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兄貴の絶望6

Auteur: 相沢蒼依
last update Date de publication: 2026-06-26 05:57:37

義母が浴室に消えたのをしっかり確認してから、兄貴の部屋に戻った。ベッドから僕の顔を見た兄貴は、焦ったのか苛立ちまかせに両腕を動かす。

「兄貴、今夜はお父さん仕事で遅くなるって。お母さんとそこで鉢合わせしてさ、これからゆっくり湯船に浸かるそうだよ」

あえて助けが入らないことを教えた途端に、あからさますぎるくらいに目の前の顔色が変わった。

「マジかよ……」

「大好きな兄貴には、真実しか言わないって。だからもう諦めなよ。そんなに暴れたら、腕に縛られた痕がついちゃうだろ」

ベッドの足元に箱ティッシュとローションを置いてから兄貴に跨り、キツく縛っている紐を少しだけ緩めてやる。部活に支障が出ないように肘よりすこし下の部分を縛っていたが、シャツの上に食い込む紐の様子から、間違いなく内出血しているのがわかった。

「外せよ!」

「外したら逃げるくせに」

「外せって、やめろ! こんなことしても、俺はおまえを好きになんてならないぞ」

他にも罵声を浴びせられたがすべてスルーし、兄貴のシャツのボタンを外した。これからはじまると思うと興奮するせいで手元が危うくなり、外すのに少々てこずってしまった。

「兄
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  • こんなに好きなのに、伝わらないのなら――   兄貴の絶望8

     滑りの悪い状態だったが、猛って硬くなっている僕のを押しつけた途端に、兄貴のモノがどんどん大きくなっていった。どうやら、感じやすいらしい。「くうっ!」「僕以外の誰かを好きになった、兄貴が悪いんだ。それくらい理解しろよ!」 頬を濡らす涙を拭って、優しいキスをした。さっきまでは両腕をガタガタ動かしながら抵抗していたのに、僕が涙を優しく拭ったあとから、なぜか兄貴は全身の力を抜いた。 兄貴の舌に自分の舌をねっとりと絡めて深いくちづけをすると、鼻を鳴らして甘い吐息を漏らす。僕のに当たってる兄貴のモノが完勃ちして、互いの躰の隙間を完全に埋めた。「ねぇ兄貴、僕を好きになる証拠を見せてほしいんだけど」「証拠? どうやって……」「僕がここで口を開けて待ってるから、腰をあげて挿入してよ」 兄貴の足元に移動した僕は、下半身の真上に顔を寄せながら口を開けた。「俺のを、おまえの口に――?」「両腕は動かせないけど、それ以外は動くことができるでしょ。腰を持ちあげて挿れるだけの簡単なことさ」「なに言ってるんだ。風呂にも入ってない汚いモノを、辰之の口になんて挿れられないって」「ふふっ、僕の口で兄貴の大きいのを綺麗にしてあげる」「そんなの……嫌だ」 なおも変わらず抵抗する兄貴。しばらく待っていたけど状況が変わらないため、ベッドからおりて、床に置いてあるローションのボトルを手にした。「わかったよ。だったらこのまま、僕の中に挿れてあげる」「えっ?」 兄貴に尻穴が見えるように、床にしゃがんで足を大きく開き、そこにローションを垂らした。「ここに兄貴の硬くておっきいのを、出したり挿れたりするんだよ」 指で尻穴を広げながらアピールすると、兄貴の喉元が動くのが確認できた。もっと興奮するように、くちゅくちゆ音が鳴るように指を増やして弄りたおす。「あっ、早くぅ兄貴の…ンンっ、兄貴ので……ゴシゴシされたいっ!」 空いてる片手で乳首をぎゅっと抓りつつ、いつもやっているように腰を激しく前後させた。兄貴に見られていると思っただけで興奮して、ナカが否応なしに締まりまくる。

