ログイン「兄貴――」 ブレザーの裾を強く引っ張り、俺に自分の顔をしっかり見させる辰之。その瞳は痛いほどに熱く、想いが溢れんばかりに揺れていた。 だからこそ、この瞬間に伝えなければと思った。「辰之……俺は、弟としてじゃなく、一人の男として……お前が好きだ。愛しくて、愛しくて……このままじゃ、お前をめちゃくちゃに犯してしまいそうなくらい……」 声が上ずり、ところどころ裏返りながらも、俺は必死に想いを吐き出した。 辰之は一瞬目を見開いたあと、頰に満面の笑みを咲かせた。それは見惚れてしまうほどに甘く、嬉しそうで淫らだった。「兄貴……これまですれ違った分だけ、思う存分に僕をめちゃくちゃにしてほしい。宏斗兄さんの中に燻ってる気持ち……全部、僕にぶつけて。今すぐに!」 互いの顔が自然に引き寄せられ、唇が重なった。 熱く、湿った、貪るようなキス。辰之とキスをするのはこれが初めてじゃないはずなのに、胸が苦しいほどに鼓動が鳴り、唇が震えて情けないくらいおぼつかないものになった。 それでも辰之は俺の未熟なキスを優しく受け止め、逆に自ら舌を差し入れてきた。ねっとりと絡みつき、唾液を啜るような深い口づけ。甘い吐息が混じり合い、部室内に卑猥な水音が響き始める。「ん……はぁ……宏斗兄さん……もっと……」 キスを繰り返しながら、俺は弟のワイシャツを乱暴に引き剥がし、白い肌を露わにした。指先で乳首を摘まみ、強く転がすと、辰之が甘く喘いで俺の背中に爪を立ててくる。「宏斗兄さん……うぅっ……俺をもっと求めて……ぁあんっ、すごくいいよ……」 その声に理性が溶けていく。俺は辰之をその場に押し倒し、首筋を貪るように吸い上げ、胸から腹へ、太ももへと唇を這わせた。潮でまだ湿っている股間に顔を埋め、敏感になった肉棒を再び口に含む。 じゅぽっ、じゅるるっ……れろれろっ……。 昼休みの短い時間など、もうどうでもよかった。5限目のチャイムが鳴っても、俺は辰之から離れられなかった。弟の窄まりに指を沈め、かき回し、十分にほぐしたあと——俺は熱く脈打つ自分の肉棒を、辰之の濡れた尻穴に押し当てた。「入れるぞ……辰之……」 「うん……きて……兄貴の全部、奥まで……」 熱く締まる腸壁に包まれながら、俺は弟の最奥まで一気に突き入れた。辰之が背中を仰け反らせ、甘く長い喘ぎ声を上げる。 放課後を知らせる合図
辰之が大きくビクビクと全身を痙攣させた瞬間、俺の手がびちゃっと熱い液体で濡れた。 驚いて上半身を起こして見下ろすと、弟の肉棒が激しく脈打つたびに、透明で粘度の低い潮がだらだらと溢れ続けていた。 ベンチの上に大きな染みを作り、俺の手首まで伝って滴り落ちる。「うあ、ぁああっ♡♡ んッ……あっ、あんっ……もぅ……だめ……ッ!」 ぐったりと脱力しながら目を閉じ、荒い口呼吸を繰り返す辰之の姿は、ひどく淫らで儚かった。俺は言葉を失い、ただその濡れた股間を見つめてしまった。「あのさ、辰之……お前——」 「兄貴……やりすぎ。感じさせたいからって、潮吹きさせるなんて……信じられない……「潮吹き……!?」(おしっこじゃなかったのか……。ごしごしやりすぎて尿意を催させたのかと……) 俺が呆然としていると、辰之は恥ずかしそうに頰を染めながらも、俺のブレザーの襟をぐいっと引っ張ってきた。「兄貴のバカ……責任、取ってよ」 「責任って……ちゃんと拭いてやるから」 「そうじゃなくて……僕、まだイキ足りないんだけど?」 「えっ……?」 辰之は上目遣いに俺を見つめ、熱い吐息を漏らしながら続けた。「兄貴の勃起したあれを見せられたせいで……奥が疼いて、どうしようもないんだよ」 そう言いながら、襟を掴んだ手で俺のブレザーの裾を捲り上げ、すでに痛いほど硬くなった俺の股間をわざと見せつける。ズボンの上からでもはっきりとわかるほど、大きく膨らんだそれを。「ここ……これについては構うなとか、刺激を与えるなとかお願いしたくて!」 弟の視線が熱く、ねっとりと俺の股間に絡みつく。ごくり、という俺の喉の音が、静まり返った部室に妙に大きく響いた。「宏斗兄さんは……僕とひとつになりたくないの?」 「ひ、ひとつって……あの、この間俺の部屋でしたアレ……?」(勃起したままこんなマヌケな質問をする俺は、本当に最低だ……) 視線を彷徨わせていた俺は、渋々辰之の顔に向き直った。そこにあったのは、意地悪くも艶めいた微笑みだった。弟は唇を少し尖らせながら、甘く囁く。「さっきはバイブを取り除くことに必死だったから気づいてなかったかもしれないけど……僕は、挿入された兄貴の指に感じまくってたよ。バイブなんかより……ずっと、ずっと気持ちよかった」 辰之は俺の手に自分の濡れた尻を触れさせながら、熱い吐
