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第 174 話

Auteur: 江上開花
保司の誕生日パーティーに来ていたのは若者ばかりだったが、撮影スタッフを除けば、他の来場者はほとんど芸能界とは無縁で、天万願や航のような人々は、ボンボンか、セレブだった。

まともな家柄で、離婚した元妻を一文無しで追い出すようなことはしない。

たとえ、物乞いにくれてやるように数千万円を投げ与えたとしても、慰謝料なしで追い出したという噂よりはましだ。

ましてや辰川家は二代にわたって、慈善家として注目され、清廉潔白で仁義を重んじる家風で世に知られていた。それが晴子の一言で、将臣のプライドは公衆の面前で引き裂かれたのだ。

路加は将臣の反応を見る勇気がなかった。事態の展開は完全に彼女の予想を超えており、彼
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