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第876話

Penulis: リンフェイ
唯花の気持ちを取り戻すために、面子など全部捨てると言っていたくせに。

いざ行動に移すのは、理仁にとってやはり難しいようだった。

七瀬は急いで車に戻り、主人のために、あの花束を取ってきてくれた。

「若旦那様、若奥様への花束をまだ贈っていませんよ」

七瀬は花束を理仁に渡した。

理仁は我に返った。確かに、彼は唯花に花束を買ってきたのだ。

七瀬から花束をもらい、理仁は低い声で言った。「今月のボーナスは倍にするって吉田に伝えておく」

七瀬は心の中で喜んだが、恭しく返事した。「若旦那様と若奥様が仲直りできれば、ボーナスなど、どうでもいいんですよ」

「そうか?ならそのボーナスは唯花さんの花代に回そう」

七瀬「……」

ただ自分の忠誠を示そうとした、ただの建前だったのに、それを取り消すなんて!

周りのボディーガード達は顔を背け、口を押えてこっそり笑った。

理仁は花束を持って店に入ろうとしたが、一歩踏み出してまた引き返し、ボディーガード達に言った。「お前たちはもう帰ってくれ。お前たちを見れば、唯花さんは俺が騙したことを思い出すだろう」

彼が連れているボディーガード達は星城の人間に
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