嫌われていなかったことがわかって内心で嬉しかったのに、若林先輩と関係を続けていた辰之のことが、どうしても許せなかった。「それでも尻には触ってやらない。絶対に……。俺の口だけで、辰之をイカせてやる」 若林ができなかったことを、俺がやってのけてやる。そう思うと妙に燃えてきた。俺は辰之の腰骨を優しく押さえつけながら、じゅぽじゅぽとわざと大きな水音を立てて頭を激しく上下させた。「あ゛っ……あ、あ、ッひィ♡ 宏斗兄さんっ……!」 口の中で辰之の肉棒が一気に質量を増し、血管が浮き上がってびくびくと暴れ始めた。そろそろ限界が近い。 俺は空いた左手で弟の左胸の乳首を摘まみ、強く捻りながら転がしてやる。確かここが一番感じるはずだ。「ふ、うぅ゛う……う~~っ! もっ……出る、出ちゃうよ……! 離れて……あ、兄貴の口の中に……イぐっ、イぐうぅっ!」 辰之は離れてと言いながら、逆に俺の頭を抱え込むように腰を激しく前後に振り立て、喉奥めがけて肉棒を突き入れてくる。苦しくて息が詰まりそうだったが、俺はさらに喉を締め付けるように咥え込み、舌をねっとりと絡めながら頭を前後させた。 瞬間、口内に熱く苦い精液がぶわっと広がった。「イってるからぁあ……! あ゛っ、やっ……止まってぇ……むり、らからぁあ゛……ッ!」 勢いよく飛び出す精液を、俺は最後の一滴まで吸い上げ、舌で丁寧に絡め取った。濃厚でねっとりとした味が舌に広がり、喉の奥に流れ込んでいく。「ゃ、や゛ぁ……兄貴っ……見ないで……見ないれ゛、ぇ……!」 射精が収まった後も、俺は弟の肉棒を口からゆっくり引き抜きながら、手で根元から先端まで激しく扱き続けた。敏感になりきった亀頭を親指で重点的に擦り、尿道を圧迫するように刺激する。 辰之は顔を真っ赤にし、両足をばたつかせながら全身を激しく痙攣させた。「ずっと……いっへう゛ぅッ……! とま、らな……あ゛あぁあ゛ッ!」 「辰之、もっともっと気持ちよくなれ。そんなお前が、俺は好きだ!」 俺は弟の痙攣する上半身に片腕でしがみつき、耳元に顔を寄せて熱く囁いた。「ああ、辰之が好きだよ。可愛すぎて……誰にも渡したくない!」 「うぅれしぃ……宏斗兄さ……俺もしゅき♡ だからもぉ……ち〇ぽゴシゴシやめてぇっ……!」 「俺の手の中でもっと感じて。辰之を、もっとイカせたい」 「もうや
「んぅっ……んっ、美味いよ……辰之が感じてるのが、舌にしっかり伝わってくる。イヤラしい汁が、いっぱい溢れてくる……」 俺は弟の裏筋の根元から先端に向かって、舌先をスーッと長く這わせた。びくんっと肉棒が跳ね、尿道口から新たに透明な我慢汁がにじみ出てくる。「ひゃぁん♡ それ……ヤバいっ! あぁっ……!」 「あとはどこが感じるんだ?」 わかっていながら、わざと左手で熱くなった玉袋を優しく揉みしだきながら質問を投げかけた。辰之は腰をくねらせ、鼻にかかった甘ったるい声で即座に強請ってきた。「ああっ、あ……ああぁん♡ お尻も……触ってほしいっ……バイブを取ったときみたいに、兄貴の指で……ごしごし抉って、かき回してほしい……」 その淫らで恥知らずな言葉に、胸の奥がカッと熱くなった。 俺は無言で辰之の上半身を押し倒し、ベッドに仰向けにさせた。「うぅんっ!? 兄貴……?」 突然のことに狼狽した辰之が、瞬きを繰り返しながら俺を見つめる。俺は冷たい声で吐き捨てた。「それ、若林先輩にされて気持ちよかったから、俺にもしてほしいだけだろ」 無性に苛立っていた。若林という名前を出すだけで、胃の底が煮えたぎるような嫉妬が込み上げてくる。