  • こんなに好きなのに、伝わらないのなら――   兄貴の絶望7

    組み敷いている躰がビクつくだけで、僕の手が兄貴を快感に導いていることがわかり、楽しくてならない。もっと感じさせてやろうと、兄貴の下唇を食みながら口内に舌を入れ、上顎をなぞってみる。「んぅっ、やめっ!」「嫌がってるのに、兄貴の下半身が反応してるよ。僕のに当たってる」 完全じゃなかったが、下を脱がせたときよりも大きく育っていた。それを認めたくなかったのか、兄貴は焦った表情で首を横に振る。羞恥で目の下が赤く染まり、悔しげに唇を噛みしめる姿に、どんどん乱したくなった。「僕に感じさせられて恥ずかしいと思ってるみたいだけど、そんなことがどうでもよくなるくらいに、兄貴をいやらしくしてあげるね」「わかった、辰之わかったから! おまえを好きになるから、もうやめてくれ!」「僕を好きになる?」 信じられない言葉の交渉に、兄貴の下半身に伸ばしかけた僕の手が止まった。「彼女は作らない。おまえを好きになってやる」 ところどころ震える声で告げられたセリフは待ち望んでいたものなれど、これは完全じゃない。懇願する兄貴の面持ちが、それを物語っていた。僕にいやらしいことをさせないための、兄貴の交渉――気持ちのこもっていない、口だけの約束に違いない。 目力を込めた意味深な視線を兄貴に縫いつけた僕は、そのままベッドをおり、見せびらかすように服を脱ぎ捨て全裸になった。完勃ちしている僕のを見た兄貴の目は、今にも泣き出してしまいそうに見える。「兄貴、僕を好きになるって、どういうことかわかって言ってる? 今まで見たいな、仲良しこよしの兄弟愛じゃないんだよ」「俺は……おまえとこんなことしたくない。今までのように、仲良くしていけばいいじゃないか」「残念だね。僕はもう、それだけじゃ満足できないんだよ。兄貴の心と躰の全部が欲しくてたまらない」 無様に横たわる兄貴を見下ろすと、綺麗なラインを描いた頬に涙が零れ落ちた。「なんで……。どうして、こんなことを俺にするんだ。意味が全然わからない……」「兄貴が悪いんだよ。彼女なんて作って、あんな場所で卑猥な行為を僕の目の前でしたから。誰かに兄貴の童貞を奪われるくらいなら、こうして先に僕が手を出す。それだけのことだよ」 小さく笑って兄貴に跨り、完勃ちした僕のを兄貴のモノに強く擦りつけた。

  • こんなに好きなのに、伝わらないのなら――   兄貴の絶望6

    義母が浴室に消えたのをしっかり確認してから、兄貴の部屋に戻った。ベッドから僕の顔を見た兄貴は、焦ったのか苛立ちまかせに両腕を動かす。「兄貴、今夜はお父さん仕事で遅くなるって。お母さんとそこで鉢合わせしてさ、これからゆっくり湯船に浸かるそうだよ」 あえて助けが入らないことを教えた途端に、あからさますぎるくらいに目の前の顔色が変わった。「マジかよ……」「大好きな兄貴には、真実しか言わないって。だからもう諦めなよ。そんなに暴れたら、腕に縛られた痕がついちゃうだろ」 ベッドの足元に箱ティッシュとローションを置いてから兄貴に跨り、キツく縛っている紐を少しだけ緩めてやる。部活に支障が出ないように肘よりすこし下の部分を縛っていたが、シャツの上に食い込む紐の様子から、間違いなく内出血しているのがわかった。「外せよ!」「外したら逃げるくせに」「外せって、やめろ! こんなことしても、俺はおまえを好きになんてならないぞ」 他にも罵声を浴びせられたがすべてスルーし、兄貴のシャツのボタンを外した。これからはじまると思うと興奮するせいで手元が危うくなり、外すのに少々てこずってしまった。「兄貴の仰せのとおりに外してやったよ」「ボタンじゃなくて、この紐を――」「腕を縛っているからシャツはギリギリまで開けさせといて、下は全部脱がせるからね♡」 両手をかけて部屋着を下着ごと引っ張ろうとしたが、兄貴は両膝を合わせてそれを阻止した。下半身が出ているというのに、それでも膝の上辺りでズボンが引っかかる微妙な抵抗を見て、笑わずにはいられない。「まったく、兄貴は馬鹿だね。こうやって無駄な抵抗されると僕が興奮して、それ以上のコトをしちゃうかもしれないっていうのにさ」「これ以上のこと……? なにするんだ、俺にはさっぱりわからない」「このままでもいいや。さぁはじめるよ」(兄貴の目に、僕はどんなふうに映ってるんだろ。今まで仲良く接していた弟に性的に襲われるなんて、夢にも思っていなかっただろうな) 両腕で兄貴の頭を抱え込み、好きという気持ちを押しつけるようにくちづける。少しだけざらついた唇を、舌でゆっくりと左右に舐めあげた。夢にまで見た兄貴の柔らかい唇を舌の表面に感じただけで、何とも言えない気持ちになっていく。「ひっ!」

