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第68話

Author: 小春日和
「申し訳ありませんが、外来者の方は身分確認と居住者の許可が必要です」

警備員は一歩も譲らない態度だった。

「友達を訪ねるのに身分確認なんて聞いたことないわ。さっき言ったでしょう、彼女は私の友達で、同じ学校なんです!」

「申し訳ありません。居住者の方からお電話をいただかないと、お通しできません」

警備員の口調にはすでに苛立ちが混ざっていた。

ここに住むのは金と権力を持つ人ばかりで、警備員の目線も自然と高くなっていた。

杉田は腹が立ったが、仕方なく、しょんぼりと引き返すしかなかった。

帰り道で、福山がついに疑問を口にした。「あの人、一体何者なのかしら?あのマンションに住めるのは普通の人じゃないって聞くけど。彼女は……本当に援交女なの?」

「福山、それはどういう意味?援交女じゃないっていうの?まさかお嬢様だとでも?冗談じゃないわ。お嬢様が人の彼氏を奪ったりするはずないでしょ?」

杉田は鼻で笑った。

福山は杉田の言葉を聞いて黙り込んだ。

「今日は何も分からなかったし、もう帰りましょう……」と浅井みなみが言った。

「そうするしかないわね」

杉田はがっかりした表情を浮かべ
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YOKO
笑 微笑ましい場面で
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