俺は弟のブレザーのボタンを乱暴に外し、ネクタイを引っ張って引き剥がすと、ワイシャツのボタンを荒々しく外していった。「アイツと何度も寝てたんだろ。そのたびに辰之は、若林の手でとことん感じさせられて、喘ぎまくってたに違いない」 露わになった白い胸と腹に、散らばった赤いキスマークを指先で一つずつなぞった。指が触れるたび、辰之の身体がぴくんぴくんと敏感に跳ねる。「わっ、若林先輩にヤられたのは……音楽室のあのときだけだよ……。抱かれるか、バイブを入れるかの二択を……選ばされたんだ……」 「なんだよ、それ……」(好きな相手にそんな選択をさせるなんて……若林は一体何を考えているんだ……) 驚愕していると、辰之が悲しげに目を細めて俺を見つめた。「若林先輩に抱かれないために……俺はバイブを入れる方を選んだ。理由は、兄貴以外にこの身体を触られたくなかったからだよ」 「……辰之は、俺のこと——」 「好きだよ。大好きだよ。兄貴以外、誰かを好きになんてなるわけないじゃないか」 弟の声は震えながらも、ひどく真っ直ぐだった。「大嫌いって言われても……
焦って奥に押してしまったことなれど、スムーズに動かせるのがわかったので、思いきって突起に指を引っかけ、そのまま手前に引いてみる。「んあっ、兄貴…その動きっ、すごく感じちゃうよ」「そんなつもりはないって。頼むから、なるべく力を抜いてくれ。締められると引っかかって、出るものが出ない」(若林先輩ってば、取り出すときの苦労を考えずに、奥に押し込んだに違いない)「うう~、難しい……」 指先に力を込めてズルズル引っ張ること数秒後に、なんとか取り出すことに成功した。「よく頑張ったな、辰之」「ハァハァ……。こんなに力を抜くことに集中したのははじめてだよ」「これに懲りたら、自分からバイブを入れるなんてするんじゃないぞ」 うつ伏せのまま横たわる辰之を抱き起し、両腕でぎゅっと抱きしめてやった。「兄貴……」 「ご褒美をやるよ。目をつぶれ」 俺からキスされると思ったのか、辰之の大きな瞳が期待に潤み、嬉しそうな表情を浮かべた。そして素直に目を閉じる。 すでに硬く反り返った辰之の肉棒が、俺の眼前でびくんっと脈打った。先端は透明な我慢汁でてらてらと光り、充血した亀頭が熱を帯びている。(……くそ。こんなものを俺が……) 一瞬の躊躇を振り切り、俺は口を開けて弟の熱い肉棒をずぶりと咥え込んだ。「んあっ……!?」 辰之の腰がびくんと跳ね、甘い悲鳴が漏れた。俺は舌を這わせ、先端のくびれや裏筋をねっとりと舐め回す。唇を窄めてカリ首を強く吸い上げながら、じゅるっ……じゅぽっ……と卑猥な水音を立てて頭を前後に動かした。「あぁんっ! それ……気持ちいいっ……!」 弟は大胆に両足を大きく広げ、俺の頭を抱え込むように腰を小刻みに振り始めた。熱く硬い肉棒が俺の口内で脈打ち、舌の上に苦味と甘酸っぱい先走りが広がっていく。「あっ、兄貴が……俺のち〇ぽをフェラしてくれるなんて……夢みたい……ンンっ!」 裏筋にねっとりと舌を這わせ、尿道口を舌先でほじくりながら、ゆっくりと喉奥まで咥え込む。じゅるるっ、れろれろっ……と音をわざと大きく立ててしゃぶり続けると、辰之の喘ぎ声がどんどん高くなっていった。「あっあっあぁ……! 宏斗兄さんんっ……! もっと、もっとシて……俺のち〇ぽ、美味しくしゃぶってぇ……!」(コイツ……本気で感じてる時に、一人称が変わる癖があるな……) 上目遣いに辰之の
*** バレー部の部室に到着し、扉にしっかり鍵をかけてから、中央に設置してある長椅子に、辰之の躰を静かに置いた。「辰之つらかったろ、大丈夫か?」 顔を覗き込んで話しかけると、瞳を細めながら首を横に振る。「兄貴が駆けつけてくれたから、平気…だよ」 辰之の顔を覗き込んだのに、なぜだか視線が絡まなかった。どこかぼんやりとしたまま、荒い呼吸を繰り返す。「バイブのスイッチは切った。もう振動しないはずだ」「兄貴が切ってくれたの?」「ああ、若林先輩が渡してくれた。おまえがオフしてやれって」 スラックスのポケットから電源を取り出し、辰之に見せてあげた。「あのさ、兄貴……」「わかってる。