちらを向いても大丈夫だ」 わたくしがツェーザルの方に顔を向けると、髪まですっかり乾き、整えられていた。 「昨日の今日で呼んでもらえたということは、何か急用ができたのだろう?」 わたくしは頷いたあと「実は、ウーテ様が、わたくしに魔法を使った相手に会いたいとおっしゃっていて……」と用件を伝えた。 「私も、ウーテ・ヘルメルも互いに興味を持ったということだな」 ツェーザルの言葉を聞いて、わたくしは複雑な気分になった。一度目の人生のとき、二人に面識があったかはわからない。会っていたとしても、ウーテが魔塔主に就任して魔塔から出て来た後だろう。 ウーテはお兄様を異性として意識していないけれど、ツェーザルに対しても同じとは限らない。ウーテは自分の魔法に自信を持っていることが、言動や行動の端々に現れている。自分と同等、あるいはそれ以上の魔法が使える相手を目の前にし
「では、いつなら会えるんだ?」 ウーテの勢いに、わたくしは圧倒された。「明日は、わたくしに他の人との約束がありますので、それよりは後になります」「では、最短で明後日だな。それで決まりだ」 わたくしは頷かなかった。「早いうちにお相手の都合を確認します。ウーテ様の都合の良い日時をいくつか教えていただけますか?」 ウーテは「早ければ早いほど良い。決められた日に、何があろうとも行く」と、わたくしの手を強く握った。 ツェーザルもウーテもお互い強く会いたがっている。『惹かれあっている』気がして、わたくしの中に苛立ちに近い感情が芽生えた。「ほかの方に興味が移ってしまわれたので、もうわたくしのお手伝いはしていただけそうにないですね」 ウーテは強く顔を左右に振った。 「そんなわけがあるはずないだろう。先に一つの疑問があって、また別の疑問が湧いたとしても、最初の疑問が解消されるわけではない。僕にとっては、君と会うことも、名も知らぬ魔法師と会うことも等しく大切なことだ。そもそもこの二つの疑問に、まったく関連がないとは限らない。なぜなら、僕が君に惹かれるように、その魔法師も君に惹かれているみたいだからな」 わたくしの持つ魔力に惹かれているという意味だろうか。ウーテのものではない見知らぬ男の顔で言われると、口説かれている錯覚に陥る。わたくしは落ち着かないので話題を変えることにした。 「ウーテ様、わたくしが魔力を持っているとおっしゃっていましたが、どうすれば魔法を使えますか?」 ウーテはなぜか気の毒そうな顔でわたくしを見た。 「魔力を持っていればみな魔法がつかえるわけではないんだ。なぜ僕が魔法師になったと思う?」 わたくしは「魔力があったからではない……のですね?」と返した。「本当に君は、ジェラルドの妹か? どうしてそこまで聡明なんだ」 お兄様は十分聡
ツェーザルが帰ったあとも、わたくしは結局眠れなかった。ツェーザルの表情や声を思い出しただけで胸が高鳴ってしまう。 しかし、名前を呟いてしまうと、またツェーザルを呼び出すことになる。気をつけなければならない。 今日は、ウーテとの約束があった。 ウーテには、魔法についていろいろ訊きたいことがある。 帝都でも有名なケーキ店に行く約束になっている。いつもよりリボンのついた可愛らしいデザインの服を選んだ。気づいてもらえる程度に顔の隠れる帽子も用意した。密会を演出するためだ。 お兄様の選んだ騎士をひとり、護衛として連れて行く。公爵家の馬車が屋敷の外で待っていたので、一緒に乗り込んだ。 一目で、ローゼンフェルト家の騎士とわかる濃紺の騎士服を着ている。マントには聖杯を模したローゼンフェルトの紋章が刺繍されている。 護衛は焼きたてのパンのような髪色をしている。顔が幼く見えるがお兄様が選んだのだから腕はたつはずだ。 真面目な性格なのがすぐわかった。常に周囲に気を配り、護衛の役目を果たそうとしているのが見て取れる。ベイゼルが公爵家の騎士団に入ったときには、教育係を任せられそうだ。 「お名前をお伺いしても?」「ジェラルド卿から名乗らぬよう言われています」 お兄様も騎士団に所属しているから、上司と部下になるのかもしれない。「なぜですか?」「アナスタシア様から名前を尋ねられたからといって決して勘違いするなと念を押されました」 わたくしは、呆れてしまった。 「お兄様が失礼なことを言ったようで、ごめんなさいね。お兄様との関係もあるでしょうから、これ以上は訊きませんわ。今日は、よろしくお願いいたします。騎士様」 護衛騎士の頬がほんのり赤くなった。「はい、しっかりと護衛を務めます。とくにとある方が来た時には命に変えてもお守りするようにと仰せつかっております」







