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第1353話

作者: リンフェイ
唯月が唯花の耳を引っ張る力は決して強くはなかったが、唯花はわざと大声をあげて、姉の同情を買おうとしたのだった。

「陽ちゃん、おばちゃんのこと助けて」

すると唯花は甥に助けを求め出した。

陽はなかなかやる子だ。それを聞くとすぐにベッドに上がり、母親の手を唯花の耳から引き剥がし、さらに叔母の前で守りの姿勢を取った。そして母親に向かって「ママ、おばたん、いたいって言ってるよ」と言った。

すると唯花が陽を抱きしめ、彼の顔にキスをし笑って言った。「おばちゃん、陽ちゃんのことを可愛がってた甲斐があったわ」

唯月はまた妹にデコピンを喰らわせて言った。「さっさと身支度を整えて、下に降りてご飯を食べなさい」

「はい、かしこまりました。姉御」

「姉御?」

「あははは、そんな本気でヤクザの姐さんみたいな顔しないでよ。お姉ちゃんは十八歳の女の子みたいに可愛いんだから」

唯花は恐ろしい姉から言い逃れしようと必死だった。

唯月はおかしくなって言った。「確かに私は十八歳の女の子みたいであることに間違いないわね。だけど、私は神様みたいに年を取らないわけじゃないの。午後車の受け取りに行くんだけど、時
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