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第1444話

Auteur: 小春日和
「俺はやらない!」

「私もやらない!」

伊藤と幸江はすぐに飛び出した。

以前、彼らは真奈と黒澤を二度手伝ったことがあり、もう生き地獄の味を十分に味わっていた。

諺にもあるように、三度目の正直だ。もう一度やったら、本当にこの世とお別れだ!

その時、立花が立ち上がり、淡々と言った。「じゃあみんなでやろう、どうせ大した量じゃない」

「大した量じゃない?これを大した量じゃないって?」

伊藤は自分の耳を疑った。

この世に仕事が少ないと感じる人間が存在するとは。

この部屋いっぱいの書類、処理し終わるのはいったい何年後になるというのだ。

立花は袖をまくり、傍らの馬場に言った。「あっちをやってくれ、こっちは俺がやる」

「はい、ボス」

伊藤は呆然とした。「いや、立花社長、マジでやる気ですか!」

「じゃあ……俺はここら辺で」

佐藤泰一は適当に一画を指さした。

真奈が感動する間もなく、立花が言った。「俺の時間は貴重だ。給料は分単位で請求する。問題あるか?」

「……」

真奈は苦笑した。

佐藤泰一は言った。「俺はタダでいい。代わりに佐藤家とMグループの10年契約が欲しい」

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