  • こんなに好きなのに、伝わらないのなら――   兄貴の絶望5

    「兄貴に彼女ができたって聞いたときは、すごく焦ったよ。バレー部の主力であるエースアタッカーの兄貴に、いろんな女子が言い寄ってたのは知っていたけど、忙しいことを理由に全部断っていたでしょ」「……ああ」 跨ったまま、僕が知っている事実を感情を込めずに告げると、兄貴はいつもより低い声で返事をした。怒っているのとは違うそれに、手を出すことを躊躇しそうになる。「あの女子は兄貴の好みを徹底的に調べあげてから、時間をかけてちょっとずつ距離を縮めていったんだよ。あえて、自分を印象づけるために。すべては兄貴の気を惹くためにさ」「梨々花がそんなふうにアプローチしてることくらい、わかってたって」 兄貴は縛られた両腕に力を入れつつ、僕から顔を背けた。もがけばもがくほどに、紐がどんどんキツくなっていく縛り方をしているというのに、それでも抵抗を続ける。「しかも彼女、パパ活しながら中学生とも付き合う、器用な女子だもんね。初心な兄貴を落とすくらい、わけなかったんじゃないかな」「それでも俺は、梨々花が好きだったんだ!」 内なる苛立ちが、怒鳴り声になって表れた。馬鹿女に二股かけられたことや、こうして僕に縛りあげられていることなど、ままならない現実ばかりで、兄貴としては嫌気がさすだろう。「だったら、兄貴はあの女に騙されたままでもよかったの? ずっと好きでいることができる?」「それは――、くっ!」 なにかを言いかけたのに、つらそうな面持ちで言葉を飲み込む。「兄貴が不幸になる姿なんて、僕は見たくないんだよ……」 兄貴の背けた顔を元に戻すべく、頬を掴んで自分に向ける。悲壮なまなざしが僕を捉えた。「僕が兄貴を幸せにしてあげる。だからゆだねて……」 一旦兄貴の躰から離れて部屋を出た。ローションのボトルまでポケットに忍ばせることができなかったせいだったが、自室の前で義母とばったり鉢合わせた。義母は寝室から着替えを手にして、ちょうど出てきたところだった。「お父さん、帰りが遅くなるの?」 いつもは父が入浴後に義母が風呂に入っていたので、簡単に答えを導き出せたが、答え合わせすべくあえて訊ねてみた。「LINEで連絡があったわ。だから先に、ゆっくり湯船に浸かるつもり。辰之は、宏斗に勉強教えてもらいなさい。頑張って」「ありがとう。兄貴には、手取り足取り教えてもらうつもりだよ」 弾んだ足

  • こんなに好きなのに、伝わらないのなら――   兄貴の絶望4

    「宏斗兄さんが好きなんだ!」 鈍すぎる兄貴に分からせるように、僕は迷うことなく両腕を使って兄貴の上半身にしがみついた。重なったところから伝わるぬくもりに、ゼロ距離なのを意識する。ドキドキが止まらない――。(告白されることに慣れているイケメンの兄貴は、どんな気持ちで僕の告白を聞いただろうか。ただの兄弟愛と思っているから、僕の抱擁に抵抗しないとか?)「辰之ありがとう、俺のことを大切に思ってくれて」 思った通り、僕の気持ちが伝わっていないことに、内心舌打ちした。それでも抱きつく僕の背中を優しく撫でる兄貴の耳元に、そっと顔を寄せる。「兄貴は僕のこと、どう思ってるの?」 答えはわかっているのに、訊ねずにはいられない。目を閉じて兄貴の返事を待つ。「そんなの、好きに決まってるじゃないか。俺を大切に思って、やってしまった行動はいただけないけど、それでも嬉しいよ」「兄貴、違うんだ。そうじゃない……」 僕は閉じていた目を開けるなり、自分の全体重を兄貴にかけて強引に押し倒した。スプリングで弾んだ躰を逃がさないようにすべく、ベッドに押さえつける。兄貴の下半身にいつの間にかカタチを変えた僕のモノが当たってるせいで、告げた言葉の意味が嫌というくらいに理解できただろう。「辰之、なんでおまえ…こんなこ、と――」「言ったろ、好きだって。この世の誰よりも兄貴を愛してる」 愕然とした表情で固まる兄貴の唇に、ドキドキしながら触れるだけのキスをした。「んうっ!」 顔を左右に振りながら僕からのキスを逃れた兄貴の両手を、隠し持っていた長い紐で素早く縛りあげ、ベッドの上部にある支柱にキツく拘束した。「体に力が入らな……おまえ、俺になにか飲ませたな。くっ、やめてくれ……」「部活をやってる兄貴に、体力が劣る帰宅部の僕が勝てるわけがないしね。あの紅茶に、一服盛らせてもらったよ」「……辰之、このまま俺を抱くのか?」 それでも抵抗しようと両腕に力を込めつつ、訝しげに細められた兄貴の瞳が、長い前髪の隙間から見え隠れする。どことなく色っぽく見える双眼に、ずっと見つめられたいと思ってしまった。「まさか、抱かないよ。僕は兄貴の童貞を奪うために、こういうことをしたんだ」「なっ!?」 僕のセリフを聞いた兄貴の口が、ぽかんと開けっ放しになる。イケメンを崩すような仕草をされると子どもじみて見える

