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22話

مؤلف: 佐伯れもん
last update تاريخ النشر: 2026-04-29 12:42:17

弥一は彼女が座ったのを確認すると、自身も席に戻り座った。

そして、いつも通りその手を行儀良く合わせると、「いただきます。」と、言った。

それなのに、なぜか弥一は料理に手をつけようとしない。

彼に出した鯛茶漬けは、いつも出すものと寸分違わぬものだった。まあ、少々味や盛り付けの違いはあるかもしれない。とはいえ、あくまでも"少々"だ。そうなはずである。

何が彼の気に触ったのだろう、とかすみは弥一に出した料理の粗探しをする。しかし、何がダメなのかがさっぱりわからなかった。

おずおずと視線を上げたところで、それが弥一の視線とぶつかった。

弥一は、かすみのそのハの字になった眉に内心笑ってしまったが、そんな感情は一切表に出すことなく、「食べてもいいの?」と、聞いた。

むしろなぜ食べてはいけないと?

そう思ったかすみだったが、「もちろんです。どうぞお召し上がりください。」と言って微笑んだ。

その言葉に、弥一はそのゴツゴツと男らしくも、整った指先で急須を持ち上げると、どんぶりへと出汁を注ぐ。

注ぎ終わると、急須を箸に持ち替え食べ始めた。

かすみは彼に声をかけ
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