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第19話(23)

Author: 北川とも
last update publish date: 2026-03-13 14:00:56

 問いかけてきた三田村が、次の瞬間には苦々しい表情となる。

「と、俺が先生に言えた義理じゃないな。ヤクザと関わった先生に、最初につらいことを強要したのは、この俺だ」

「その分、今はあんたに支えてもらっている」

 手を握り合っているだけでは我慢できなくなり、和彦は三田村にしがみつく。三田村はしっかりと抱き締めてくれた。

「……つらいとか嫌とか、そう感じることをやらされているつもりはないんだ。相変わらずこの世界の男たちは、ぼくを大事にしてくれる。それこそ、大事にされたいがために、ぼくはどんなことも受け入れているぐらいだ」

 自嘲ではなく、事実だった。守光の部屋での出来事は、まさにそれだろう。

「そんな自分を自覚しているつもりだったのに、急に我に返って、不安になったんだ。いろいろと、考えることがあって……」

 澤村と会っても平気だったのに、メッセージカードの字を見てからずっと、和彦の気持ちは揺れている。あの字を書いた相手は、和彦に大きな影響を与えた人物であり、今
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  • 血と束縛と   第7話(2)

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  • 血と束縛と   第6話(36)

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  • 血と束縛と   第6話(42)

    「もう、やめ、ろ――」「まだですよ。もっとしっかり、先生の秘密を知りたいんです。たとえば、こことか……」 和彦が鏡を凝視していると、秦が思わせぶりに指を舐める。その指がどこに向かうか察したとき、必死に洗面台の上で上体を捩ろうとしたが、弛緩している和彦の体を容易に押さえつけて、秦の指が内奥の入り口をこじ開け始める。「あぁっ」 ビクビクと腰を震わせて、和彦は秦の指を呑み込まされる。内奥の造りを探るように慎重に指が蠢かされ、感じやすい襞と粘膜を擦り上げられていた。 異物感に呻いていた和彦だが、秦の指が、ある

    last updateLast Updated : 2026-03-22
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