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第1645話

Auteur: リンフェイ
「たとえば善君と結婚して向こうの家族からひどいことされても、お母さんもお兄ちゃんも何もしてくれないっていうわけ?」

姫華は詩乃に聞き返した。

「それに私は簡単に誰かにいじめられるようなタイプじゃないわよ。逆にこっちがいじめる側でしょ」

詩乃は言葉を詰まらせてから言った。「あなたは星城であれば大きな顔してても誰もあなたに突っかかってはいかないわよ。それは、神崎グループが後ろに大きな山のように構えているからなの。あなたのお兄さんが後ろ盾になってくれて、すべて解決してくれているからよ。

もし桐生さんと結婚することになったら、あなたはA市で生活することになるわ。遠くにお嫁に行ってしまったら、うちからこんなに距離があるのに、誰があなたを大事にして頼りになってくれるっていうの?」

姫華は理路整然と話した。「善君は星城で仕事をしてて、長期間ここで生活するのよ。私が彼と一緒になっても、ずっとここで暮らすわ。A市に帰るとしても、それはお正月とか行事のある時にだけ、ご家族と一緒にいるくらいよ。

何かトラブルになることだってある?それに桐生家がどのような一族かはお母さんだってよくわかっているはず
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