俺がバイブを取ってやるよ」「わかってない。それじゃダメなんだ」 辰之は俺の左手首を掴み、下半身に導いて硬くなったモノにぎゅっと押しつけた。「僕は前だけじゃイケない躰になってる。バイブで振動させないと、コレはおさまらないんだよ」「おさまらないって、そんな――」「兄貴が好きすぎて大きいのがほしくて、エッチな躰になっちゃった」 下半身を押しつけられた左手を慌ててパーにして、接触しないようにほどこした。それなのに辰之は腰をあげて上下に動かし、てのひらに擦りつける。「とにかくバイブをそのままにするのは、絶対躰に良くない! おまえが反対しても取るからな!」 掴まれた左手首を強引に振りほどき、辰之のスラックスのベルトを外して下着ごと一気に脱がせた。「んっ!」 電気をつけていない薄暗い部室の中に晒される、カタチの変わった辰之の下半身にギョッとしつつも、いつでもイケるようにと箱ティッシュを傍に準備する。バイブを取り出すときに指を突っ込む刺激で、達するかもしれないと思ったから。「辰之、恥ずかしいかもしれないが、うつ伏せになって尻を突き出せ」「兄貴、やっぱりバイブを振動させて。このままじゃつらいよ」「駄目だ、俺の言うことを聞けって!」「でも……」「俺が辰之をイカせてやる」 その言葉で辰之は素直に、指定した格好になってくれたので、意を決して右手人差し指を尻穴に突っ込んでみる。指先がなにかの突起に触れたで、それを使って引き出そうと試みた。「ぁあっ…お、奥にいっちゃう」「悪い。ちょっとだけ押し込んだ」
内なる苛立ちがバレないように、奥歯をぎゅっと噛みしめながら自室に移動した。素早く鞄を手にして、リビングを背にしたまま声をかける。「行ってきます」 僕のかけ声を合図に義母が椅子から立ち上がり、慌てて追いかけてきた。「辰之、忘れ物はない?」「ないよ。帰りは、いつもどおりになると思う」 しゃがんで靴を履いていたら、いつの間にか兄貴が傍にいた。振り返って目を合わせた瞬間に、後頭部を撫でられる。「寝癖くらい直さないと、彼女できないぞ」 兄貴に指摘されたことが恥ずかしくなり、その手を容赦
朝の弱い兄貴が、珍しくご機嫌な様子でご飯を食べていた。隣でそれを不思議に思いながら、味噌汁をすする。「母さん、今日遅くなるから」「部活?」「部活のあとに、テスト対策の勉強することになっててさ。帰ったらちゃんと飯食うから」「来年受験だものね。しっかり勉強教えてもらいなさい」「俺が教えるんだって。酷いなぁ」 ほほえましいとも言える義理の母親と義兄のやり取りを耳にしつつ、目の前にいる実父に視線を飛ばした。たぶんこれから僕に、なにかしら嫌な話題を投げつけるであろう。「辰之、おまえ勉強
*** 部活を終えた兄貴と馬鹿女が向かった先は、市立図書館の自習室だった。 図書館の奥にある自習室が見渡せる本棚の隙間に、うまい具合に体を隠し、ふたりの様子をじっくりと窺う。他にも来館している客がいるので、派手な行動をするとは思えないけれど、相手はあの馬鹿女。油断するわけにはいかない。 兄貴は馬鹿女の横で楽しそうにノートを指さしつつ、ささやき声でなにかを話しかける。僕に向けてくれるのとはあきらかに違う笑みに、胸の奥が軋むように痛んだ。(クソっ、あんな女にそんな笑顔で話しかけるなよ……) どうにも見ていられなくなり、本棚に背中を預けて天井を仰ぎ見た。奥歯をぎゅっと噛みしめながら、持っ
*** 兄貴が部活を終えるまでの時間を使って、この間女子トイレに仕掛けた盗聴器の中身を確認すべく、目立たないであろう図書室の隅の席で聞いていた。(前々回と前回は空振りに終わったけど、今回はどうだろう……) 期待を胸にイヤホンから流れる女子の会話を耳にしつつ、机の上に広げたノートにその内容を端的に書き記した。僕の姿を傍から見る分には、熱心に勉強しているように見えるだろうな。 いろんな女子からもたらされる噂話や愚痴を聞いている最中に、衝撃的とも言える話は突如はじまった。 早口でまくしたてる甲高い声に反応し、相槌する者は僅かだったが、信じられない内容にめまいがしてきた。どうにもメモする気