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    「彼女のすごい情報ってなんだよ。スリーサイズなんて話だったら、今さら聞いても驚かないからな」「だよねぇ。兄貴は彼女の躰に直接触って、体感しまくっているもんなぁ。実に羨ましい!」 両手で空中を揉みしだくジェスチャーをすると、兄貴は恥ずかしそうに顔を背けながら持っていたマグカップを机に置いた。「謝ったんだから、いつまでもそれをネタにするなよ」「彼女、兄貴と中学生を二股かけてる」 おふざけから一転、僕が事実を率直に言った途端に、兄貴の表情は瞬く間に曇った。「辰之、やめろよ。笑えない冗談言うなって」 突っかかる口調で反論した兄貴の声色から、認めたくない気持ちが伝わってきた。 僕は黙ったまま、ポケットに忍ばせていたスマホで盗聴器の音声を流す。仲のいい女子の甲高い声をまじえたやり取りを聞いていくうちに、兄貴は顔を青ざめさせ、右手で口元を押さえた。「梨々花がこんなことを言うなんて……。嘘だろ」「兄貴と同じバレー部にいる箱崎の彼女からも、この話を聞いてる。僕は裏をとっただけなんだよ。これが彼女の本当の姿ってこと。兄貴を騙して二股かけてる、すっごく悪い女だよねぇ」「裏をとったって、どうやって……」 兄貴の疑問に答えるべく、スマホの電源を切り音声をオフにしてから、意を決して口を開く。「教室では男子の目があるから、女子はこういう話をしないものだろ。男子の目が絶対に行き届かないところと言えば、どこだと思う?」「そうだな……女子更衣室とかトイレくらいだと。辰之、おまえまさか!」「僕は真実が知りたかった。兄貴が深入りして傷つく前に、なんとかしたかった」「俺のためだからって、いくらなんでもこれはやりすぎだ。なんて馬鹿なことをしたんだっ!」 ショックで躰をぐらつかせた兄貴は、そのままベッドの上に腰を下ろす。重みの伝わったベッドから、軋む音が耳に聞こえた。早く兄貴をベッドに組み敷いてギシギシ鳴らしたいと、どうしても気持ちが急いてしまう。「僕は、馬鹿なことをしたとは思わない。兄貴が好きだからやっただけ……それだけなんだ」 兄貴の目には演技じみて見えるかもしれないけれど、胸に手を当てながら想いを告げた。溢れんばかりの気持ちをもっと伝えたいのに、それ以上の言葉が出てこなくて、シリ切れトンボになってしまう。「辰之?」 告げられたセリフの意味がわからなかった兄貴は、

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     内なる苛立ちがバレないように、奥歯をぎゅっと噛みしめながら自室に移動した。素早く鞄を手にして、リビングを背にしたまま声をかける。「行ってきます」 僕のかけ声を合図に義母が椅子から立ち上がり、慌てて追いかけてきた。「辰之、忘れ物はない?」「ないよ。帰りは、いつもどおりになると思う」 しゃがんで靴を履いていたら、いつの間にか兄貴が傍にいた。振り返って目を合わせた瞬間に、後頭部を撫でられる。「寝癖くらい直さないと、彼女できないぞ」 兄貴に指摘されたことが恥ずかしくなり、その手を容赦

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    馬鹿女は腰に回っている兄貴の片腕を手に取り、自分の胸元に導くなり、押しつけるように触れさせた。「梨々花こんな場所で、それはダメだって」 声を押し殺し、周囲に視線を飛ばして慌てふためいた兄貴だったが、言葉に反して触れている手はそのままだった。 血気盛んな童貞の男子高校生。滅多に触れる機会のないものだけに、兄貴の気持ちもわからなくはない。「黒瀬先輩に触ってほしかったの。先輩のモノにして」「梨々花……」「先輩の全部がほしい。お願い」 馬鹿女の手が、兄貴の大事な部分に迷うことなく触れた。感じるように優しく上下に擦る行為で、気持ちよさに身をまかせた兄貴は息を切らしつつ、胸を激しくまさぐ

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