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第5話(35)

작가: 北川とも
last update 게시일: 2025-11-15 17:00:18

「あっ……ん」

 胸の突起を痛いほど強く三田村に吸われながら、和彦は腰を動かしていた。

「ぼくのせいであんたが殺されても、謝らないからな」

 和彦の言葉に、上目遣いで見上げてきた三田村が微苦笑を浮かべる。

「先生は、怖いな。俺みたいな男に、先生のためなら殺されてもいい、なんて青臭いことを思わせるんだから」

「ぼくだって、こうしている意味はわかっているつもりだ。――ヤクザにとって、組長は絶対の存在だ。あんたはそのうえ、組長の忠実な犬だ。その犬が、組長のオンナに手を出した。そして、オンナであるぼくは、こうして犬のあんたを受け入れている。……忠実な犬を唆したのは、ぼくだ。本当は、あんたは悪くない」

「先生っ――」

「三田村さんを殺すなら、ぼくも殺せと言ったら、あの組長、どんな顔をするだろうな」

 賢吾がたまらなく怖いはずなのに、ゾクゾクするほど興奮している。短期間の間に、自分は性質が悪い生き物に成り果てたのだろうかと思いながら、そんな自分が和彦は嫌ではない。したたかさや、ふてぶてしさがなければ、こうして三田
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