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第452話

Penulis:
翌日、正雄の誕生日。

月子は朝早くから起きて、髪を洗い、シャワーを浴び、ドライヤーで髪を乾かすと、そのままウォークインクローゼットへと向かった。

綺麗に並べられた服に手を滑らせ、最終的に白いノースリーブのセットアップに止まった。ボトムスは同じ素材のワイドパンツだ。

それはシルエットが良く、着ると洗練された印象で、シンプルながらも上品なデザインの装いだった。

月子はこの服を選んだ。

昨日会社を出る時、静真から貰った服をちらりと見たけど、淡いピンクの上品なワンピースで、清楚でおしとやかなイメージは、愛らしい少女のような雰囲気だった。

彼女はそのデザインが全く気に入らなかったのだ。

だから、プレゼントも服も会社に置いてきて、持って帰ってきていない。

着る服を決めると月子は迷うことなく着替えた。

そして髪を後ろでまとめ、シルバーのイヤリングをつけた。シルバーは彼女の雰囲気によく似合っていて、ほどよく洗練されたクールなイメージだった。そもそも彼女には優しい雰囲気など似合わないのだ。

着飾り終わると、月子は薄く化粧をした。

プレゼントは彼女が買った白磁のティーセットで、リビングに置いてある。

月子はそれに合うバッグを選び、部屋を出ると、ちょうど隼人も出てきた。

隼人はまだ部屋着姿のままだった。既に準備万端の月子を見て、彼は少し驚いた。「もう行くのか?」

「ええ、先に行きます。ちょっと静真と用事がありますので」月子は隼人と一緒に正雄の誕生日会に行くわけにはいかないのでそう答えた。

隼人は彼女が離婚を覆さない決意していることを既に知っていたので、月子も深く説明する必要はなかった。朝食について少し話をした後、二人はリビングへと向かった。

それから月子は正雄へのプレゼントを手に取り、隼人に一言言ってから、家を出た。

……

今日は正雄の73歳になる誕生日だ。盛大なお祝いではないが、それでも親しい友人や親族が大勢集まる予定だった。

正雄は静かな場所を好むため、誕生日会の会場は邸宅から程近い山荘で行われることになっていた。そこはリゾートホテルで、山と川に囲まれ、景色も良く、登山や釣りも楽しめて、食事やレジャーで一日中過ごせるような場所だ。

その頃、正雄はまだ邸宅にいた。

月子は事前に電話で彼に連絡し、先に行くと伝えていた。

連絡をした時はまだ7時で
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