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第160話・いらんことしいだったぼく

Auteur: 新矢識仁
last update Date de publication: 2026-10-06 05:26:34

 水路天井の中心である水汲み場の横にかけられた布の下から現れたのは、グランディールの紋章であるグリフォンと、スピティの紋章である有翼狼マルコキアスの彫像。

 両方とも翼を持った獣だけど、銀のグリフォンが黒いマルコキアスを捕えている鎖を断ち切っている。

「これは……」

 大丈夫なのか、これ。

 ランクから言えばグリフォンとマルコキアス、位置が逆が当たり前だろ。どう見てもグリフォンの方が立場が上。

 しかしフューラー町長は満足そう。

「素晴らしい」

 いや大丈夫なのか? 町民から文句来ない? 明らかにグリフォンの方が偉く見えるぞ?

 ぼくの心配をよそに、フューラー町長はうっとりと呟く。

「乾季という鎖を断ち切ってくれたグランディール。スピティ町民は鎖の重さと断ち切ってくれたことへの感謝を忘れてはいけない」

 いやフューラー町長、それじゃぼくが造ったって丸わかりだから。バレたくないんですけど!

「水路天井のこと。色々教えてくださって感謝する、クレー町長」

 いや本当は教えてないし!

「この事態を何とかしようと水を作ったり操ったりするスキルを持ちを集めていたのだが、どう動かせば町に平等
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  • Lv1・Maxからのまちづくり   第10話・町長と町名

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